キース・リチャーズ
いやあ、かっちょいい。惚れボレしますねえ。
日経新聞を広げたらルイ・ヴィトンの広告がキースだった!
思わず勝手に切り抜いて来てしまいましたよ(笑)
テーブルの上に置かれたドクロ。ランプシェードに掛かった布の柄もドクロ。
そしてキースが一番ドクロっぽいと来てる!
多分、キースを、ローリング・ストーンズを知らないお姉ちゃんがこの広告を見ても、
「この人は何なんだ!?」と目を丸くするような異様なルックス。
昔は全身の血を入れ替えている…だの噂があったりして。
こういう年の取り方したい、と思うような思わないような、異次元の彼方の人である。
キースのトレード・マークはオープンGのコード・カッティング。
ご多分に漏れず、ロックギター小僧だった私もやりましたよ。
擦り切れる程観た「Let's 〜」のせいもあり、実はちょっとアクションにも影響ありなんです(笑)。
で、このオープンGをやってみた方はお分かりだと思いますが、
ある一定の範囲内では極端に自由を獲得する感じがあるのですが、その範囲を一歩外に踏み外そうとすると、極端に自由性が低い。
というスタイル。(まあ、私のテクニックの問題も大きいですが…)
なんかそこにキース・リチャーズを感じるんだなあ。
ジェネラリストではなくスペシャリスト。小手先のテクではなく、気合い一発!
そうやってぶきっちょに貫き通して生きて来た証が刻まれているこの顔に、畏敬の念を抱くのは私だけではないはず。
Today's BGM is
KEITH RICHARDS/MAIN OFFENDER(1992) 1stも好きなんですが、なんとなくこっちのギターの音の方が好きなような気がする。80年代にミックのソロが時代の感覚を取り入れたエレクトリックな音だったことから、キースのソロを聴いた時は、「キースこそがストーンズなんだな」という確信を抱いたのを思い出す。そしてこのアルバムタイトル「 MAIN OFFENDER」は、ずばり「主犯格」の意。個人的には、キースとロニーの今のアルバムを所望する次第。