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2007年9月の11件の記事

2007年9月29日 (土)

Suggestion

近頃。大好きなアーティストの名前が浮かばなかったり、聴きたいレコードが見つけられなかったり。酷い場合はCD屋で欲しくなったCDを睨みつけながら「ひょっとしたら持っているような気」がしてしまう。検索能力が著しく低下しているのである。

そんな、記憶障害気味の僕の手元に、ついにキャリア・カウンセラー養成講座(CDA)のテキスト全六巻+αが届いた。

大丈夫なのだろうか?

こういう場合の特効薬が21世紀には開発されているはずじゃなかったのか?!

「まあ僕はね、別にキャリコンになりたいわけじゃないんですよ」

どうでしょうか、この明確な逃げ。

「私の潔い自己防衛本能の気高さときたら!」と、大江健三郎風に叫びたくなります。

まあ、冗談はさておき。

僕は今の仕事(引きこもり・ニート・フリーターの自立支援)を始めた時に、頭でっかちのお仕着せ(恩着せはmore最悪!)の支援者になりたくなかったから、五年は本を読むのを止めようと決めた。そんなに仕事が続くとも思わなかったし(苦笑)。

八年が経った今。未だにそれらしき本を読んでいない。

ちょうど楽譜が読めないギター弾きの僕が、専門書と格闘した末に「なんだいつもやっているあれのことか」と肩を落とす徒労感に酷似しているのである。

「引きこもり」から「ニート」という言語の変化がもたらした若者を経済の観点から捉えた場合の視点は僕にはなかったのでとても新鮮であったが、支援者としての教養の域を脱しない。

それらを読んだところで、自分自身の支援者としての蘊蓄が溜まるだけで大人を納得させるボキャブラリーにしかならない。すなわち現場で若者と対峙する際には屁みたいなものなのである。

だから読まなかったし、学ばなかった。

でも今は違う。保護者だけではない大人たちと僕は対等に、時には指導的に関係を成立させなければならない。それは行政関係者、様々な研究者に教育関係者、一般企業のお偉いさんから町の商店のおっちゃんであったり。若者を支援している支援者(キャリコン、臨床心理士、ソーシャルワーカー)にも僕の言葉を理解してもわなければならない。

個人の経験だけでモノを言うフォーマットから抜け出した世界で僕は活躍したい。

そのとっかかりがキャリアカウンセラーになるということなのだ。

と、自分を鼓舞しているが、もう一度言おう。

「まあ僕はね、別にキャリコンになりたいわけじゃないんですよ」

僕の未来に向けて、サジェスチョン(暗示・示唆)が得られればまずは良しとする。

Today's BGM is
AMOS LEE/SUPPLY AND DEMAND(2006)21qb40jdw3l_aa115_

2005年のBlueNoteからのデビュー・アルバム「AMOS LEE」に続く2nd。期待を膨らませ過ぎ、ジャケも含め購入当時はガッカリしたアルバムですが、小雨降る日曜の午前中にはピッタリのアルバム。声質なんかは違いますが、ジェームス・テイラーあたりのSSWに通じるカントリーをベースにした良質なアルバム。とにかく声と曲がいい。ノラ・ジョーンズのファンはもとより、ハナレグミ好きとかにも聴いてみて欲しいアルバム。

 

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2007年9月25日 (火)

Somebody's Watching You

二週間前。逃げるように職場である支援施設にやって来た17才の女の子がいる。

金髪、玉になったようなマスカラとアイシャドー。

でも、ちょっと今時って言葉の範疇から外れた感が、僕の目には映つる。

一週間前。僕は彼女に、晩飯の促しをした。それだけの付き合い。

そんな彼女がダンスのサークルを見学していた。

僕はたまたま留守番でそれを見守りながらストレッチや筋トレに付き合い、今は筋肉痛。ピークは三日後…。

彼女は踊るわけもなく、退屈そう。僕も踊るわけもなく、次の展開を思案している。

彼女に声を掛けた。

「ブログとか興味ある?手伝うから立ち上げてみない?」

「うん」って僕も素人なんだけどさ。

僕の一方的な会話と、人差し指一本の彼女。

不思議と距離は近い。

苦労の末、彼女のブログが立ち上がる。もちろんココログ!

