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2008年7月の9件の記事

2008年7月31日 (木)

Sister Morphine

そんなに多くないけど、気持ちがふさぎ、持ち上がって来ない朝がある。今の経営者のやり方や起業の課題など…。近頃ふさぐ日が増えている。

夏のくせに涼しげな今朝がそうだ。

そんな時は脆弱なNANOでは気分にマッチしたセレクションが出来ず、汗を垂らしながらいらつく。

今朝は一度スルーしたスティッキーフィンガーズに落ち着いた。

不安や焦躁、心の痛みを取り除くモルヒネのようなアルバムだと思う。

俺の耳はキースのギターにくぎづけになり、ミックテイラーのレイドバックしたオブリガードにそそのかされ、ミックの声が粘着質で、馴れ馴れしい酔っ払いのように肩を組んでくる。

ムーンライトマイルの祭の後感が今の気分に寄り添い過ぎてて、このままどこかに行ってしまいそうだ。

アイガットザブルースでも聴きながらどこまでも堕落してしまいたい。

俺の場合は、これから嫌な仕事が待っているていうチョッキンよりも、昨日のことや過去のことでそうなることが多い。

目の前のことなんかはなんとでもしてやれる。でもやっちまったことと、これから起こることはどうにもならんから。

意外と引きづるのよね。

デッドフラワーを聴いてたらどうでもよくなってきた。モルヒネが効いてきた。

Today's BGM is
The Rolling Stones/Sticky Fingers
412xj1ywezl_sl500_aa240_1アルバムで、すげー聴いてたんだだけど、iPodに入れて歩くようになって新たな発見が多いアルバムってありますよね。こいつもそんな感じ。一発録りの緊張感とルーズさが見事にノイズになって記録されている感じでいいんだよなあ。僕はミックテイラーがいたこの頃のストーンズが一番好きなんだなあ。アメリカへの憧憬にシンパシーを感じるし、自堕落で自暴自棄な投げっぱなしのバックドロップみたいなアルバム。

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2008年7月26日 (土)

インターネットビジネスグランプリ2008

インターネットビジネスグランプリ2008にエントリーしようと思う。

横浜のもあるんだけど、こっちの方が自信がある。というか根拠が明確だから狙える気がする。

それにしてもグランプリ、グランプリってどうしちゃったの?とお思いの諸兄にご説明。

「資金をどうにかこうにか集めるために必死なんです!」

ということと、

「自分たちのビジネスプランは今の時流に絶対乗る自信が無闇にあるんです」

ということが本当なのか試したいんです。

とは言え。エントリーシートを睨んだまま、筆(タイピング)が進まない…。

頭の中に点として存在しているアイデアたちを線で順番どおりに結べない。酒呑みながらあんなに流暢に何度も話したはずなのに…。

夢と現実の架け橋が渡せないもどかしさ。

ここ、ここ!ここを開通させないとグランプリはいただけないのです!

Today's BGM is
Jack Ruby's Hi-Fi
51p9yvz61pl_sl500_aa240_1 このところ暑さのせいかレゲエがいい。でもっていつもより年代が80年代に近い70年代(70年代後半でいいだろ!)。って無駄なスペース使いはさては?はい、ジャックルビーは何者か良くわかってません!適度なモコモコ感のあるサウンドだけど高音の抜けがよく、低音の安定感も堪らん。でもってエコーのかかり具合やサウンドの整理された感じがタビーやペリーと違うとこ。最近はこっちの方が耳心地良いのだあ。

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2008年7月19日 (土)

アイデア会議

「アイデア会議」という本を読みました。 479791801_3

自分自身、アイデア・マンと呼ばれることも多く、「アイデア」については、それなりの思い入れがありましたが、持論と言うところまでは達していなかっかんだと感じたし、持論化することの強み、みたいなものを本書から学んだ気がします。

まず、アイデアには三つ種類があるんだって。ってこんなことを考えてもみなかった!

