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2008年10月5日 - 2008年10月11日の3件の記事

2008年10月 7日 (火)

CSRとSRI

なんだかなあ。前回紹介した本を読み終わった。オレがいつも使っていたCSRはちょっと意味が違ったのかと思っていた所、一番最後の章立てでSRIが出てきて、なんだオレが使っていたCSRっていう言葉はSRIの方がニュアンス近いじゃんとか思ったけど、やっぱCSRだった。なんのこっちゃ!

ちょっと読書感想文的に整理をしよう。多分無理だけど。自己流に噛み砕く余裕がない。すでにいっぱいいっぱい。子供っぽいことをエラそうに書くかもしれないけど自分のためなんで許してちょうだい!

まずはCSR(Corporate Social Responsibility)は、「企業の社会的責任」と邦訳される。まあ、置いといて。

世の中分業なのである。事故米しかり、サブプライムしかり、一カ所が適当なことをすると、全体に迷惑がかかる。みんなが自給自足の世の中なら、「あいつ馬鹿じゃん」で済んだ。でも今の世の中、流れ作業のラインで出来ている。

流れ作業感がわかりにくいのは、皆さんの使ってるPCは、会社のロゴが入っていると思うけど全部がその会社で作っているわけではなくて、色んな会社のパーツが組合わさって出来ている。仮に100社が関わっているとする。一社でも適当な部品を作って、すぐに壊れるなんてことがあると、99社が迷惑すると。

そういう適当なことが起きないようにする連帯責任(社会的責任)みたいなことがCSRの起源で、そういうことが起きないようにする仕組みがCSRの1つなんですよ。

それってコンプライアンス(法令遵守)じゃんって思うのですが、それを内包しているのがCSRなんで、どこまで読んでもCSRがわからないんです(苦笑)

そのPCが例えば、壊れなくて頑丈を売りにしているとします。僕らは毎晩、こうやってそのPC向かって楽しんでいるPCのファンだ。でも、このPCが発展途上国の子供たちが違法労働で学校にも行かず働かされて作られていたらどうだろうか?気分が萎えるよね?萎えるぐらいならまだしも、そんなPCは使わないという不買運動に繋がる可能性もある。

そんな悪評が立たないように、そういう悪いことはしないというモラル守るのもCSRの1つなんですよ(これまたコンプライアンスな例えだな)。

この不買運動がSRI(Socially Responsible Investment)「社会的責任投資」に繋がる。

「企業に投資を行なう際に、企業の経済的な面だけではなく、企業が果たしている社会的な責任も考慮する」

SRIは投資家サイドの考え方なんですね。そもそもは、教会が寄付金の資金運用の際に、タバコやアルコール、ギャンブルなど、自分たちの教義に反する企業には投資をしないというのがSRIの原点と言われている。

「そんな子供たちが関わっているPCなら買わない」、という裏返しで言えば、どうせ投資するなら「環境にも配慮され、地域の活性化に配慮している会社」=CSRをちゃんとしている会社に投資がしたい。

もっと具体的に言うと、投資家が戦争に使われる兵器の製造企業には投資をしなければ多くの軍需関連企業は地雷を製造することに躊躇しるでしょう。児童を労働させて搾取している企業には投資を止めると宣言すれば、そのような企業は児童を働かせて利益を得るビジネスモデルを見直すだろう。

投資を通じて社会を変えていく仕組みがSRIなんですね。かっちょいいぞ金持ち!って妬ましい。

しかし投資家は所詮投資家。SRIといえども「収益性を無視しても善良な企業に投資したい」とは思っていない。善良な企業に投資し、尚かつ収益を上げたい。

企業側も、投資を受けたいわけだから、投資家のSRIに答える運営を考える。だからCSRをしっかりやってる企業が伸びる。先進的な企業はCSRを報告書にまとめ、株主やステークホルダー(これはなんだ?企業に取って利害関係にある人すべてを指す言葉かな。地域や従業員なんかも含まれる)に向けて取り組みをHP上でアピールしている。

この際のアピールポイント(ようやく僕のビジネスと繋がるんだけど)の柱は、環境、社会、財務になる。

環境はISO系の取り決めをどう守っているかということでご想像の通りのことです。

で、社会。地域貢献、ボランティア活動、ステークホルダー・コミュニケーション(地域との対話?これにNPOを使おうという文脈)、事業者(工場)見学、などなど。ここにSRIが含まれてくる。

財務はパス。

今回勉強になったことは、小さな国家並みの大企業が世の中には大勢ある。GDPで国家と企業を横並びにした場合、トップ100の中に29社も企業が入る。ちなみ59位でトヨタ自動車(380億ドル)で60位がクエート(240ドル)。国家であるクエートは税金を福祉等で国民に還元しているが、企業は利益にしているだけで地域社会に対して還元していない。だから僕たちは企業にCSRを要求するべきである、こういう活動をしている団体もあるんだって。

CSRを要求するという発想はまるでなかったので目からウロコである。ちょっと強くなった気分。

これがCSRとSRIの密接な関係である。

まとまったのかどうだかわからんちんですが、もう眠いので終わりにします。

Today's BGM is
FATBOYSLIM/You've Come a Long Way, Baby
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このアルバムの「Praise You」が大好きなのである。久しぶりにヘッドフォンで大音量で聴いたら、こんな耳障りの悪い音楽はなと思った(「Praise You」は別で)。あ、眠い時に聴く音楽じゃないということで、いい気分の時に聴いたら最高だろう!Fatboyslimことノーマンクックはどんなヤツなんだろうな?友達にいたら最高だろうなって思う。レコードだらけの機材だらけの家に遊びに行きたいよ。写真のおデブがFatboyslimではありません。

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2008年10月 6日 (月)

青空ブレスト

昨日はシェアコロ・メンバー全員集合してのミーティング。

いつものジョナサンが飽きたので、お隣りの新宿御苑でピクニックシートを敷いて『青空ブレスト!』

まあ曇り空でしたけどね。

これがよかった。適度に邪魔が入り、いい感じで気が散る。頭が冴えまくったかは別にして。

課題は学習教材事業の目玉商品の開発。これは一度僕がやりかけて挫折した物を若い二人に託した仕事。

結論。やっぱり一人の頭で考えたことなんてちっぽけだな。

ぽつぽつと雨が振り出したのでジョナサンに移動。ここからが『ブレスト地獄』(*_*)

クリエイティブにブレストのできる限界は一時間ぐらいでしょうか?