「じゃあ、記念の日記書いて終わろうか」

結局、次回僕がいなくても更新できるところまでを仕込んだ。

そこに記された言葉にちょっと驚き、ちょっと嬉しかった。

「ブログデビューしちゃったキャー!(絵文字)」

「携帯卒業。これをきっかけにパソコンちゃんと練習しようかな(絵文字)」

なんだかなあ。おじさんにもその感激伝えろよ!

とか思いながら、きっと誰かが君のブログを見てるから。って思った。

誰にも言えない思いとか書いて欲しいな。

おかしなイントロのスライ&ファミリー・ストーンのプリティな名曲
「Somebody's Watching You」を思う。

Today's BGM is
Sly & The Family Stone/The Essential Sly & The Family Stone
51y6p1d0x7l_aa240_「暴動」以降はアルバム聴き。初期はベストでなんていう輩な僕。多いでしょ?僕は「暴動」以降全部レコードなんで、iPod導入以降、こいつは重宝している。「ケセラセラ」が未収録なのには暴動寸前ですが(笑)。ブログのタイトル「Somebody's Watching You」もこれで初聴き。いい曲ですよねえ。スライには他にも「You Can Make It If You Try」とか「Everybody Is A Star」なんていう希望のメッセージが多くて、聴いてて元気が出ます。

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インタビューを受けて学ぶ。

今日のマニュアル作成の合間を縫って、某大学院生のインタビューを受ける。

彼の研究のテーマは「就労・自立生活に特別なニーズのある若者への支援に関する研究」ということなんだけど、

特別なニーズっていう憚りは、いわゆる発達障害のこと。ストレートに言うと引かれてインタビューを拒まれるらしい。

こういう機会はとても大切。質問に答えながら自分のウィークポイントに気付くし、また興味領域を思い知る。

僕のウィークポイントはズバリ数字。データが頭に入らないし、その重要性の認識が甘い。結局、すべての人にプレゼンテーションできるわけないし、僕の仕事っぷりを見てもらうわけにはいかないから、僕の評価は数字でしか判断できない。

僕の心意気や情熱なんか誰も買ってはくれない。それは当然のオプションなのだ。

僕の興味領域は、直接的な支援よりも、それをどのようにシステムとしていけるかということにあるんだと、答えながら実感する。

インタビューを受けて、情報を得ることも多い。彼らは僕よりも当然アンテナを手広く広げてる。それが仕事の研究者。

実践者の僕たちと共存していくには実体験と知識との物々交換しかないだろう。

本日得た知識は二つ。

一つ目は。スイスにはハビリテーションセンターという、イギリスのコネクションズ・サービスよりも予防に力を注いだシステムがあるそうだ。彼の教授が今スイスにこいつを調べに行っているらしい。詳しい情報が入れば報告してもらう手はずをした。

二つ目は。日本の小中学校では、一人ひとりの対応方針を立てなくてはならなくなっているらしく、教師が翻弄されていると。なかったことが以外でもあるが。

でも、その情報が高校に引き継がれず、不登校支援のNPOに提供されなかったらなんの意味もないじゃん、と僕。

「そうなんです」だって。

まだまだ、教育委員会と就労支援の壁は厚く高いですね。

§ハビリテーションの定義 成人や年長の子どもが障害を持った場合、人は様々な治療方法で、以前のような生活や行動へできるだけ再適応できるように訓練をする。これをリハビリテーションという。 

生まれつきの障害があったり人生の初期に障害を負った子どもを訓練する場合は、これは「再適応」とは言えない。そうではなくて、子どもができるだけ普通の生活が送れるよう「適応」させようとするハビリテーションが可能となる。ハビリテーションという概念には、医学的、教育学的、心理学的及び社会的観点から早期に障害を負うことになった子どもへのあらゆる支援が含まれる。

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2007年9月24日 (月)

「集大成」っていちいち欲しい。

今日は、とある素人の方々用に、『ニート・ひきこりの若者への対応基礎知識講座』なるもののテキスト作りをしている。

ニートな彼らは一体何者なのか?