  1. 自分に出せたアイデア
  2. 自分には出せなかったけど、すごくよくわかるアイデア
  3. 自分には想像もつかなかったアイデア

このうち、一人でだせるアイデアは1だけ。一人に考えられることには限界がある。だからアイデア会議が必要というのが本書の流れなんだけど。

なるほど~。すでにこの本のアイデアにやられている自分が苛立たしい嫉妬を感じる~。

逆に言うと、一人で考えるということは2、3の可能性を捨てることと同義となる。この辺の流れも、「ヘンな会社の作り方」での「僕のこと」を「僕とあなたのこと」にする可能性の拡大とシンクロする。そして僕の考えている「シェアするココロ」の源流へと流れ込む!

ちなみに、世に出したときに受け入れられる新しいアイデアは2が多いんだって。

で、アイデアを捻る人=プランナーには二種類いて、アイデアをバンバン出してくる「言い出しっぺ」と、アイデアをあまり出さないが、誰かのアイデアを効果的に言い換える「言い換えっぺ」とタイプが別れる。

僕は、どちらもいけるクチ。と相変わらず高めの自己評価。

起業仲間を見渡すと、相棒は典型的な「言い換えっぺ」だと思う。Oというよくいろんなことを考えている男も実は「言い出しっぺ」ではなく、「言い換えっぺ」な気がする(彼は「壊れた翻訳機」と呼ばれている!)

そして僕と、Yが「言い出しっぺ」なのかな。と自分たちの布陣を整理してみたりして。

で、言い出しっぺと言い換えっぺがアイデアを転がして、アイデアを拡散させ、次第に収束させコアアイデアを作り上げる。

この舵取をし、数あるアイデアからチョイスするのがディレクタ-の役割。ここが相棒の強みになっていくと僕らは自由にアイデアフルを満喫できるのかなあと思う。

まあ、この役割をしっかり意識するだけで随分会議が楽しく絞まりそう。ってことで「早くアイデア会議を開きたい~」とうずうずしている。

そうそう、反対意見や批判を言う人はアイデアキラーと呼ばれる。特に拡散の時期にはしてはいけない。発言は質問か代案にするべき、と別の本に書いてあった。

気をつけないと、僕はついつい先読みして批判やリスクについて考えてしまう。アイデアキラーになっていた自分に気づいた。こういう優しく相手に注意を促せる言葉っていいな。

自分たちの起業のアイデアは、まだ転がっていないなと思う。メンヘルも僕の出したアイデアなんで1を抜けてない。

その他の幾つかの事業プランは、2.3への飛躍があり、心が躍った。


僕は、もっとアイデアを転がす作業と言い換え作業をしたい。それにはきっとリサーチが呼び水となると思う。

まだまだ大きくなるアイデアの玉。雪だるまみたいに転がして大きくしたい。

あとがきにこんな耳の痛い言葉かありました

あなたの最大の問題は「読んで、分かって、やらないこと」。

手を動かした者だけが素敵なアイデアを手に入れることができるのです。

Today's BGM is
Tom Petty / Wildflowers
51brquloz2bl_sl500_aa240_160's70'sと現代をつなぐ架け橋のような存在のトム・ペティ。でもちょっと入りきれない。「トラベリング」とか「フルムーン・フィーバー」のジェフ・リンとの相性とかは好きなんだけど、なんかダサい。という思いを払拭したのが、ベスト版での「サムシング~」や新曲「メリー・ジェーン」。でもって、このアルバムのリック・ルービン。彼の作るギターの音は最高なのである。でもって漸く「キタアァァ!」なんです。二曲目がいいなあ。

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2008年7月18日 (金)

某定時制高校でキャリア教育を実施してきました!

7月15日(火)に、都内某定時制高校で1年から3年生の約80名にキャリア教育を実施してきました!Vfsh00451 ご覧の通り、黄色いTシャツを着てね

このTシャツ、この商店街でピ~ンと来た方は情報通ですねえ。

今回のセミナーには新しい取り組みが三つあります。

  1. 企画ブレストに先生方も参加してもらった
  2. 学年別ではなくタイプ別で行った
  3. タイプにより違うワークを行った(計3つ)

1.の効果としては、先生方が本番で傍観者にならず参加してくれていたこと。

これにはもう一捻りあって、事前のプレゼンで「先生用のマニュアルを用意しておきます」と僕が勢いで言ってしまって、しょうがなく作って当日配布した、というのも効いていたのかも?

