2009年11月10日 (火)

引きこもりブログを読んで思う

昨日、夜中に目が覚めて、ベッドで悶々としているのも建設的じゃないと思い起きた。

PCに向かい、R25に出ていた「夫(スペース)」とGoogleに入力してみた。

真っ暗闇の中で光るモニターに映し出された予測変換第一位は、見事「死んで欲しい」だった。

「妻(スペース)」では「誕生日 プレゼント」である。悲しすぎる現実を目を擦りながら受け入れることとする。

では、という感じで「引きこもり(スペース)」と入れると、「ブログ」という意外な予測変換が現れた。

検索されたブログの一つに訪れてみた。考えてみたら、引きこもり中の若者の部屋や、家を出て来てからの彼らには、いっぱい付き合って来たけど、引きこもり中の人のブログを読むことはほとんどなかったな。

ちょっと迂闊だったなと思いながら、読みはじめる。

最新記事で、上手く書けないし、もはや書くことがないと、終了を宣言していた…。思うようにいかないもどかしさが文章の端々から感じられた。

やる瀬ない気持ちになりコメントを見たら、なぜか引きこもり当事者の母親が場違いに相談していたり、悪ふざけあったりしていたが、応援のメッセージの方が目立っていた。ていうか、普段コメントがつくことのない僕のブログよりもコメントが多い…。ま、いいんだけど(苦笑)

吸い込まれるような独特な文章の“間”に魅力を感じ、過去の記事を読みはじめた。

どうせすぐにまた寝床に戻るだろうと、時系列ではなくカテゴリーで読みはじめた。

これが後で後悔するほど、僕は彼の独白と、真夜中の散歩、野宿旅行というエピソードにのめり込んでしまった。

彼は真夜中しか外出できない。人気を避け続け歩き続けると坂だらけとなり、迷子になるという素朴な教訓が、切なく胸を打つ。

彼は家族の誰かの使われなくなった携帯カメラをある日持ち出す。でも、そんな夜中の被写体は街灯だけ。

真っ暗闇に朧に浮かび上がる街灯や、かろうじて見える満月が続々とアップされていく。それらは異様なほど儚い。

小学生二年生から、他者とのコミュニケーションの出来なさを実感し、高校二年からは一切のコミュニケーションを絶ち卒業と同時に引きこもり。

今年八年目というから26歳くらいの青年か?

真夜中の徘徊しかできない彼にとっての精一杯の目標は、昼間に電車に乗り繁華街に出ることと綴っている。

就労支援というものを父性的に捉えている人が多いが、このような時期のひたすらな母性的な支えがあった後の、慎重な押し出しということを理解して欲しいと思う。

そんな彼が野宿の旅に出る。コンビニでの買い物が苦手な彼が大量の食糧を家から持ち出し、重さに後悔する様は滑稽でもあるが、ここではじめて曇り空だが昼間の空がアップされる。

ブログ自体が黒一色。僕も暗闇の中で見てたから、この曇り空が眩しかった。涙が出そうになった。顔も身体も映らない彼を想像してみるがまるで想像ができない。

時系列が一気に過去に戻る。全部を読んだわけではないので、前後がわからないが、やむにやまれず三ヶ月くらいバイトを彼はした時期がある。ここら辺のいきさつ、バイト中の彼の心境を改めて読み返してみたいと思う。

そのバイトで買ったのがパソコン。そしてはじめたのが、どうやら僕が読んだブログらしい(リンクを貼るのは迷惑になるかもしれないのでやめておいた)。

その時の彼の望みは、「なんとかこのPCで生活費を稼ぎたい」というものだった。

今、僕の回りで引きこもりと在宅ワークというものが、自立支援の選択肢として有効なのか、という議論がはじまろうとしている。

正直、自分の立ち位置を模索していた。正直多くのリスクばかりを想像してしまい、慎重派という立場を取らざる得ない感じだった。だけど、昨夜、彼のブログを読み、そんな彼らの生きる希望として、自立へのステップとして、在宅ワークという選択肢があってもいいのかと、少し考えた。

今後も彼のブログを見守ってあげたい。可能なら、何か力になれることはないかともいろいろ考え、ハマトリアム・カフェが彼らにとって有益な情報源であるのか、どうしたら有効になれるのかを考えてしまう。そしていつまでも眠れない夜となってしまったのだった。

Today's BGM is
Lou Reed/American Poet
755624 これは2ndの『Transformer』発売後のツアー。海賊版で出回っていたものの正規盤。ヴェルベット時代の名曲「I'm Waiting for My Man」「Sweet Jane」などとのバランスが自然なのが逆にちょっと驚きである。『Transformer』がボウイのプロデュースでグラムロックなゴージャスな仕上りだったものが、スコンとバンドサウンドになった故の馴染みであるが、まあルーですから。このメイクはみんなパクったなあ。俺もしてみたいなあ(笑)

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2009年11月 8日 (日)

若年者就労支援とICT

このタイトルで、検索をかけてみてください。多分、このブログが一番上にヒットするでしょう(多分)。

何が言いたいかというと、同じように「医療とICT」や「福祉とICT」で検索するとそれこそいろいろ出て来るんです。ほぉ〜進んでるなあ、なんて眺めていて、ふとタイトルの「若年者就労支援とICT」で検索をかけたら、まだ僕が最近書いたブログやツイッターのつぶやきがヒットしている状態なんです。

遅れている!