テーマが恐ろしくでかくてけっこう悩む。

簡単に考えていたが、自分がしてきたこの仕事の集大成がこのテキストに凝縮されそうな予感があり、楽しみになってきている。講師も含め、いい仕事がしたい。

ポイントは、素人向けなので小難しく書けない。ということと、文字数が多いと講座がまとまらないのでどこまでシンプルに書けるか。あと、高齢の方が多いと思われるため、文字がでかい、文字サイズ16とか。

これが、この仕事を面白くさせている。

文字数を減らすため、しゃべりの部分と書き出しの部分が補完関係を取る形態で進めているが、しゃべりの部分を、理論や経験談をふんだんに文字化することで、それなりに読み物として面白いものになりはしないかとか、ちょっとビジネスの香りを楽しんでいる。

なんだか棚ぼた的な仕事の展開。大好き。

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2007年9月23日 (日)

起業を思うココロの移ろい

馴染みのマッキーの店に、長くなった髪を切りに行って来ました。Img13_6

やはり起業を目指す僕としては、「爽やかビジネスマン風にして」とリクエスト。これまでの僕は長髪のヒゲとか、坊主のヒゲとか。

相当インチキ臭く、相棒からは詐欺師と罵られていました。

そんな僕を知ってるマッキーは「爽やかって言う時点で間違っている」と一蹴。

「じゃあ、清潔感あるおじさんにして下さい(お願いになってる…涙)」

起業を決意した日からいろいろなことに変化があります。

なんとなくファッションや髪型なんかに今までにはない気配りをするようになってきています。まだまだ娑婆の仕事している人とは思われにくいようですが…。

出会う方にいつか世話になるかも知れない、なんてことを思うと、つまらないことで悪い印象を与えないようにしようとか思うようになりました。

業界の専門誌等への目の配り方も変わったかな。自分の言葉に如何に説得力を持たせるかは,営業をして行く上で非常に重要だし、協力者を募る際にも、感覚だけじゃないんだぜ、ってバックグランドが必要になると思う。

あと、凄く忙しい時や、仕事を投げ出したくなる様な時、「もしもおまえが経営者でも逃げるか?」とさらっと自問し、真剣に仕事に取り組めるようになりました。これはとてもいい変化で、効果と言えるでしょう。

でもね。仕事の好き嫌いが今までもあったけど、さらに酷くなった…。これも「おまえが」とやるんですが、細かい仕事だとつい。

残り少ない今の会社でどのように過ごすか?

誰も知らないカウントダウンは始まっている。

Today's BGM is 
TOM WAITS/BIG TIME (1988)41cvq8dirhl_aa240_
マーク・リボーのギターがアルバムよりもフューチャーされていて好きなんだけど、僕のハイライトは「Train Song」のMCから曲に入る瞬間。ピアノをポロンポロンとテキトーに弾きながら客の笑いを取って行くコメディアン然としたトムが徐に弾き出す哀愁に満ちた「Train Song」のイントロに、トムって野郎のすべてがあるような気がしてる。オリジナルは「Franks Wild Years」に収録。

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2007年9月22日 (土)

マンボ!

唐突ではありますがマンボにはまりそうです。Good Musicに乗せてと謳っておきながら、一度も音楽に触れていないので、ちょっと音楽の話しを。

2000年の9月号のレココレのメイン特集が僕の大好きなグレートフル・デッドで、ちょこちょこと引っ張りだしては事実確認をしており、トイレに置かれていることが多い号なんです。その時の4つ目の特集がマンボの神様であるティト・プエンテでして、興味もないんだけどトイレで読むところがないので暇つぶしにプエンテ師匠の特集を読んだと。31mvt5crwml_aa115_

なんだかよくわからないけど、兎に角異文化な香りプンプンで気になってた。細野さんのトロピカル三部作とか大好きなだし、ボッサとかも大好きなので、後は出会い方だけなんだろうな、という予感がずっとあったのです、マンボ。

何年か前にレコードで彼の代表作と言われている「ダンス・マニア」ってアルバム買ったんだけど、面白がった割にあまり聴かなくて。で、今回はBookOffで写真のベスト盤21曲入りを500円で発見!即買いでした。

これが、いい出会い直しになりました。「いいっ!」。僕の中ではまだまだリゾート・ミュージックに枠を出ない感はありますが、しばらく愛聴しますよ、これ。

マンボの魅力はなんでしょうか?

