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2008年6月29日 - 2008年7月5日の2件の記事

2008年7月 1日 (火)

美容師さんのメンタルヘルス

週末にまたパーマをかけました。モジャモジャです。

で、美容院のメンタルヘルス事情をみっちり聞いてみました。

ちなみに私、美容師の専門学校卒なんです!

で、一年弱美容院で働いていたんで、なんとなく事情通なんです。とはいえ、あれはかれこれ21年前…。でも、あんまりノリは変わらないみたいですよ。

で、想像していた通り荒んでおります。

うつになる人も多いし、忙しいと食事が取れないことが原因で、女性はホルモンバランスを崩し生理が止まる、終わらないみたいなことがあったり。

トイレに行けず膀胱炎とかも…。

で、勿論ケアはなし。もっと酷くて「明日から出てこい」的なこと電話で言われちゃったり。

でもって給料が高いわけじゃないでしょ?こういう割り切れない状況でメンタルトラブルが発生してるんですよね。

あ、私が話しを聞いた美容師さんはメンタル・タフネスさんでした。

環境分析をしてみると、数年前のカリスマ美容師人気で、当時、専門学校の生徒数がピークとなり、その頃の連中が一人前になっていることを考えると、今は人余り?

だから人は入れ代わればいいという某私の職場的発想?

でもこれじゃあ堅気の世界じゃ淘汰されるんじゃないのかなあ?安定しないでしょ、いろんな意味で。

少子化も踏まえ、離職率が高そうなことと、美容師としての旬の年齢みたいなのがある(フカヨミし過ぎ?)人の循環があることを考えると、ここも人を大事にしていかざるえない業界と言えるだろう。っていうか、どこの業界もだよね。

きっとライトサイジング(適正な人員配置)と、ダウンサイジング(事業の縮小)が成功するところと、ここぞとばかり事業拡大を謀り失敗する傾向に二分化されるだろう。

前者も後者もバランスというキーワードで計れば、どちらも危うい経営バランスだろう。

ここには必然、メンタルヘルス需要がある。

先日書いた老人ホームのように、需要は延び続けるが供給が追い付かないイビツな現象を起こす業界もまた、僕らのマーケットになりえると思う。

実際、お金のある病院ではすでに看護士のメンタルヘルスケアは取り組んでいるしね。

こうやって社会をマーケットとして俯瞰して見ていくと、いろんなものが見える。

自分を正義の使者と勘違いしないことは重要である。
なんて考えた。

Today's BGM is
Beastie Boys/Ill Communication
4117f1at4sl_sl500_aa240_1 4枚目のアルバムでしょうか?マニー・マークの参加はこのアルバムからでしょうか?と、曖昧な聴き方なんですが、この頃のザラついたアナログ感は堪りませんし、生音も彼ら自らがプレーで、アシッド・ジャズテイスト(古!)なスリリングな雰囲気もグゥ~。アナログで持ってましたが、昨日ブックオフで400円でゲット。

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2008年6月29日 (日)

老人ホームと少子高齢化

こないだ、とある社団の老人ホームの施設長にイベントの打ち合わせでお話を聞きに行って来て、ショッキングな事実の数々を聞いてきたのでご報告です。

まず、今回のイベントの趣旨でもある「若者を雇用したいのに若者が応募して来ない」という現状について。

お邪魔した老人ホーム。とても清潔感があり、窓が多いせいかとても明るい印象の施設なんですが、ここにはベッドが120床あるそうなんです。

ですが、開業した当初(いつかは失念したが少なくとも3年以上前)から、110床しか利用して頂いていないんですって。需要はあるというのに勿体ない!

それは、なぜか?

単純に従業員がいなかいからです。

これにはいくつかの明確な背景と不明確な背景があります。まあ、僕の中で明確に整理できてませんが、ビジネスチャンスの香りもするので書き留めておきたいと思います。

まず、明確な事実としては、社団法人の人気がないという事実。

「ワタミ」や「コムスン」などのネームバリューのある株式会社に若者が流れてしまっているらしい。

でもって少子化なのか、専門学校からの推薦入学者が年々減少しているらしい。ちなみに去年9名いたのが今年は2名しかいない!