なんででしょうか?これを解き明かすために来年度のとある助成金に応募してみたいんですが、エントリーシートを作成していく中で、気づいた事、感じたことをちょっと書き残しておきたいと思います。

医療現場と福祉現場と、若年者就労支援現場の違いは何か?

医療・福祉現場には厳密な資格や規定があるけど、若年者就労支援の現場にはない。前者には統一されたルールがあるけど、後者には支援団体の独自のスキルや文化で運営されている。ある種の秘伝(クローズ)の部分がある。

最終的にはこの議論に尽きると思うのですが、昨日呑んでてこんな話をしました。

「医者が病気を治し患者を社会に復帰させるのと、支援者がひきこもりの若者を懇切丁寧に支援して社会に復帰させることに違いはあるのか?」

「ない。逆に支援者がひきこもりを社会復帰させた場合、納税者を一人誕生させたという付加価値が生じる」

「なのに、医者と支援者の収入の差が雲泥の差があるのはどういうことなんだよ!?」

「この社会的なステータスの差はなんなんだ!」

とまあ、憤ったわけです。最近、自分の憤りを解決するには、やはり最終的には政治が動かなければ解決しないと思うのです。また、それを現実にする術がなんとなくイメージできるような気もして、なんとか動いてみようよと思うのです。いや、僕が政治家になるわけではなく。

話をこの路線から戻すと、個人情報の高度な取り扱いが、技術的にもモラル的にも発生するわけですよね、ICT導入には。若年者就労支援の業界にはここを支え切る経済的なバックグランドがないということもあるのではないでしょうか?

プライバシーマークの取得から維持管理という流れを想像しただけでも相当負担感が強い。その意識とセキュリティーの強化を鑑みた場合、現状の紙と鉛筆スタイルが効率的であるということになる。のもよくわかる…。

僕は退職するまでの最後の4年間は出向していたわけなんですが、週に一度は本部勤めがあるわけです。この時に一週間分の状況把握をするために目を通すわけですが、これが苦痛。しかも、事後ですからね、今更な感じで。あれを、その瞬間、離れていても見ることが出来れば、夜はこんなことに気をつけろよ、だとか、それならそこにいい人が居るぞ、とかアドバイスが出来たわけですよね。

このロスは非常にもったいないと思うのです。例えば、これをICTの活用で解決出来るわけですよ。

内閣府が、「子ども・若者育成支援推進法」というものを来年度から本格的に取り組むということですが、内容を読んでみると様々な若年者の自立支援に関わる団体の連携が出来上がった上での話になっています。「どのように連携を果たしていくのか」ということは、「どのように情報を共有していくのか」に他ならないと思います。

この辺で、議論が活発に進むといいですね。

Today's BGM is
Beck/Midnight Vultures
Beck_midnight ベックにこういうことをやらせたら、そりゃあすげえっすよ。何をやらせてもあざとい、ちょっとえげつないぐらいにやっちゃう人がベックだと思う。これでボノみたいなカリスマなルックスと言動だと嫌われそうですが、基本インドアなオタク系というところに愛すべきキャラがある。それにしてもアゲアゲの「Sexx Laws」の後半に登場するバンジョー!このセンスがルーツミュージック好きのハートをくすぐるんですよね、いいっす。

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2009年11月 6日 (金)

助成金申請書類作成で、引きこもりについて考える

昨日から取り掛かっている、助成金の申請書類。

頭の中にはこのところ考え続けていたビジョンがあって。よく出来た申請書類なんで、質問に沿って頭の中を整理していくのを、ちょっと楽しみにしてたりして。

だから、まあなんとかなんべえと思い、ぎりぎりまで先送りにしてきてしまっていたんです。

質問項目を前に身が引き締まりますね。おまえは何がしたいんだ?ってね。この感じは大切にしたいです。

文章にして、その課題の実証をしてみたら、なんとも主観的だったり、課題解決の成果が一人よがりだったりするわけですよ。

あちゃーって感じで、ビミョーに違うなぁ、みたいな。

脳って、ほんと持ち主に都合よく作られているもんだと関心です。

逆に言えば、言葉にしないことがいかに危険かということです。

アントレプレナー・シップの一つには、自分が考えていることを言葉にしてぶつけてみる、ということがあるような気がします。

これが苦手な人が結構多いと思います。「ねえねえ、これどう思う?」この繰り返しが大切だと思います。

不意に引きこもりの話をしますが、引きこもりはこれが何年もないので、歳だけ取って成長がないという勿体ないことになるんですね。合点。

書類の方ですが、それでも二日目の夕方には八割方出来上がってて、読んでみると、これはやってみる価値があるぞと思えるようになってきて、ワクワクしはじめたりしてるんです。ちょっと成長したんですね〜、アイデアが。

途中、やっぱやめっか?なんて弱音を吐いたりしたのにね(笑)。やめなくてよかったね。

これまた引きこもりを引き合いにだすと。

僕は人を巻き込んじゃったんで引くに引けない状況が強制的にあったんです(苦笑)