まずは、やはりあのパーカッションの疾走感。そしてリズム・チェンジの妙。実際にバンドをやっている身には信じられないリズム・チェンジがさりげなくあります。

そして、ソロではなくアンサンブル。特にブレイクの、あの一体感はその中の一人が自分だったらと思うと鳥肌が立ちます。これは浅草のサンバカーニバルで聴いたパーカッション軍団にも感じた感動と同じ。

後ねえ、僕のお耳がお子ちゃまなんでしょうか?ボッサのポルトガル語もそうなんですが、言葉の響きに笑っちゃう様な面白さが含まれていて、なんかニヤニヤしちゃうんですよ。

相棒にサルサを踊りに行こうと誘われているんですが、行ってもいいかな。

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無知の頑固

相棒と昔話をしていて思ったこと。

「無知の頑固ってやばいよね。見聞を広めた上でこれと定めた頑固は凄いけど。」って。

自分がこの仕事を始めた頃はまさに無知の頑固で突っ走ってて、人の意見なんか聞かなかったことを思い、呟いた。

知らないことを知られたくないから頑固になる悪循環。そうなったらもう知る機会はなくなり、変わることが出来なくなる。

精神の固定化。

いつしか変わることが恐怖へと変わっていく。最初の一歩を踏み出せない若モノのように。

「何も変われない者は、何も変えられない」僕の好きな佐野元春の言葉。まさに!

無知の頑固で突っ走っていた頃。

コアなメンバーが結束を固めたが、離れる人もあった…。

そう、頑固には良い意味と悪い意味がある。

僕は頑固になろう!

その前に充分に見聞を広め、いつでも自分自身をチェックする“謙虚”という機能を持ちたい。

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2007年9月21日 (金)

車なんて走れればいいのさ。

「いやいや、止まれなきゃ駄目なんです。」

今日は、内気な若モノを一名連れて自動車整備工場に職場体験に行ってきました。

タイヤを外し、ブレーキの仕組みを説明してくれているときに、整備士の方が言った言葉。

「皆さん車は走ればいいっていいますけど、私たち整備士は、ちゃんと止まってもらわなきゃ駄目なんです。」

なるほどね。恐らく整備士の方々がいつも使っているトークなんだろうけど、なんかいいなと思って「ふぅ~ん」と深くうなづいた次第。

仕事をはじめられても、たまに立ち止まれないと駄目なんだよなって。若モノの就労支援をしていて思っていたことにしっくりとはまった。

これって若モノだけじゃなく、みんなそうですよね。

立ち止まって見るものは、過去?

それとも未来?

僕は空を見上げ、現在から未来につながるルートを探す。

そのヒントが過去にある。

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2007年9月18日 (火)

キャリア・カウンセラー

キャリア・カウンセラーの資格を取ろうと思ったのはなぜだったか?

今日、CDA(キャリア・デペロップメント・アドバイザー)というキャリア・カウンセラー(以下CCと略します)の資格に申し込みをしたのを機に、ちょっと振り返ってみようと思う。くじけそうになった時のためにも。

はじめ、僕はCAを馬鹿にしていた。

「CCに何が出来るんだよ、こちとらクライアントの人生背負ってんだい!」って。

僕はニートやひきこもりの状況に陥った若モノたちを寮で支援するスタッフなのだ。僕らは寝食をともにし、24時間彼らに付き合っている。カウンセリング・ブースで50分相手の話を聞いてるだけのお前らとは違うんだぜ。そう思ってた。

ちょうどその頃、某委託事業である通所型の施設を担当することになり、僕にCCの相棒が出来た。

彼女と毎晩のように支援方法について議論した。まだ経験の浅い彼女の学んだ理論を論破することは容易かった。でも、それが何になるんだろう?自分の力を誇示して何が楽しいんだろう?って、真剣にクライアントについて考えている彼女を見て反省した。だって僕らは同じゴールを見つめているのに、その方法論が違うだけじゃないか。

彼女から自分たちのような宿泊型の支援スタイルの欠点や依存を生む危険性についても気付かされた。それは、同時に自分たちのスタイルの長所を明確にする作業にもなり、僕と相棒の役割分担と、スキルのシェアが始まった。

