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2007年11月の3件の記事

2007年11月27日 (火)

ちょっとポジティブ。

本日は、とある事業計画の料金設定を検討してみました。

出勤時の電車の中(これは全部ボツ)と、夜勤の合間に終了、というかプランが出揃いました。なんと40パターン!

当然、それだけでは食っていけないので、それを維持していくための副業(こっちの方が多く稼がなくてはならない現状では、本業なんだけど…)で、稼がなければならない額なんかも計算して、現実的なプラン、理想的なプラン、希望的なプランを色分けしました。

ちゃんと事務所を構えていることも想定して家賃とかコピー機のリース料なんてのも考えたりして。

途中、週休二日の場合と一日の場合なんかを計算し、週休二日なんて何を甘いことを考えているんだオレは!みたいな渇を入れてみたり。

これまであまり気にも留めなかった塾の月謝制や、入会金制度のようなものの仕組みについて思いを馳せました。

そして、これだけ集まれば月に5日しか働かなくていいんだあ、なんてよだれ垂らしたり。

とは言え、本業で食えるようになるまでの副業が見つかるのか?

お客は本当に集まるのか?

自分に講師が務まるのか?

既存のセミナーに差はつけられるのか?(追いつくのか…)

これが目下の心配事第一位から三位でしょうか。

副業は可能な限り、本来事業にフィードバック出来る仕事、カウンセラーに就きたいとは思いますが、派遣で肉体労働なんていうのも一応想定内です。っていうかそういう覚悟も持たないとね。

いま、こうしている間が一番楽しいのかなあ。

意外だったのは、現実的な数字をたたき出していくと、比例して不安も現実的になりしり込みしてしまうのではないか、と自分自身を心配していたけど、そうでもなかった。不安を解消する為に数字を意識し、目標設定と工夫が生まれていくような気がします。

こうやって、事務所はどこにしようか?コピー機のリースはいくらだ?なんて、いろいろと夢を形にしていくんだな。

ちょっとポジティブ。

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2007年11月23日 (金)

ジャズの語り手と聞き手

519nm2tkdql_aa240_1_2 最近のトイレ本は昔お世話になったコレ。その名の通りBlue Noteの名盤が200枚、楽器別に各アルバムが1ページ使って紹介されているんだけど、毎ページ関連作品が一枚紹介されており、例えばデクスター・ゴードンの「ドゥーイン・オールライト」では、デックス唯一のサイドマン参加であるハービー・ハンコックの「テイキン・オフ」が紹介されているといった具合。よって計400枚が、数名の筆者によって紹介されているという便利本。

ジャズ・ブーム再来。そんな季節なんでしょうか?俺。

いやいや、最近あんまりCDを買ってなくって、欲求不満解消のために久しぶりにレコ棚に眠るジャズ・レコ掘り起こしているんです。

世代的にレア・グルーブの盛り上がりから組なんで、ルー・ドナルドソンのコンガ入りとか、オルガン物あたりからやっぱ気持ちいいなあみたいに聴いてます。

ジャズは反応の音楽である。所謂アドリブだとかインプロビゼーションと呼ばれる即興性に醍醐味があるんだけど、僕はさらりと聴いちゃう、というか音楽だけに耳を傾けて、まんじりともせず的な聴き方は出来ない「ながら族」な僕には、どこまでがスコアでどこからがアドリブかなんてのは、曲が変わった事すら気付かずPCに向かっている有り様なんでまったく関係ないのである。

だから、ソロも美フレーズ満載な感じだったり、マイルスのような語尾のアウト感、フレディ・ハバードのビブラート、リー・モーガンのヤクザな感じみたいな、ふわっと耳を惹き付ける間を持っているタイプのジャズマンが好みで、吹き倒し系のブローみたいなのは気付くとA面終了な場合が多い。

あまりにも前段が長くなりましたが、というか、久しぶりになんかちゃんと書こうと思って、漸く書く事が思いついた。最近反省していることをちょいと。

その反省とは。僕は、喋り過ぎるのである。しかも声と身振りがでかい。

ジャズで言えば吹き倒し系なのである、きっと。ブローイング・セッションよろしく、どこかで拭き負かしてやろうという性根の曲がった自分がおり、ファシリテートするつもりが総括しちゃったりしてしまう。相手の1の言葉に反応して10の言葉を返してしまうのである…。

企画会議、カウンセリング、相談、打ち合わせ、講師、営業などなど。自分なりにいろいろと使い分けているつもりではある。アウェイではまだいいがホームだとこの吹き倒し傾向が加速する。自分の思い、考えを伝えることに夢中になり、相手の気持ちを思いやれないのである。いや、思いやってるつもりなんだけど、そうではないらしい。

この前の出張で読んだ「聞き上手」というカウンセラーの本にけっこう感化されたんだけどな。

黒ぶち眼鏡のテナー・サックス奏者ベニー・ゴルソンをご存知だろうか?アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズの「モ−ニン」の作曲者と言えばピンとくるだろうか。ゴルソン・ハーモニーと呼ばれる彼の作る寄り添い型のテーマ・リフ。そして彼の吹き過ぎないボソボソと語り始める老人のようなソロの吹き出し。それでいて佳境に入ったときの畳み掛けるようなフレージング。バック・ミュージシャンが耳を澄ませたように彼のソロのバックでは音量控えめな気がするのは僕だけか?

強引だが、僕はベニー・ゴルソンのような語り部になりたい。でもって、アート・ブレイキーのような合いの手が上手で、話し手をその気にさせる聞き手になりたい。そんなジャズ・メッセンジャーズな繋がりな二人が共演しているアルバムが今日のBGM。

Today's BGM is
BENNY GOLSON/GROOVIN' WITH GOLSON
21kqfpnmh2l_aa130_ 存在自体は恐らく地味なアルバム。ジャズにはまりたてで「モーニン」のジャケの痺れから醒め「アート・ブレイキーではなくゴルソンだな」と勘づいた頃に見つけた裏メッセンジャーズ的なアルバムでもあり、トローンボーン奏者のカーティス・フラーとの「ブルースエット」の裏版としての聴き方もありな一枚。31wpp5jd82l_aa115__2

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2007年11月22日 (木)

近況備忘録。

どこまでを書いて、どこから書いていないのかも忘れるぐらい多忙なこの頃。

一足早く師走がやってきたような勢い。

なんとなく自分にとって大きかった今月の出来事を覚えてるだけ。

  • 東京都の委託事業終了報告会で短くプレゼン。短いの苦手。ただし、聴講者に知り合いがいて、思わぬお褒めの言葉を頂いたり、ヒアリングへと発展したり。舞台の上で後輩と再会したり!
  • 某ひきこもり親の会で講演。不健全だよなあ、ああいう会って。
  • 尿路結石第二弾が腰の後ろちょい左で疼くため、水分を摂る。
  • 某県の教育委員会の依頼で、二部構成三時間を喋りきる。ささやかな慰労会で収穫有り。
  • 内閣府の某青少年関係の会議で講師。

明日はゆっくり事業計画書を練ります!
お疲れさま。

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