引きこもりは人を巻き込まないから、いくらでも約束をチャラにできる。これが長期化する最大の原因なんですね。

協力者として、お隣りの社長にも入ってもらってて、要所要所で相談できたりしてというのは、なんかいいですね。

やっぱり、そういう人がいる心強さは掛け替えがないものですね。

土日を使って予算を立てたいと思います。僕の苦手な数字です。大学関係者の方には調査研究のスケジューリングをチェックしてもらおう。

これ駄目なら、あの人のとこに持って行ってみようとか、アイデアがいろいろ膨らんで楽しみ。

こういう作業は、助成金獲得だけが成果じゃないところがいいですよね。頭のスポーツです。

スポーツってゴールとか終わりがルールで決まってるから、清々しいんだと思います。引きこもりにはそれがないじゃん。だから自分でこだわりのルールを決めていくんだろうけど、やっぱり終わりという設定は自分では付けれないんだよ。

だから誰かの力が必要なんです。僕らは力になりたいと考えています。

はい。内容は、ここで喋っていることの実証と検証です。どうなることやら(笑)

Today's BGM is
Hirth Martinez/Big Bright Street
1l00456 ハース・マルティネスの2ndです。1stと作り自体はほとんど変わりませんが、プロデューサーが1stがロビロバ(こういう言い方はしないか!?)、こっちがジョン・サイモン。いやあ、どっちも凄いぞ!何だけど、軍配は1stに上がるのでは?僕も1stばっか聴いてこっちはあんまり聴かない。なぜか。1曲目なんですねえ、それだけなんですねえ。1stの1曲目が良すぎなんですねえ。カバーを発見しました。凄くいいです!Dr.Johnを甘くしたような歌い口と、ちょっと南国なサウンド、でしょうか?いい曲多いですよ。




例のカバーしてる人たちBe The Voiceという日本人の二人組みたいです。なかなか良いです良いですねえ。ちょっとボニー・ピンク過ぎますかね。

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2009年11月 5日 (木)

社長になると仕事力があがる

なわけないですよ(苦笑)

日に日に、社長としての重責を実感する今日この頃。皆さんは社長をちゃんと敬っていますか?

アントレプレナー・シップというドリーミーなものと、経営というリアリティは、どこでどう交わるのか、よくわからなくなってきています。

「長」の付く方々に、散々盾突いて生きて参りましたが、長の付く皆さんのご苦労、お察しできるようになって参りました。その節はとんだ失礼をしたとは思いますが、ある意味順番ですから。突き上げられ冥利みたいなものもあるんだろうし、まあ、いいか。

でもって話を戻すと、僕みたいにいきなり長が付いたからといって魔法がかかっちゃうわけもなく、やっぱり人には限界があって…。

超えられない能力の壁が立ち塞がってて…。

結局、いつもの自分がいつもと変わんない作業効率で仕事をしているだけで…。

NPO時代と同じ仕事の仕方してたら、会社が潰れるぞ、って自分に鞭を打っても、やっぱり自分は自分であってさ。

仕事が速いのか遅いのかではなく、ただ遅いとしか思えないような。でもそこを超えていきたいんですよね。せっかく起業したんだからさ。

その「超える」のキーワードには、絶対「どうPCから離れるか」というのと「どうPCを味方につけるのか」という、相反する要素が含まれてると勝手に思っています。

模索中。

もうひとつは、やっぱり、どうチーム力を上げるかだよな、と思う。

Today's BGM is
Ramones/Ramones Mania
Ayl584_1 僕はまだ聞かれたことありませんが、子供に「ねえねえ、パンクって何?」と聞かれたら、これを聴かせようと思います。ピストルズとかクラッシュなんかはダメなんですよ。ラモーンズなんですよ。でもって、ロネッツあたりを引っ張り出して来て、こういうのを速くカッコよくしたのがパンクなんだよ。音楽は繋がってるんだよ、なんて話をしたい。「何か気付かないかな?そうだねえ、ギターソロがないんだねえ、弾かないんだなジョニー・ラモーンはソロをなあ、あ、みんな名前にラモーンが付くんだよ、兄弟じゃないのに」。

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2009年11月 4日 (水)

言い出しっぺという勇者について

前回のブログに、にわかに反響がありました(笑)。なんか、すごいしっくりきた、みたいな。そこで、調子に乗ってもう少し勇者言い出しっぺについて書いてみたいと思います。

KYという言葉が流行しましたが、空気読んじゃうと、言い出しっぺは誕生しないんだと思います。

自己責任論というなすり合いは、なすり付けられたらさあ大変なんで、なすり付けられないようにするのに、みんな必死です。

セミナーの最後によくある「何か質問がある方いませんか?…じゃあ私と目が合った方を指しましょう」と言われ、みな俯く感じ(個人的にあの展開は嫌い)。

日本はあのムードが蔓延していると思います。

去年、ある行政職員の方と車で移動中に、勇者言い出しっぺが絶滅した話をしました。

その時僕は、行政が勇者言い出しっぺにならなきゃ駄目じゃん!と、叱咤激励して、責任をなすり付けたつもりだったんですが、そんなものが社会的なムーブメントになるはずもないので、NPOや社会起業家の方々が言い出しっぺにならないと駄目みたい。

こないだ高校生に『自己PR作成講座』を実施した時に、「能ある鷹は爪を隠す」という諺を例に、日本人は文化的に自分の気持ちを主張するのが苦手なんだよ、と話しました。

これまでに体験したことのない社会のありようの現代において、我が国での美徳が、なんとなく通用しなくなってきているというか、正の部分もあるんだけど、負の部分が際立ってしまっているような感じがします。