テーマは『最大公約数はどこまでも濃く、お互いのスキルを尊重し、クライアントのために利用し合う』だった。そのための学習会も開催し、僕らの理念が職場の共通理念となることに今も全力を注いでいる。

僕はCCに指示をする立場。場合によっては指導もする。

「CCに自分の話がどのように響いているんだろう?」これが気になる。彼らに対して真摯でありたいし、教科書には載っていない、自分の経験値を素直に受け止めて欲しいとも思った。そのようなことを独立後のビジネスの一つとして見据えていることもあり、自分の言葉をいかに響かせるか、ということからCCを取ることにした。

でも、そこからが長かった。

もともとアクティブな性格じゃないし、優柔不断のダメ夫なんです、僕。

ある時、CCの方々に対して勉強会を開催し、その打ち上げの席でCC五人ぐらいに、「マーチンは取る必要ないよ」って言われた。資格よりも実務経験だよって。お金だって勿体ないって(これに弱いケチな僕…)。

取るの止~めた。そう思った翌日、別のカウンセラーに「取得者からしてみたら、経験だけの人は“なんちゃって”カウンセラーよね。そう言わないと自分たちの立場がないし」。なんちゃってかよ~ってこれはでかかった。折りしも講演依頼が例年よりも多く、来年度には大きな舞台での講師の予定もある。もう、経験値だけで人前で物言うのにも限界を感じていた。

そしてきっと、僕の8年間の経験値から見出した僕自身の支援者としての哲学は、きっと誰か偉い人が何かの理屈を付けてくれているだろう!そんな浅はかな思いもあったりして。僕は執筆もやっていきたいと思っているから、文章にも理論があった方が、より多くの方々にアピールするものになるだろうと考えている。このためにはCDAだけではなく、今後様々な学習を常に続け、自分自身の哲学をより研ぎ澄ませていく必要を感じている。

起業する不安。これも大きいかな。ひとつでも自分自身に売りとなるアイテムを身に着けていたいと思った。ニートくんたちが無闇に資格武装する気持ち、今更ながらわかった気がした。みんな不安なんだよな。

そして相棒。彼女に指導者として認められることが今の自分のモチベーションに間違いなくなっている。

よし、気合が入ってきたぞ!テキストが届くとその量の多さにウンザリするらしいけど。楽しみ。

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2007年9月17日 (月)

コツとカン

さっき電球を換えたいのだが電気のカバー外せないという若モノに頼まれ、部屋に行った。俺はそんな仕事をしている。

椅子に登って外しにかかる。確かにコツがいるが、でもなんとか外せた。

ブキッチョとはビミョーに違う、コツを掴むことが苦手な若モノたち。

多いよなあ。なんて思う。

コツを掴むコツはなんだろ?

きっとそれはコツではなく経験によって養われたカンだろう。

「確か、あん時はああだったから、こんな感じかな?」

アラヨットみたいな、あのノリ。

経験がないからカンがない。カンがないからコツをつかめない。

コツがつかめないから物事がうまく進まない。

違うかな?

やっぱ経験って財産なんだよな。

俺の経験。どんな財産になるんだろ?

経験を財産に変える装置を俺は開発中である。

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2007年9月16日 (日)

Little Ripple Champloo

わずかな(Little)さざ波(Ripple)程度でもいいから、自分が生きて来た証みたいなものを、この社会に足跡として残してみたい。そしてそれは、自分自身の判断、決断で決定し、僕自身(または僕のパートナーと)の責任で行なわれなければならない。

僕は今、起業を考えている。

夢は無限に広がるどころか、自身のおごりや経済的な問題などに気付き頭打ちしているが、手探りで突破口を探している。指に何も絡まないわけではない。僅かながらの可能性の襞のようなものはある。

僕は20年度をもって今の会社を辞めようと思っている。

どうなることやら。そんな気持ちの揺らぎを、このブログに音楽レビューや日々の出来事をごっちゃ混ぜ(Champloo)にして書き留めていきたいと思う。

申し遅れましたが僕の名前はマーチン。若モノの就労支援を行なっています。
現在、CDAというキャリア・カウンセラーの資格取得に向け学習中です。

 

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