Sister Morphine
そんなに多くないけど、気持ちがふさぎ、持ち上がって来ない朝がある。今の経営者のやり方や起業の課題など…。近頃ふさぐ日が増えている。
夏のくせに涼しげな今朝がそうだ。
そんな時は脆弱なNANOでは気分にマッチしたセレクションが出来ず、汗を垂らしながらいらつく。
今朝は一度スルーしたスティッキーフィンガーズに落ち着いた。
不安や焦躁、心の痛みを取り除くモルヒネのようなアルバムだと思う。
俺の耳はキースのギターにくぎづけになり、ミックテイラーのレイドバックしたオブリガードにそそのかされ、ミックの声が粘着質で、馴れ馴れしい酔っ払いのように肩を組んでくる。
ムーンライトマイルの祭の後感が今の気分に寄り添い過ぎてて、このままどこかに行ってしまいそうだ。
アイガットザブルースでも聴きながらどこまでも堕落してしまいたい。
俺の場合は、これから嫌な仕事が待っているていうチョッキンよりも、昨日のことや過去のことでそうなることが多い。
目の前のことなんかはなんとでもしてやれる。でもやっちまったことと、これから起こることはどうにもならんから。
意外と引きづるのよね。
デッドフラワーを聴いてたらどうでもよくなってきた。モルヒネが効いてきた。
Today's BGM is
The Rolling Stones/Sticky Fingersアルバムで、すげー聴いてたんだだけど、iPodに入れて歩くようになって新たな発見が多いアルバムってありますよね。こいつもそんな感じ。一発録りの緊張感とルーズさが見事にノイズになって記録されている感じでいいんだよなあ。僕はミックテイラーがいたこの頃のストーンズが一番好きなんだなあ。アメリカへの憧憬にシンパシーを感じるし、自堕落で自暴自棄な投げっぱなしのバックドロップみたいなアルバム。