また、海外で学生時代を過ごした方に「常にあなたの意見は、と求められるのがすごい大変だったけど、結果的には内省を深めるいい経験となり、楽になった」的な話を聞くと、やはり自分の感じていることを、相手を思いやりながら伝えるスキルが非常に重要な気がするんです。

中国やインドの台頭なんかも省みつつ、日本人に擦り込まれた羞恥心の壁を超越していかないと駄目なんじゃないかと。

所謂アサーションというやつ。これ、アメリカ的な自己主張と、日本的な奥ゆかしさがあってすごくいいですよね。

僕なんか、人間関係のもつれ的な相談を受けると、みんなアサーションで解決しちゃうんじゃないかとさえ思えちゃう。

話が脱線しているような、こじつけのような、言いくるめのようなものを感じているかもしれませんが(笑)

勇者言い出しっぺを絶滅の危機から救うにはアサーションです。

総合的な学習の時間では、積極的にディベートさせて、しずかちゃん的言い回しができるよう教育しましょう。

言い出しっぺの発言を現実的にしたり、アイデアを飛躍させる「言い換えッペ」という猛者たちの存在も大切ですね。

Today's BGM is
Sketch Show/Loophole
Sketchshow_loophole 自分はアコースティックというか、人が奏でる音楽が好きなわけですが、そういうものに疲れてしまう時があるんです。そんな時に電子系の音楽を聴くわけですが、自然楽器の代用物として似せた音はすごい嫌い。清志郎の遺作のシンセのストリングスとかがっかりでした。予算の都合でしょうが。こういう本当に電子音が好き。或は似せたつもりが似ていないビンテージ・シンセとか。細野さんと幸宏。いい感じです。

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2009年11月 2日 (月)

あなたは地域に属している実感を持っていますか?

隣に住む人の顔も名前もわからないのに、属しているなんて思えないだろうな。

そんな人が、地域に支えられているなんて思うわけがないし、ましてや育てられてる、守られてるなんて思えないだろうな。

でも、ある出来事、それはピンチと呼べるような、そんな状況に陥った人たちが、藁をも縋るような思いで出した手を、つかまえてくれる人たちが、強く握り返してくれる人たちが地域にはいる。

僕は今の仕事を通して、それが核心できる。

他人なんか信じたことがなかった人が、人の有り難みをつくづく知る経験。

そんな話しを昨日聞いた。その方は「ご縁」という言葉をよく使っていた。

あまりにも人と人の接点がないんだなと思う。

それは、自己責任論というなすり合いの文化が、言い出しっぺという勇者と、偉大なるお節介を絶滅させたせいなんだと僕は思う。

復活すべきは連帯責任文化なんでしょうか!?

ちょっと違うな。

ちょっと話を戻して、「あなたは社会の一員ですか?」と聞かれたら、たいていの大人は「はい」と答えるだろう。

でも、地域に属している実感はない。

社会の一員という匿名空間では個を主張するが、地域という匿名性が排除された空間では、だんまりを決め込む。

ちょっとネットの感覚に近いと思いませんか?

お互いで牽制しあってるんですよ。

やはり勇者言い出しっぺと、偉大なるお節介を復活させないと。

それを担っているのがNPOや社会的起業家なんじゃないのかと思うのです。

だから今求められているのは、実現力のある言い出しっぺ。その期待感が民主党による政権交代ではないかと。

ちなみに、偉大なるお節介として持て囃されているのは、みのもんたでしょうか?

Today's BGM is
Nirvana/Nevermind
Nirvana_nevermind 電車の中でニルバーナのアンプラグドを聴いてて、カート・コバーンの繊細さがよく現れたアルバムだなあ、おもいっきりアンプにぶち込んでたりしてて悪ガキっぷりも発揮してて、やっぱいいなあ、とか思いつつ、寒い駅に着いてチャリに乗るところで、こっちにシフト。もうあのカッティングからヤバいっす。91年、福生時代が蘇る〜!名盤だなあ。グランジとかオルタナとか流行ったなあ。この子のティムティムが剥けてて、アメリカだあとか(笑)

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2009年11月 1日 (日)

このところのあれこれ

こういうタイトルは嫌ですね。反省はしますが直しません。どういう開き直りでしょうか?

ちょっと間が開いてしまったら書きたいことが溜まってしまいました。

先週の木曜日は埼玉の県立高校で、『自己PR作成講座』。いろいろカリキュラム構築に四苦八苦しましたが、なかなか上手くいったと思います。隣のクラスでBig-Oとウタマルがガイダンスしているという珍しい状況も新鮮でした(笑)。生徒たちもかなり書けていました。これは後日、添削の仕事もあり、どんな仕上がりかちょっと楽しみです。

同じ高校絡みでもうひとつ。戸塚高校定時制の先生とやり取りをさせていただいてて、ハマトリアム・カフェでも取材をさせていただいたりしているんですが、この前書いたように、高校の就活が最悪で、さらに定時制高校はどうしようもないと。この現状を緊急取材しようと動いてて、各所の調整が終わり取材が決定しています。ハマトリアム・カフェでしか取り上げる事のない内容になると思いますので、関係者の方々は注目していて頂ければ幸いです。