これは毎回作成することにしました!

2.については「Yes Noチョイスシート(本当はなんて言うのかな?)」を作り、生徒にその結果とセミナーの内容を鑑みて自主選択にさせたんだけど、正直、どこまでこちらの意図していたように分かれたかは不明。

恐らく、現在集計中の生徒&先生方へのアンケートの結果から多少見えるものがあるかも。

実際、実施してみると定時制特有なことだと思うけど、学年差みたいなのが特に見えない。こういう交流は大切だと思うので、いい取り組みだったと思う。

Vfsh0047 3.については、結構、タイプにマッチしたワークを実施できたという実施者の手応えがあり(ちなみに僕は全体の仕切り&アシスタント)。ってことは2.もそこそこ上手くいったのかなあ?

当日は、噂を聞きつけてきた東京都の教育委員会(?)から三名の見学があり、大絶賛していただきました!これにかこつけて、起業の足がかりを作るべく、こちらからも押しかけて営業して来ようと思います。

でも、大変だった。理由ははっきりしています。オリジナルのオーダーメイド・ワークだったから。キャリア教育を生業にしていこうという気持ちが挫けそうになるぐらい大変だった。正直、相当他の仕事を棚上げしたと思う。

セミーオーダーくらいで出来るよう、ネタをいっぱい考えたい。でもってそれらをすべてネット上で公開して無料でダウンロードしてもらいたい!でもって、俺のも俺のもって世界中のワークを集めた増殖型サイトを運営したい!

次回は、歯科衛生士専門学校でのキャリア教育セミナーが待っております!楽しみ~。だって、定時制のやんちゃ坊主を相手にしていたら、後は…でしょ?!

Today's BGM is
The Beatles / With The Beatles
41a75jzc0fl_sl500_aa240_1 ビートルズ熱はまだまだ続きます。いいなあこのジャケ。ジャケ的にはアビーロードと同じくらいパクられてるんじゃないでしょうか?なんかあどけないジョン。マッシュルームカットが似合ってないぞ!「デビル・イン・ハー・ハート」が好きだなあ。1stの「アンナ」も「ポストマン」とかの初期のR&Bカバーは秀逸ですねえ。アメリカ版は「Meet The Beatles」だっけ?レコはそっちなんで、初のCDゲット。カーステで聴いたら、リンゴのバスドラがズンズンなっててビビッた。

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2008年7月11日 (金)

「へんな会社の作り方」

(株)はてなの、近藤さんの本を読んだ。51cefzgyjvl_sl500_aa240_1

僕が使ってるブログはご覧のようにココログなので、「はてな」のことはあまり知らなかった。

わからないカタカナ語をググッたら、「はてな」がヒットするという、いつも出会い頭な印象。

ウィキペディアみたいなサービスなのかな?みたいな。その程度の認識で、今回も図書館でタイトルが目についたので、とりあえずの五冊の一冊にしただけだった。

僕はサイト自体にも関心はあるけど、今回この本を読んで、「はてな」という「へんな会社」に興味を持ち、近藤さんという方にシンパシーを抱きました。

僕も「へんな会社」を作りたいと常々考えています。

゛へんな″というのは=常識に捕われないという意味です。

あ、ちなみに今読んでる「戦わない経営」という本には、こんなことが書いてありました。

何百年か前は地球は回っていなかった。それが常識だった。でも今、地球は回っている。(中略)常識は、今まで知りうる最高の知識。それだけ。

これを「常識と正しいことは違う」とまとめている。

そして「この世には゛未常識″が溢れている」と。

こういうシンクロの共感の積み重ねがその人の価値観となっていくんだなあ、と今改めて。

話しを「はてな」に戻すと、近藤さんという方は゛未常識″の探求者なんだろうなと思う。

有名な話しでは、立って会議をするとか、会議をMP3で社外に公開したり、50%の完成でサービスを公開し、ユーザーの利用の仕方や意見、アイディアを取り入れながら100%の完成を目指していくとか。

彼のテーマは「ぼくのこと」を「ぼくとあなたのこと」にすること。

どうするのか?

