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2008年3月の5件の記事

2008年3月15日 (土)

キース・リチャーズ

539w



















いやあ、かっちょいい。惚れボレしますねえ。

日経新聞を広げたらルイ・ヴィトンの広告がキースだった!

思わず勝手に切り抜いて来てしまいましたよ(笑)

テーブルの上に置かれたドクロ。ランプシェードに掛かった布の柄もドクロ。

そしてキースが一番ドクロっぽいと来てる!

多分、キースを、ローリング・ストーンズを知らないお姉ちゃんがこの広告を見ても、

「この人は何なんだ!?」と目を丸くするような異様なルックス。

昔は全身の血を入れ替えている…だの噂があったりして。

こういう年の取り方したい、と思うような思わないような、異次元の彼方の人である。

キースのトレード・マークはオープンGのコード・カッティング。

ご多分に漏れず、ロックギター小僧だった私もやりましたよ。

擦り切れる程観た「Let's 〜」のせいもあり、実はちょっとアクションにも影響ありなんです(笑)。

で、このオープンGをやってみた方はお分かりだと思いますが、

ある一定の範囲内では極端に自由を獲得する感じがあるのですが、その範囲を一歩外に踏み外そうとすると、極端に自由性が低い。

というスタイル。(まあ、私のテクニックの問題も大きいですが…)

なんかそこにキース・リチャーズを感じるんだなあ。

ジェネラリストではなくスペシャリスト。小手先のテクではなく、気合い一発!

そうやってぶきっちょに貫き通して生きて来た証が刻まれているこの顔に、畏敬の念を抱くのは私だけではないはず。

Today's BGM is
KEITH RICHARDS/MAIN OFFENDER(1992)
41jkb1699tl_aa240_1 1stも好きなんですが、なんとなくこっちのギターの音の方が好きなような気がする。80年代にミックのソロが時代の感覚を取り入れたエレクトリックな音だったことから、キースのソロを聴いた時は、「キースこそがストーンズなんだな」という確信を抱いたのを思い出す。そしてこのアルバムタイトル「  MAIN OFFENDER」は、ずばり「主犯格」の意。個人的には、キースとロニーの今のアルバムを所望する次第。

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2008年3月11日 (火)

重たい碇をぶん投げろ!

CDAの試験勉強をしている。

エドガー・H・シャインという理論家が言っている「キャリア・アンカー」に思うところがあり、ちょっと。

キャリア・アンカーとは、思いがけない移動や、未経験の仕事を与えられて戸惑っている人に対して、これまで築き上げてきた実績を冷静に振り返って、新たなキャリアの形成を開始するための拠り所となる係留点を確認する。そして、今後の自身の位置づけや、進む方向がいくつか考えられそうな中で、最適な選択の指針を得るために、キャリアのアンカー(碇)を下ろす地点を過去の仕事経験の中に見つけ出して、働く自己像を再認識してもらう、という支援スタイル。

カウンセリングの中から、クライエントの碇となるような重たいモンを見つけて、海の中に下ろして身の振り方にブレをなくしてもらおう、というサポートですね。

なんか未消化な解説で申し訳ありませんが、 アンカーという例えがリアルに膨らんで、日記を書き始めてるんです。

この際に重要なのが、キャリア・アンカーを構成する以下の3つの要素なんですけど、

  1. 成功体験に基づく自覚された才能と能力
  2. 自己判断や他者からの評価に基づく自覚された動機と欲求。
  3. 自身の考え方と、働く集団・組織や仕事環境の規範および価値との衝突の経験に基づく自覚された態度や価値。

長期フリーターやニート君にとって、やっぱり、1がネックになる。成功体験があまりにも少な過ぎる。また、カウンセリングで掘り下げていくと、それって成功体験じゃないじゃん。悲しいけど企業は評価しないよ、っていう現実も出てくる。

だから、アンカーが作れず、大海原で漂流してしまうんだな。

僕も、たまたま八年この仕事をやって、アンカーと呼べるものが出来たけど、ほんとたまたまだよ。

よく、「自分も一歩間違えばひきこもりっていたかも」とか、「自分がニートになっていてもおかしくない」なんて言葉を聞いて、「オレはこれっぽちも思わないなあ」と言ってきたけど、

はじめて、自分が漂流していても全然おかしくないと思った。

はじめはちょこちょこ小さな島を見つけては、食料を調達出来てたけど、最近は…。

そういえば、ちょっと前の東洋経済の特集が「雇用漂流」だったような。

僕らはタグボートの役割なんだろうけど、近くの港へ引っ張って行ってはあげるけど、そこまでしか出来ない。

キャリア・アンカーって重要だな。構成要素の2.3は、キャリア教育の一環の中から育めるものなんじゃないかと思うのであった。

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2008年3月 8日 (土)