こういう場合に、ほんと影響力を持ちたいと思いますね…。微力ではありますが、頑張っていきます。

若年者問題のオーソリティである宮本みち子先生の研究チームも戸塚高校で調査を開始しているので、そこら辺も含めていきたいと思います。

あ、もうひとつ学校絡みでうれしいことがあったんだ。

ここ数年、高知県でお仕事をさせていただいていたんですが、独立後、初のオファーが!感激です。自分からどでかい看板が外れたら、仕事の依頼や人間関係が途絶えるんじゃないかと思っていました、正直言うと…。だから感激するんです。まだ決定じゃありませんが、気分は美味い海の幸尽くしの懇親会です(笑)。「そっちかい!」(突)

会いたい人がいっぱいいるなあ。

先週の土曜日に、NPO法人コロンブスアカデミーの親ゼミナールに参加させていただきました。

この日の講師である淡路プラッツ代表の田中さん(気まずいポーズをしているのを発見。内容もいいですよ!)に久〜しぶりに会いたかったのです。代表の金森さんのお話を懇親会で聞けたし、いろんな意味で刺激を受け、勉強させていただきました。なんか充電もできたような(笑)。

でもって今日は、第二回ユースフォーラムに参加。BGMを担当しました(笑)、相当凝ったんですよ、馬鹿みたいに。今朝なんて二日酔い気味だったのに、再度選曲のチェックとCDに焼く作業して。

でもラジカセじゃあ駄目ですね。音が均一に行き渡らないから。結局ほぼ音無し。BGMが活躍するはずのワールドカフェの時間もちょっとだったし、がっくりでした。

いろいろと出会い、再会の多い一週間でした。つながりが大切という実感がじわじわとコンセンサスを得ているような今日この頃です。

はい、来週も頑張ります。皆さん、ご指導ご鞭撻よろしくです。

Today's BGM is
Donald Fagen/The Nightfly
Donadfagen_nightflyb ジャケ買いした人も多いのでは?秀逸です。これの俺バージョンが欲しい!余談ですが、某CDショップで「表紙買い」という言葉を若い子が使っていましたが、なんなんでしょうか?ドナルド・フェイゲン、スティーリー・ダンの。82年の初ソロ。タイトだ。無駄がない。緻密である。これがスティーリー・ダンの魅力な訳だけど、結局この人の声が、実はあまり緻密じゃない気がする。機械的じゃないというか、人間味がある。そこに救いがあるというか、バランスが生まれる。大好きな一枚です。

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2009年10月26日 (月)

56000人の就職したくてもできない高校生たち

昨日のブログ、早くアップしたいという気持ちが先走り、非常に読みにくい文章だったことを反省しています。さっき直しましたんで、多少加筆もしたんで、改めて読んで頂けると幸いです。教育現場からのリアルな反響があり、励みになっています。ありがとうございました。
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ここ数日、高校で行う『自己PRが書けるようになるワークショップ』を企画作成しています。

これ、二年生向けというオーダーでしたが、設問を変更すれば三年生でも使える実践的なものになると思います。

まあ、書きたいことはこれじゃないんです。

このセミナーの冒頭で、生徒が置かれている今の状況は、多分君たちが想像している以上に酷いということを理解させるために、ある数字クイズを用意しました。

19万1000人

これなんの数字かわかりますか?

今の三年生で就職を希望した人たちです。

13万5000人

じゃあこれは?

これは、今年企業が出した高校生の求人総数です。有効求人倍率が0.71倍(最終的に数字の変動ありかも)。

どういうことかわかりますか?一人に一つの就職先がないんです。

5万6000人は、就職したくても就職できないんです。だから、面接での自己PRがね、てな具合からはじめます。

キツイっすよ正直。「誰がこんな世の中にしたんだよ、ふざけんじゃねえよ」って言われたら、あなたならなんて答えるだろう?

時間も限られているので、ここから自己PRになだれ込むわけですが…。

ちょっと待てよ。

もしも56000人の一人になったらどうするべきか、あなたたちを支える仕組みがどこにあるのかを教えとかなくていいのか?

って、ここのシェアするココロの本筋のところがどうしても気になるわけです。

一枚でも多くセーフティーネットを張ることが今僕らにできることなんだから。幸いその高校のそばには川口若者サポートステーションがありますので、情報提供は時間内でなんとか入れたいと思います。

それにしても56000人ですよ。こないだNHKで地方の高校生の厳しい就活事情を目の当たりにして、ショックを受けました。

今日も、定時制高校の先生から頂いたメールに、今年は最悪だという嘆きがありました。僕がお世話になった高知も思いやられます。

56000人。これは、就職を希望したけどダメになる生徒。でも、就職も進学も希望しなかった生徒もいますよね?それに中退していった連中…。

ちょっと調べてませんが、全国の進路未決定者が毎年何人いるんでしょうか?(今、移動中なんで帰ったらしらべますが)

ニートやフリーター、ひきこもりの支援は必要です。でもここにメスを入れなければ、どうにもならない。つくづく思いました。

なんとかしろよ、俺たち。レモンさんじゃないけど「ウィアーシンセキ!」でさ、カツカツのとこなんとかしてやろうよ。

Today's BGM is
U2/The Joshua Tree
U2 今日、YoutubeでU2のライブがストリーミング配信されていたのをご存知ですか?まだ観れるのかな?かっこ良かったなあ。僕らは事務所でiMacをモニターにステレオにつないで、最高に贅沢なBGMを聴きながら仕事をしていました。Youtubeのコメントが1万件!これはなんの実験だったんでしょうか?僕はこのアルバムからファンです。聴き直したけど、冒頭1〜2曲重いっすねえ。でもって3で救われるんだけど、凄い作りですよね。仕事でちら見だったのでしっかりもう一度観たいです。

