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2007年10月14日 - 2007年10月20日の2件の記事

2007年10月16日 (火)

つられて始まる新しい人生もあり

なぜ今頃!? しかも、締め切りが来週の金曜って!

という前年度行った某助成金事業についての報告資料を「覚えてねえよ」と愚痴りながら作成。

その中で、タイトルの「つられて始まる新しい人生もあり」ということを少し書いて、なんか発見した気分になり気に入った。

こういう、さっきまで思ってもいなかったことを、さも初めから狙ってやっているように深読みしてもらえる年齢に差し掛かっているところに、「働き盛り」のマジックが隠されているのでは?なんてことも新たな発見で、ネタバラシなんかしなきゃいいのに、なんて思いつつ書いている。

報告書には数行しか書くスペースがないし、公なので書きにくいこともあり、こっちにちょろっと膨らまして書いてみたいと思う。

要するに、ひきこもりやニートは孤立していて、お友達がいないから、「つられて」何かをやってしまうという機会がまずないし、誘われて嫌だったんだけど「断れなくて」何かをやってしまうこともない。

実は、人生っちゅうもんは、この「つられて」と「断れなくて」の絶え間ない連続が可能性を広げ、人生を豊かにしていたりするのではなかろうか?と報告書を書きながら思ったのである。

そういった意味では、問題になっているパワハラも“ぷち”がつく程度なら文化的に許容するべきかなとか、「つられる」には「誘われる」という行為が必要だから、「誘われ上手」になることは重要なソーシャルスキルなのでは、とか思いが膨らむ。

断れなくてメンタルに支障を来たす輩が多いので、「断り上手になろう!」というワークショップを以前行ったことがあるが、「誘われ上手になろう!」の方が断然ポジティブで美しい。今度企画してみよっと。

そして「誘われ上手になろう!」の後半30分で、「もしも本当に行きたくなかったら」というテーマで「断り上手」をやるのが、ニート支援での王道ではなかろうか?(笑)。なんてことを考えたのである。

ちなみに、面倒くさがりの寂しがり屋な僕がもっとも必要とするスキルが、この「誘われ上手」と「断り上手」なのであった。

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2007年10月15日 (月)

心の底に碇を下ろせ!

小説を書く作業は、心の暗闇に明かりを灯す作業だということを大江健三郎は言っていた。僕も小説家を目指した時期があり、一冊書き上げたことがあるので、そのフィーリングに共感する。

小説を書き進めるうちに、自分の知らなかった邪悪な自分や、涙が出る程弱く心細い自分を発見した。

物語の中で、タマネギの皮を剥くように自分を剥いていき、剥ききったところで無に辿り着き肩すかしを食らった。というのが、僕の小説を書くという形で行なった「魂と向き合う作業」の総括だ。

あの作業で、僕は幾分か生きるのが楽になったし、自分に対しての誇大妄想が晴れて、割とフラットになった。

今、事業計画書を書こうとしている。

この間、ラフスケッチを書いていて思ったけど、それは物語を作る作業と同じだな、と。様々な数字の設定なんかはキャラの設定に酷似していると思う。設定の仕方によって、そのキャラ(事業)の動かし方は変わる。

さあ、事業計画書作成に取りかかろう!

大江健三郎氏の言葉からインスパイアされたイメージが本日のタイトル「心の底に碇を下ろせ!」である。

目を閉じて、暗い心の底に碇をゆっくりと下ろしていくように、自分の気持ちに素直になって、よく考えろ。考えれば考える程、心の海は深くなり、そこにヒントやチャンスが身を潜めているかもしれない。

さあ、碇を下ろせ。揺らぐことのない重い碇を。

Todays BGM is
MICHAEL FRANKS/THE ART OF TEA213cqk9ds8l_aa115_ (1975)
珍しく、のんびりと朝のコーヒータイムを過ごすことが出来た幸運には、最高のミュージシャンとスタッフが作り上げた上質なAORがいいんです。なんともくつろいだ演奏。そして彼の決して張ることのない優しい歌声。ジョアン・ジルベトとかボサノバなフィーリングが背景に感じられる人。ああ、仕事に行く気がしないなあ。似たところではケニー・ランキンとかもいいですね。

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