ご報告
尽力したインターネットビジネスグランプリ2008ですが、こちらの手違いにより審査無効となってしまいました。これもひとえに自分たちの甘さの象徴的な出来事だと深く反省し、褌を絞め直し、再度会社設立に向け頑張って行きたいと思います。ご協力・応援して下さった皆さん、すみません。今後ともあたたかく見守って下さるようよろしくお願い申しあげます。
気持ちを切り替え、前回も書いたこっちにトライし直します。「シェアコロ」の社会貢献性の高い事業プラン(すみません、いずれこの場で紹介しますし、公の目に触れる事業にしたいと思っています!)は、前回のビジネスグランプリで確立できたように感じています。しかし、どうしても事業性=収益性が低い。これは私たちNPO法人職員、或は福祉的な事業に関わるすべての者の最大の欠点だと思います。
ここを突破しない限り、NPO法人は永遠に「ボランティアに毛の生えたような」と言われ続けるでしょうし、現状では一部の法人(ひも付きのような団体もありますが)を除き、この形容詞から抜け出ることは体質的にも、税制上の問題や文化的な背景などを鑑みても困難であることが予想されます。
今、このような状況に一石を投じているのがソーシャルアントレプレナー、社会起業家たちです。『チェンジメーカー』という本には世界中の社会起業家の活躍が紹介されています。
CSRという言葉がもてはやされていますが、この本は株式会社でも社会貢献はできる、ということを教えてくれました(素晴らしいNPOも紹介されています)。要するにお金の使い方、使われ方のコンセンサスが取れていれば、法人格なんか関係がないと僕は思います。
だとすれば、人材確保や資金集めなどがどうしても難しいNPO法人というフォーマットにどのようなメリットがあるのでしょうか?
話が脱線しまくっていますが、勢いづいちゃったので…。
事業性=収益性です。高いモチベーションを維持する為にはしかるべき報酬、保証が必要です。ここを情や善意に頼りきり、蔑ろにしてきた法人はきっとなくなるでしょう。生き残ったとしてもそこに発展はないでしょう。それでも満足してくれる受益者がいればそれでいい?それは経営者の傲慢に他ならないと僕は思います。
この本の中に辛辣なメッセージがありました。
「感傷に流されない。福祉・慈善とは違う。センチメンタルなお情けや施しとは違う」
だから事業性=収益性です。社会貢献性と事業性。
う〜ん、考えろ!オレ。
Today's BGM is
Richaed Julian/Sunday Morning in Saturday's Shoes愛すべきニューヨーカー。なんかこの人見てるとほっとする。禿げてもかっちょいいんだ。あんまり格好良くなくても格好いいんだって(笑)これはノラとのリトルウィリーズを挟んだセカンド。ぐっとモダンになった印象で、世間的には聴きやすくなってる。おおはた雄一のプロデュースをジェシーハリスとして、おおはた氏のramblin'のインタビューで、ニューヨーカーの懐の深さが伝わってきたけど、本当にいろんな音楽を愛し、触れてきた人なんだろうな。憧れのスタンス。