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2009年10月25日 (日)

リクルート・スーツを着た発達障害の人たち

発達障害の児童を支援しているNPO法人たすくさんと出会ったこともあり、前に同じタイトルで書きましたが、ちょっと自分の気持ちや経験を整理するために、もう一度ちゃんと書いてみたいと思います。

10年間、困難を抱えた若者の支援をしてきて、いろんな状況、タイプの若者と接して来たわけですが、まだまだNPO法人が行っている支援現場には現れることのないタイプの若者がいるんだってことを、ハローワークと同じフロアにある「あだち若者サポートステーション」というところで三年勤務して知りました。

ハローワークと同じフロアというシチュエーションに対して、リファーが楽だなぐらいにしか、はじめは何も考えていませんでしたが、実は足立のサポステだから起きてたことがあったということを、辞めてから、つくづく感じていたりしています。その最たるものが、リクルートスーツを着た発達障害の方たちなんです。

彼らは、縦割り行政の狭間や、障害者と健常者、或いは精神科と福祉作業所の狭間に落ち込んでしまっている若者なんです。

そういう若者がいるという事実を問題提議として発信していくことで、彼らが少しでも今よりハッピーになることを願い書きたいと思います。

僕の勤務していた「あだち若者サポートステーション」は、ハローワークが同じビル内、同じフロアにある立地ということと、予約なしで自由に来て、自由に帰れることが特徴の施設です(当たり前かと思ってたら予約制もあるみたい)。

僕はここで責任者として三年間勤務したのですが、ようやく体制が落ち着いて来た二年目ぐらいから、「そういえば、あの人随分前から来てるよね?」なんて利用者がちらほら見受けられるようになりました。

あだちサポステは、パソコンでエントリーシートの作成やプリントアウト、求人サイトのチェック等だけの利用で帰るような方も多く、リクルートスーツを着たしっかり者な方たちは、ハローワークの付属機関的な利用の仕方をして、言ってみれば非常に上手に利用して帰るわけです。

そういう方たちは、朝夕のミーティングにも名前が上がってきませんから、言わばノーマーク。もっと言えば「ほっといても何とかなるタイプ」だという認識がスタッフにはあるわけです。

それが、徐々にコミュニケーション進むにつれ、実はいろんなことが苦手な“要支援”な人だということに気付いていくんです。気づきのポイントとしては「また落ちた」よりも「またクビになった」なんですよ。ここは、ポイントです。

でもって、そういう視点に立ってフロアを見ていると、そういう一見しっかり者には見えるけど、どうやら困難を抱えていそうなタイプは、どうやら一定数いるようなのです。そういう方が2ヶ月に一回とかふらりと来ると、顔と名前が一致しないので、捕まえようがないというかスタッフの共通認識にすることも難しいのがリアリティってヤツです。

そんな彼らを「リクルートスーツを着た発達障害者」と、僕は名付けました。これは、カジュアルな服装の一般的な発達障害の方や知的障害の方との差別を図る、わかりやすい差があると思ったからです。

さて、“カジュアル”な服装の発達障害の傾向を感じさせるタイプの方々は、スタッフが一見して心配になることが多く、新人のスタッフ、言ってみればド素人からも「石井さん、ちょっとあの人と話してもらえませんか?」なんて初来所の時点、或いはセミナーに参加した時点で“要支援”となっていきます。

何が言いたいのかと言うと、リクルート・スーツを着た発達障害の方々の、この「気付かれなさ」で生まれるタイムラグ(気付かれなさ=心配されなさ)が、彼らの困難さを複合的なものにしている要因になっていると言いたいのです。

同時に彼ら自身が、自分の障害性に気付いておらず、社会や会社、或いは特定個人のせいだと思っていることが多いことが、“事”を複雑にしている原因だと思います。実際、明らかなパワハラに遭っていたり、心ない言葉を浴びせられているケースは圧倒的で、「あそこは人が悪かった」という感想になるのも頷けます。

また、比較的学歴の高い方、時にはビックリするような高学歴の方も多く、大学までは問題が顕在化しなかったこともこの傾向を助長させているように思います。

この、自己認識のなさが、深刻さを加速させてしまうわけです。しかし、この自己認識のなさはカジュアル組もある程度一緒なのですが、イジメを受けた経験などからか、自分は人と何かが違うという違和感程度のものを抱いているケースは、カジュアル組の方があるように思います。

(ちなみにカジュアルという言葉を使っていますが、お母さんが買ってきた服をそのまま着てるな、というのが正直な印象です)

この自己認識の「なさ」から起こる行動パターンには大きな違いがあります。カジュアル組は、自己認識がそれなりにあるため、セミナー等へ参加してきます。

一方、スーツ組は「自分はそんなものに参加する程、困ってはいない」或は「あんなものに参加するのは、ひきこもりやニートの連中で自分は関係ない」という物腰である場合が圧倒的に多いのです。

ある意味、セミナー参加中の言動が大きな見立てとなりますから、ここに参加してくれないのは、その人が抱えている困難を把握し切れないこととなるため、支援現場での長期滞留と直結する要因にもなっています。ここにも気づかれなさの落とし穴があります。