ここがとてもシンプルで「可能な限り嘘偽りなく人に伝える」のだ。

聞かされた相手は、なんらかの提案をしてくれるだろう。

そしてそれが、近藤さんのポリシーが会社の推進力に直結しているところが素晴らしい。

僕は、今よりも楽な暮らしを求めてはいるけど、金儲けをしたいわけではない。
いろいろ戦略を練り上げる日々に、オアシスのような一冊となった。

Today's BGM is
The Beatles / The Beatles For Sale
51hmjvnvfal_sl500_aa240_1 年に何度かビートルズ熱にかかるのだが、その度にアルバムのストライクゾーンが違っていて面白い。今回のウイルスは初期傾向が強いみたい。でもって今年は←コレ。寒そうな4人。ジョージのおつむが謎な感じ。ジョンの乾いた声が全編で魅力を放っていると思う。僕の白眉は「Every Little Thing 」。CD買ったらモノラルでがっくり。カンサスシティーがAラスじゃないのもなんか違うなあ…。

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2008年7月 9日 (水)

大学のキャリア支援

こないだ、某委員会で某大学の准教授に聞いた。

「大学も少子化で生徒集めが大変になるから、大学の売りとして出口強化(キャリア支援)に力入れてかないと、なんて傾向って出てきてるの?」

彼の答えは、大学で生徒集めに翻弄しているのは田舎の大学、二流の大学であり、有名大学はまだまだ少子化の煽りを受けず、胡坐をかいている状態にあると。

ちなみにこの准教授は胡坐組み。

しかも、大学というのは生徒の母数(この方がよく使う言葉)が不明確なため、割合とか、総体が見えにくく、教授レベルではそういう危機感をあまり抱かないとのこと。

でも客観的には、「ヤバいよなあ」と思うとのこと。

キャリア支援に関してNPOでも参入するニーズはばっちりあるが、障壁は高いと。新参者が入り込みにくい癒着の世界があるような?不透明なニュアンスが伝わってきた。

たまたま福祉志望の女子大生(4年で内定済み)にも話を聞く機会があったので、キャリアセンターは利用したか?どんな雰囲気かをリサーチしてみた。ちなみに僕は高卒なので、キャンパスライフが想像できない…。

彼女へのリサーチの結論としては、「大学ではいろいろ試行錯誤しているが、学生のニーズを掴んでいないので学生が利用していない(みたい)」。その理由としては以下のようなことが考えられる。

  1. 大学のサービスを利用すること自体が「なんか引く」「ダサい」みたいな感覚が学生にあり(わかる気がする)。
  2. 動ける学生はキャリアセンターを頼らず就活ができてしまう。
  3. OB訪問などが個人情報の壁に阻まれ、キャリアセンターが斡旋できなくなっている。
  4. キャリアセンターの情報は大学外の情報よりも薄いと思われている。2.3もその現われでは?

また、高校のように強制参加じゃなく選択的に参加するから、キャリアガイダンスやセミナーには出ない人が多いよう。彼女は消極的に利用していたタイプだそう。

キャリア支援ということでは、不完全燃焼(=ビジネスチャンス)を起こしている様子がありありと伝わってくるなあ。

でも、彼女いわく、大学生よりも高校生にしてあげるべきだと。

彼女はエスカレーター式の付属高校卒だが、そもそも学部の違いがわからないし、選ぶための自己分析のような時間もなかったと。

結局、彼女もマスコミを目指して社会学部を選択したが、内定は製薬会社である。まあ、こんなことは人生にはよくあることだし、この遠回りを一概に無駄とは言えないなのだが、