最後はAを中心に「それでいいんじゃない」という妥協的発言続発。

それでもなんとか課題だった15のタイトル決めは無事終了。

恒例の居酒屋に移動しての作戦会議。実は、現職の関係で四人が揃うことが難しくなってて、久しぶりの集合。

やっぱり四人、いいなあ。言葉の化学反応が起こりまくりで、バラバラだった思考が誰かの一言でフッと集まって、ちょっと熱をもって、誰かの一言でポップコーンのように弾ける。この繰り返し。

収益を上げるために問題が事業の後付けになっている。そこに解決したい問題がある。だからオレたちは動く(事業を起こす)。

ニワトリが先か卵が先か、に近いけど、ここは重要。こだわりたい。

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2008年10月 5日 (日)

公立校にブランディングは必要なのか?

一昨日はユースワーカー研究会。今日本で一番ホットな“それこそ”ユースワーカーの集まりではないだろうか?三鷹のF氏参戦で俄然骨太になったような気がする。今後の展開が楽しみな会である。ご興味ある方はご一報を。

今日、車を運転していて、今年はじめてのキンモクセイの香りを嗅いだ。好きな季節に好きな匂い。なんとも和む。いわれのない記憶が蘇って来るような、そんな匂い。

たらたらと企画書作り。

インターネットビジネスグランプリで広げるだけ広げたイメージを、SEEDの6ページ限定の応募フォーマットに添って収斂させていっている感じ。グランプリは、ある意味で拡散というブレストだったんだと、自分の中で落としまえをつけている。

企画書を作成しながらふと思う。ユースワーカー研究会で、某大学の非常勤講師が「大学は経営と教育の軋轢が…」と教育サイドから発言していて大変共感したんだけど、翌日、元大学の事務局の方に話すと「軋轢が無くなったら健全じゃない」と。経営が支配的でも、教育が支配的でも上手くいかない、うん、ごもっともである。

これが公立だとどうなるのか?経営の匂いが一気に吹き飛ぶ。僕はここにある種のゆるい競争を持ち込もうと画策している。キーワードはブランディングである。

で、気がついた。経営が吹き飛んでる公立校にブランディングは必要なのか?いや、ブランディングのニーズはあるのか?とした方が正しそうだ。

きっとブランディングは必要だろう。ただし教員にニーズがない、というのが正解ではないか?

と言って"ゆるい競争”による“シノギ”を噴出させ、教育界を活性化させる事業を諦めるわけにはいかない。だからダメなんだから!(何がダメかはまた別で)

教育委員会や文科省からは相当な成果を数値で求められているという。そこに対する成果を学校(運営側)は求めている。教員はシカトしている。これが先述した「大学は経営と教育の軋轢が…」にシンクロする所。

コンプライアンス的に見れば学校経営は片手落ちだと言えないか?

社内ルールや法令遵守はしているけど,社会的モラルには目を向けていない感じ。この辺がインタラクティブじゃないから見えてこないし、耳を貸す気がない、変わろうとする気がない教育者の横柄さが滲んでちょっとムカつく。

子供を教育しているという本来事業だけで誰もなし得ない社会貢献をしているのだと自負しているのだろうか?

きっと、変化を拒んでいる、変化することに恐怖を感じているんじゃないかとさえ思える。僕は変化した後の教育界にのみ未来を感じている、と言ってもいい。

学校が閉鎖的(インタラクティブじゃない)なおかげで誰が割を食っているのか?この文脈はグランプリでの企画書にも書いた流れなんだけど。

子供たちでしょ?

彼らが大きくなった先にある日本経済でしょ?427420070101_scmzzzzzzz_

変えてみせます。いや、気がついたら乗せられてたみたいな。そんなやり口を考えている(笑)

今、『CSR活用ガイド〜問われはじめた企業の社会的責任〜』というのを読んでる。どこまで 読んだらCSRがわかるのか、自分は時間を浪費しているだけじゃないのかと、非常に不安になりながら読み進めているが、企業の社会的責任という切り口から経済を知るというのは、僕のようなアウトローにはいい入門書であるようだ。

学校のCSR〜学校の社会的責任〜とは一体どんなことになるのだろうか?

Today's BGM is
Billie Holiday/Priceless Jazz
41w9e0r8pml_sl160_aa160_ レディ・デイ。44〜50年のデッカ時代のベスト盤。どんなに明るい歌でも彼女が歌うと悲しい生い立ちのせいで悲しい歌になると。どんだけ!まあわかる。その昔ジャニス辺りから遡って「奇妙な果実」を聴いて何がいいんだかわからなかった(古過ぎて録音がキツかった)が、最近はいいな、と思える感じ。デッカ以降のドラッグとアルコールに溺れていく時代にも味があるし、音質が好き。彼女作の「GOD BLESS THE CHILD」。いいタイトルだなあ。








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