そのかわり、キャリア・カウンセリングは(時として必要以上に)受けます。しかし、キャリア・カウンセラーは話を聞き、ステップアップを促すのは上手ですが、指示的アプローチから、(しかるべき支援への)ステップダウンを促すことが苦手であり、見立てができる方がそう多くはいません。

こうして闇雲に時間が過ぎていくだけなら、カジュアル組と変わらないのですが…。

これは最大の特徴と言えると思いますが、スーツ組は一見普通なんです。逆に口達者である場合もあります。それを真に受けてカウンセラーが鼓舞する。そしてドンキホーテのように企業に突っ込み、撃沈する…。彼らがスーツを着てる所以でもある就活への積極性が、カジュアルな彼らとの大きな差異となっているんですね。

そして、これこそが彼らの問題を重篤にしている要因だと思われます。

この繰り返しから二次障害で鬱病や拒食症、統合失調症を発症してしまうケースが非常に多いのです。実際、僕が出会ってきた精神障害者の多くの方は、実はベースにあるのは発達障害が原因で、社会的なストレスを抱え込み発症というケースが圧倒的に多かったです。

就職やバイトの面接もそこそこ受かってしまう点も、彼らの気付かれなさではあります。しかし、ちょっと付き合うと対人面や作業面での違和感が浮き彫りになるため、職場での人間関係の構築ができません。

構築できないどころか、理解されないが故に、罵声を浴びせられる、時には暴力を振るわれるという、完全にパワハラにあっていたりするケースもしばし見受けられます。この人格否定は相当精神にダメージを与えていると思われます。実際、クライアントの女性が相談中に何度も涙を流したことを思い出します。

逆にカジュアル組は、この辺をうまく回避しているので、ストレスを一定程度近づけない術を持っていますし、同じような仲間を見つけてつるむということを上手にします。

こうして、難しい顔をしたスーツ組と、ほのぼのとしたカジュアル組の顔の険しさが変わっていくんだと思います。これが、後々致命的な差に変わっていくんです…。

高学歴で、大学を卒業するまで無難に日常生活を送れているタイプだと保護者の認識がほとんどないケースが圧倒的に多く、ニートやフリーターになると、自己責任論で本人を追い込んでいることがよくあります。こういう場合、よく聞く言葉が「大学まで出して」です。

このように、家庭でも職場でも強いストレスを受けつつも、毎日のようにハローワークに通う日々が続くわけです…。実はストイックというよりも、本人のこだわり的なパターンという場合の方が多いのも悲しいんですよね…。

このようなことから、スーツを着た発達障害の人たちは、精神疾患など二次障害に陥る確率がカジュアル組より高いのでははないかと推測されますし、私の実感値では、それは当たっているように思います。

そして、カジュアル組も含めてですが、私たち就労支援者が彼らに対して最終的に福祉的なサービスに乗せようと思った時、障害者としての認定を得ていない、所謂障害者手帳を持っていないとサービスが受けれないという現実が立ち塞がります。

ここには当然保護者の協力というか納得が必要になるので、ここに辿り着くだけでも相当の労力が使われるわけですが、本当に大変なのは、ここからだということです。

こういう場合、正直、名だたる発達障害者支援センターなんてものはあてになりません。あてにならないのに、彼らを経由しなければ認定検査に辿り着けないというこの現実!(二年かけて障害受容を果たした男性をリファーして、主体性が無いという理由で門前払い同然の扱いを受けています。主体的な態度に見えないのがその方の一番の生きにくさなのに!)

実際、ここをくぐり抜けても、障害者の認定が得られないケースも多くあります。これが境界例(グレーゾーン)という言葉の所以なのだと思います。

障害の有無を判定する検査で、「センター判定」と言われる健常者と障害者のちょうど間ぐらいという判定結果の場合、認定されない場合と、される場合があるようですが、ここに天国と地獄の様な差が生まれます(判定する側がどの程度この事実に認識があるのか?)。

また、これのどっちが天国でどっちが地獄なのかも正直わからないぐらい複雑な感情が渦巻くので、どっちに転ぶにしても、相当高度な支援スキルと、他団体や保護者等との調停スキル(と呼べばいいのか?)が求められます。

こういったものに対応しうるスキルをどの程度保有しているかがNPO法人の力量なんだと僕は思いますが、まだまだどこの団体にしても未知のスキルなんじゃないでしょうか?僕も自信はありません。

発達障害という特性を持つ彼らは、立派に企業で活躍されていらっしゃる方もいいますが、一般的に健常者の中ではどうしても仕事についていけない、ミスを連発してしまうなど、企業に取ってお荷物的な存在になりがちです。しかし、ジョブコーチ等の利用により障害者の中のみならず、健常者の中でもトップクラスの働きをする方がいらっしゃいます。

先日お会いした、NPO法人たすくの代表である斎藤さんが、フィンランドに見学に行った際、ノキアが一流の電気通信機器メーカーになったのは発達障害者のお陰だと言ってましたが、そういうことがノーマライゼーションのもとに行われるマッチングにより、いくらでも可能になると思います。

しかし、そもそも手帳を取得しないと障害雇用の法定雇用率の対象外ですので、がさつな言い方をしますが、今の日本には企業に取ってのメリットがないのです。

また、縦割りの弊害で言えば、サポステ等が労働政策として産業経済部の管轄で行われていることが多いために、一番問題になっている発達障害者の問題を取り上げること自体が御法度的なムードがあります。長期滞留者という言葉で語って欲しいとか…。