「あんたら教育のプロだろ?」と言ってやりたくなる。

まあ、いつか俺がやってやるぜ、なんて思っているのだが、メンタルヘルスと両天秤とはどうもいかなそうである。

どうもキャリア教育が的が絞れない。「売り」が見出せているのだが、具体的にならない。カネにもならないときたから、ちょっと棚上げということになってしまっているのだ。

一儲けしたらCSRでキャリア教育。これが今の目標である。

Today's BGM is
Ann Sally/Brand-New Orleans
51bnwqd07jl_sl500_aa240_1なんだかんだ僕が一番聞くサリーちゃんはこれ。清純を絵に描いたような方なんだと勝手に想像しているが、そんなサリーちゃんが、おもいっきりやさぐれた阿婆擦れを演じている背伸び感が愛おしいのだ。「いいんだよ、あんたはこぶしなんてまわさねえでもよぉ」と俺が優しく言ったらサリーのヤツ涙流しやがった。と言って涙ぐむ俺。みたいな。あ、また音楽に触れてないや。NO録音。現地の友人たちがいなたいバックをつけています。

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横浜ビジネスグランプリ2008

横浜ビジネスグランプリ2008というものにエントリーしてみることに決めました。

動機はいろいろありますが、一つには自分たちのビジネスプランがどの程度通用するものかを試すため。

また、応募の準備が重要なブラッシュアップになるだろうということ。

そして、モチベーションを高める効果。

僕にとって意外と大きなウェイトを占めいているのが、融資関連でリサーチを進めていく中でじんわりと感じている、「外部協力者との出会い」である。

ちょっと前までは、アイディアを盗られるという心配が肥大化していたけど、今のままじゃアイディアを実現することもままならないのではないかという心配もあり、ちょっと勝負を仕掛けてみたいなと。

まあ、こういうことに血が騒ぐタイプなんですね、きっと(苦笑)

Fig011_2 

そして、どれもが嬉しい特典!

予告します。

僕らのプランはイケてると思う。ファイナリスト7名に絶対残って見せます!

Today's BGM is
The Beatles/Anthology 1
61zg54kdppl_sl500_aa240_1普遍と陳腐の境にある、紙一重のさじ加減が痛くわかるアルバムである。魔法が解けたビートルである。その魔法を誰がかけたのか?アルバムという商品に仕立てたのはプロデューサーのジョージ・マーティンだろう。収録されたダサいアレンジを止めさせるうというさじ加減もマーティンに違いない。しかし、神がかりなジョンのシャウトは?ビートルズの面白さである。この「1」でのジョージの溌剌さがなんか惜しまれるんだなあ。

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2008年7月 6日 (日)

メンタルヘルス事業

冷房に弱い僕は、足の裏に熱を蓄えてしまい、夜に超だるい。

昨日、足裏マッサージを生業にしている女子に足裏マッサージの店内の様子を詳細に聞いた。

今度行ってみたい、とは思うが行くことはないだろうな。

起業の準備は日々続く。主に電車の中。

今のタイミングで、こんなリサーチをしているなんて…、間に合うのか?とか、

「おっ!このデータは相棒が言っていた仮説の裏付けになるぞ!」とか、一喜一憂。

計画では来月には退職の意思を上司に伝える予定だが、いざ、一ヶ月前になると怯む。

起業までのカウントダウン計画表が、朧なのがいけない。詰めなければ。ここが詰まるまでは、退職届は出せない。とは言え、起業が夢となって終わっても自分も含め、他のメンバーは今の会社になんの魅力も感じていない。

「樹を見て森を見ず」とはよく言うが、うちの親分は「森ばかりを見て樹を見ない」。従業員に人間的関心がないのだ。存在そのものがパワハラなんじゃないかと最近思う。

まあ、愚痴は置いといて、近況を。

メンタルヘルスについて、厚生労働省の膨大な白書やデータと、EAPを行なう企業のHPをプリントアウトして読んでいる。

本当に膨大だが、要約すれば10ページ足らずなんじゃないか?