事業計画ブレスト

昨日の朝、少し余裕を持って勤務地に到着したのでカフェで過ごすことに。

ケチな僕がカフェを利用するようになったのは最近のこと。

ケチだった僕がカフェを利用するときっと人よりも贅沢気分が増しているんだろうな。

カフェでのんびりと過ごす「自分の時間を大切にしている人々」をウォッチするのも好き。

最近使い始めたコクヨのA4のカットオフ出来る方眼紙のノートに、最近、思いついたら書き留めている事業計画のブレストをした。

真ん中に法人名が入れてあるが、法人名はまだ内緒。その法人名を軸に上下左右に事業名を。ちなみに左の事業名が「その他の事業」になっている。

なんのことはない、ただの数合わせのために書いておいたものであるが、こういう無駄というか意味のないパーツがあることが実は重要なんであって、自分はそういうパーツをいつも無意識に忍ばせているな、と気づいた。

「無意識を意識化すること」は来年度の新たな僕の目標としよう。

ここに半分以上冗談で二つの事業の枝葉をつけた。ひとつは「カフェ事業」。そしてもうひとつが「出版事業」である。出版に関してはかなり真面目に考えているのだが。

その「出版事業」の下に書いたブレストの「スタッフ全員が一冊出版する!」。これこそが僕の描いている法人の理想像であると、このとき気づいた。

同時に誓った。「ひとりひとりの才能、モチベーションが100%発揮される会社を作ろう」と。

ま、理想的な青臭い発言だということは重々承知の助ですよ。でも、いいじゃないですか。自分の会社なんだから!青臭い僕の思いを実現させるために立ち上げるんだから。

やっぱりブレストはいいですね。深層心理が言語化される新しい自分が排出されていく感覚。

無制限に、そして無責任にどんどん排出されていく。

そんな時、僕は自分の可能性を感じられている。そろそろ責任を持って、経済活動としてどう成立させるかを真剣に考えなければ。

至福の時をカフェで過ごす。うん、僕の最高の贅沢な時間の過ごし方だな。

Today's BGM is
ORIGINSL LOVE /ELEVEN GRAFFITI (1997)
07アシッドジャズや渋谷系のデビューの頃の印象が完全に抜けた、 この7thアルバムは名盤だと思う。田島貴男のミュージックラバーズ的な本質と、ボーカリストとしてのオリジナリティとテクニック、オリジナル・ラブという集合体と田島貴男の個人のバランスを最高のバランスで捉えているアルバム。音響的なアプローチは今も新鮮だし、山下や大瀧にも通じる永遠のメロディー性も随所で感じる。素敵。ちなみに、はっぴえんどのトリビュートアルバムで田島が歌う「抱きしめたい」の殺気は鳥肌もんですよ。

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2008年3月 5日 (水)

合理化

グリム童話で、採ることの出来ない葡萄を見上げたキツネが「どうせあの葡萄は酸っぱくてまずいんだ」と言って諦めるシーンがある。

これがフロイトの言うところの、自我を守るために働く防衛規制の一つ「合理化」だそうだ。

昔、ROLEXの時計が無性に欲しくて、友人のROLEXを腕に付けさせてもらったことがある。

あの時、僕は「こんな重たい時計してたら腕が疲れちまう」と思いROLEXを諦めた。

我ながら見事な合理化である。

最近の日記では、広くなったオデコがセクシィになったと書いたな…。

僕らはこうやって毎日合理化しながら上手に自分と付き合っている。

妥協とは言わないあたり、年を取りますます合理化に磨きがかかってきた。

僕の回りのワカモノは合理化が上手いんだか下手くそなんだか…。

合理化しちゃいけないことまで合理化してはいないかな?

少し自己点検してみよう。

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2008年3月 4日 (火)

養成講座終了

一月から毎週日曜日に通ったキャリア・カウンセラー養成講座が、気の抜けるような簡単な模擬試験と共に終了した。
今年に入ってまともに休んだのは何日あったんだろ?
先生も含め、みんなで秋葉原の地中海料理のお店で、打ち上げに行きました。

みんなの挨拶と同じく、大変だったけど、なくなってしまうと寂しいな…。

社会人になってから、これほど同じ時間を過ごした異業種、異世代の方々はいないので、なんか不思議な感慨。 なんの利害関係もない大人同士って、結構いないもんかもしれない。

みんな職場に戻ればいっちょ前の役職があってさ。

あぁいうノリは苦手なんだけど、みんなともっと話していたかった。なんか、みんな人生というしみじみとしたものを感じさせながら、溌剌と明るい人たちばかりだった。
こういう一体感って、ウザイと38年間思ってたけど結構、ステキ。

ありがとう。東京Cのみんな。先生&アシスタントのHさん。

この講座を通じて、自己開示をいっぱいした。こんなに自分が独立することをオープンに話せたのも、自分自身の意思決定には重要な時間だったような気がする。
俺はみんなに宣言したことを絶対叶えるぜ!

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