でもって、新卒採用のための説明会を開催したらしいのだが、50名が入れるホールを借りて、23名の申し込みがあり、当日実際に参加したのが11名。このうち何名が応募してくれるのやら、と頭を抱えている状態。

打開策として、採用試験にこれまで一般教養の試験があったが、これがネックで応募して来ない傾向があるため、3年前から面接と作文だけにしたんだって!利用者側に立ってみた場合にも微妙な判断だなあ、これはあ…。

一方、専門学校や大学の福祉介護科が相次いで閉鎖に追い込まれているとのこと。ここは背景がピンとこない。少子化なのか、コムスンの事件を受けて人気がないのか?

高齢化=老人ホーム満杯みたいな図式と、この閉鎖はまるで逆じゃないですかあ?

単純に不安が襲うことを聞いちゃいましたよ。将来はフィリピン人のヘルパーさんにおしめ変えてもらうのかなあ、おれたち…。なんか長生きしたくないなあ。いいのかよ、こういうことで。

対策のひとつかも知れませんが、高校在学中にヘルパー2級の資格を取得させる高校が出てきているらしいのですが、明らかに使えないと。専門学校2年を経てきた人材とは雲泥の差だと言ってました。

なにがって、コミュニケーションスキルみたいですよ、結局のところ。チームとしての動きが取れないのが致命傷らしい。

とはいえ、専門学校卒に関してもひとつ。

これまで、新人研修と言えば介護に関する実技指導だけで済んでいたのですが、3年前からコミュニケーション・スキル・アップだとか、自分のウィークポイントを知るだとか、実技外の研修が必要になってきていると。ここが外部講師なんで、僕らのビジネスチャンスなんだけど。

若者の質が落ちてると、お嘆きでした。

みんな主体性がないんだって。

面接で「3年後、どんなヘルパーになっていたいですか?」に誰もちゃんと答えられないと。

それにしてもなんでなんだろう?

ゆとり教育の弊害?ゲームのし過ぎ?親の甘やかし?教育の質の低下?

なんなんだろうね、ほんと。

僕なんかも弱体化した若者の代表的な「新人類」なんて言われ方していた世代だったような気がするけど、その「新人類」な大人が嘆く、今の若者たちってなあ…。トホホ。

話を少し戻すけど、社団法人っていうか福祉って、「こちとらいいことしてんだぜ」ってことにあぐらかき過ぎなんだよ。見せ方の上手い株式会社が入り込んでみんなかっさらわれて、経営努力って物を省みろよってんだよ。と思った。

でもって、コムスン事件がいい例だが、株式は営利を全面に出し過ぎて福祉を食い物にすんなよ、介護報酬の不正請求なんてまだ行なわれてんじゃないかなあ、まったくよぉ。と思った。

と、脱線しましたが、こんな塩梅なんですよ。

一応、結論というかまとめると。

学校が一人前にできないまんま社会に押し出している。これは、子供たちの未熟さがあるし、会社側の器が小さくなっちゃって育て切れない面があるんだと思う。ここのギャプを埋めるビジネスがすでに展開している。ここに僕らニート支援のスキルの応用が必ず活かされると僕は考えている。

介護福祉の低迷は、農業の低迷に似ている気がするなあ。「農家なんかするもんじゃねえ」と言い続けた結果みたいな。


Today's BGM is
Noon/my fairy tale(2005)
31fs1a70ebl_sl500_aa240_ ブックオフで250円で購入、ラッキー!アン・サリーが大好きなんですが、正直入り込み切れないのがこの人。でも逆にBGMと割り切ると、とても耳馴染みがいいみたい。そういう場合、選曲がとても大事になるんですが、これはキャロル・キング、ビートルズ、バカラック・ナンバーからスタンダードまで取り上げており、ゴンザレス鈴木のさすがなアレンジが、なんだろ、ロハス?みたいな心地良さ。

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