カジュアルな彼らもスーツを着た彼らも、支援が同じように困難であることを押さえつつ、最後に決定的な違いを述べておくと、

カジュアルな彼らは虐め体験等で、他者と自分の違いについて敏感であり、また、保護者も学生時代にLD等の指摘を受けていることがあることもあり、うっすらとした受容があるため、福祉施策へのリファーの可能性が一定程度あり得る。

一方、スーツを着た彼らは、自身及び保護者が無自覚なため、自立塾のような支援の現場に現れることがない。

「あだち若者サポートステーション」という特異な立地と自由利用という環境設定があってはじめて出会うタイプだと言えます。こういう方たちを早期に発見し、しかるべき支援に乗せる流れを確立しなければ鳴らないと思います。

最後に、これは非常に過酷な憶測となりますが、発達障害者が何らかの支援に乗り、社会復帰を果たす瞬間に、スーツ組とカジュアル組に決定的な、或いは致命的な課題が浮き彫りになると僕は想像してます。

それは、カジュアルの彼らはある種の朗らかなかわいらしさを持ち、スーツを着た彼らにそれがない人が多い。最初的にはここが社会参加の決定打となると僕は思うのです。これがスーツを着た発達障害の人たちの困難さなのであり、世の中というのは、実はとても単純な尺度で動いている事実だと思うのです。

だから、彼らの顔が、性格が険しくなる前、それは恐らく思春期前に彼らを発見し、しかるべき受容と自己肯定感を持ってもらえる支援を確立することが重要なことだと思います。

後記。

実はスーツを着た発達障害の人たちは企業の中にちょっと変わった人としているんです。20年前までのおおらかな社会には、それなりの順応を果たしていたんです。
彼らが今の時代に生まれたから、苦労を強いられている。逆に今の若者が20年前に生まれてたら…。そう考えることで自己責任論の乱暴さが理解できるかもしれませんね。

Ronnie Wood Anthology: The Essential Crossexion
51rquikcspl_sl500_aa240_ ロニー兄貴です。元気なんでしょうか?長いキャリアでいくつものバンドを渡り歩き、ストーンズに落ち着いたわけですが、どのバンドに居たときもこのソロの一群を聴くと一線を感じるわけです。思った以上にメジャーセブンスな憂いというかロマンチックというか。どのバンドも黒人音楽を下敷きにしたバンドだったと思うのですが、ロニー自身の下敷きはそのど真ん中から少しズレていた。だから、例えばキースと比べソロ作品が多い。そんなこたあねえか。

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2009年10月22日 (木)

村田幸一さんの畑を訪ねる

来月の29日(日)に、横浜市地球温暖化対策本部との第三回目のコラボ企画を行います。

今日は、そのイベント会場の下見に、都筑区仲町台地区センターに行ってきました(実は昨日かと勘違いして、二日連チャンで早起きっす…)。

Image6492 イベント当日に、ゲストのお一人で農業をされている村田幸一さんの野菜を販売しているJAの直売所に行く予定なので、20分歩いて行ってきました。こういう時間が行政の方々といのいい時間になったりします。

直売所、新鮮で安い!凄いですね。平日の午前中というのに、随分、お客さんも来ていました。

すべての野菜の値札に生産者の名前が入っているんですが、村田幸一という名前を見つけただけで嬉しくなり、なぜか誇らしいとさえ思いました(笑)。

料理を作るのではなく、食べ物、野菜を作るってスゲーなって感動しましたよ。

またまたその足で20分以上かけて、村田さんの畑へ。Image660_2

やっと見つけた畑で、村田さんは小松菜の収穫を一人でしていました。

遠くからその姿を見て、これまた勝手ですが、正直、孤独を感じました。

考えてみたら、僕はいつも誰かのいる場所で仕事しています。

農業は孤独な仕事なんじゃないかって、勝手に思いましたが、実際はどうなんでしょうか?この辺を29日には聞いてみたいと思います。

帰りがけに気付いたのですが、朝の4時に起きて農作業しているということは、今が11じだから、そろそろ7時間が経つわけですよ。

午後はなにしてんだろ?夜は何時に寝るんだろ?

ちなみに村田さんは22歳。遊びたい盛りじゃないですか!?

同業者はみんなお年寄りだろうし。

いろいろ聞きたいなあ。楽しみだあ。皆さんも、農業に興味があったら是非お越しください。

忌憚のない方なんできっと楽しいですよ。

帰りに採れたての小松菜をいただきました!香りが甘くてみずみずしい。定番の味噌汁もいいですが、かき揚げが美味いんですって。早く食べたい。

畑から会社は二駅なので歩いてみたら40分かかりました(・_・、)

Today's BGM is
Steely Dan/Stone Piano
Stonepiano このアルバムは何なんでしょうか?音質が悪くて。スティーリーダンのデビュー前の録音でしたよね?シャッフルでiPod聴いてたら、これの「Come Back Baby」がかかって、それがめちゃくちゃかっこいい!誰だっけ??やっぱこうやってブラインドで聴くと黒人に聴こえるんですねえ。団さんは黒い!曲はいいですよ、このアルバム。サンプリングしたネタをわざとローファイにしているオールドスクールな雰囲気とかを楽しめるとはまります。

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