みんな同じことが書いてあるのだ。ある意味亜流が生まれにくい世界だとは思うが、本当に同じ。これが税金で作られているのかと思うと複雑だが、重要なデータではある。

大量にプリントアウトしてファイリングしたデータ類を前に、正直、これ以上読み進める価値を見いだせないので、具体的な事業計画書作りに入ろう。

EAPを行なう企業の価格設定がいまいち謎なんだかが、適正価格ではないような気がする。素人目には馬鹿みたいに高い。戦略としてこの辺に準じていくのか、価格破壊を起こすのか、とう選択が過るが、あくまでも適正価格で勝負したいと思う。

なんだかんだ、現状ではメンタルヘルス事業が一番具体性を持っていることが不思議だが、この自分でも驚きの流れは、ウェルカムである。

Today's BGM is
Sly & Family Stone / Fresh
31vw6rteisl_sl500_aa240_ なんなんでしょうね、このポーズと満面の笑み。撮影の状況を思うとおかしい。「スライさん、もう少し笑顔下さい」なんて言われながら何度も高いところからジャンプ?もう少し音について触れなければといつも思いつつ脱線。一番好きなスライのアルバム。ドンカマとアンディー・ニューマークとラスティ・アレンのベースのうねりではなく絡みみたいな。そういえば奇跡の来日しますね!起業について考えると、不意に「ケセラセラ」を思い起こす。

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2008年7月 1日 (火)

美容師さんのメンタルヘルス

週末にまたパーマをかけました。モジャモジャです。

で、美容院のメンタルヘルス事情をみっちり聞いてみました。

ちなみに私、美容師の専門学校卒なんです!

で、一年弱美容院で働いていたんで、なんとなく事情通なんです。とはいえ、あれはかれこれ21年前…。でも、あんまりノリは変わらないみたいですよ。

で、想像していた通り荒んでおります。

うつになる人も多いし、忙しいと食事が取れないことが原因で、女性はホルモンバランスを崩し生理が止まる、終わらないみたいなことがあったり。

トイレに行けず膀胱炎とかも…。

で、勿論ケアはなし。もっと酷くて「明日から出てこい」的なこと電話で言われちゃったり。

でもって給料が高いわけじゃないでしょ?こういう割り切れない状況でメンタルトラブルが発生してるんですよね。

あ、私が話しを聞いた美容師さんはメンタル・タフネスさんでした。

環境分析をしてみると、数年前のカリスマ美容師人気で、当時、専門学校の生徒数がピークとなり、その頃の連中が一人前になっていることを考えると、今は人余り?

だから人は入れ代わればいいという某私の職場的発想?

でもこれじゃあ堅気の世界じゃ淘汰されるんじゃないのかなあ?安定しないでしょ、いろんな意味で。

少子化も踏まえ、離職率が高そうなことと、美容師としての旬の年齢みたいなのがある(フカヨミし過ぎ?)人の循環があることを考えると、ここも人を大事にしていかざるえない業界と言えるだろう。っていうか、どこの業界もだよね。

きっとライトサイジング(適正な人員配置)と、ダウンサイジング(事業の縮小)が成功するところと、ここぞとばかり事業拡大を謀り失敗する傾向に二分化されるだろう。

前者も後者もバランスというキーワードで計れば、どちらも危うい経営バランスだろう。

ここには必然、メンタルヘルス需要がある。

先日書いた老人ホームのように、需要は延び続けるが供給が追い付かないイビツな現象を起こす業界もまた、僕らのマーケットになりえると思う。

実際、お金のある病院ではすでに看護士のメンタルヘルスケアは取り組んでいるしね。

こうやって社会をマーケットとして俯瞰して見ていくと、いろんなものが見える。

自分を正義の使者と勘違いしないことは重要である。
なんて考えた。

Today's BGM is
Beastie Boys/Ill Communication
4117f1at4sl_sl500_aa240_1 4枚目のアルバムでしょうか?マニー・マークの参加はこのアルバムからでしょうか?と、曖昧な聴き方なんですが、この頃のザラついたアナログ感は堪りませんし、生音も彼ら自らがプレーで、アシッド・ジャズテイスト(古!)なスリリングな雰囲気もグゥ~。アナログで持ってましたが、昨日ブックオフで400円でゲット。

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