知らなかったけど、やっとわかったあ!
ネット広告について学ぼうと思ったら、その全然前の部分で引っかかっちゃいました。
[オセエヨッ!」って突っ込めないそこのあなたのために『Web2.0時代のインターネット広告―そのしくみから導入まで 』から、まとめてみます。
多くの誤解があるのは、Web2.0は、インターネット上で起きてるトレンドの変化を表現した言葉であり、特定の技術やサービスを指すものではないってこと。
以外だ。あれ?俺だけっすかあヽ(;´Д`ヽ)(ノ;´Д`)ノ
「うちのPCはどうやらWeb2.0じゃないっぽいなあ」と僕は諦めてましたよ。とほほ…。先は長げえっす。
Web2.0は進化したWeb、第二世代のWebという意味で、古いスタイルはWeb1.0なんて形容されたりするんです。
ティムって人が(こう書くと笑える)言い出しっぺで、ティムいわく、Web2.0には考え方に8つの軸があるんだと。
ドキッ!?
自分たちのビジネスモデルはWeb2.0なのか?1.0じゃないのか!?
そんな思いでチェック。
1.『ロングテールの獲得』「売上の80%を占めるのは20%の顧客である(パレートの法則)」のあまり物を買わない80%の市場をWeb2.0によって捕まえよう、ということ。
確かいつぞやの日記に書きましたが、シェアコロは広告業界のニッチ市場狙いなんでノーガキ上でクリア。
2.『独自データソースの所有』これは単に豊富なカタログデータを保有するのではなく、Aを買った人はBも欲しがるというAmazonが巧にお勧めしてくる独自性の高いデータソースのこと。
「ニーズ」というデータの商品価値が高いってことすよね。しかも固有のニーズ、マイノリティなニーズを網羅していく感じが、ロングテールを拾い集める。これは高度な技術だなあ。意識だけはしておこう。
3.『ユーザーからのフィードバックを活用する』ユーザーが無意識にサービスについてのフィードバックができる仕組みがあること。
こここで語られていることと無関係かも知りませんが、最近引っかかってる言葉で「レシプロシティ」ってのがあって、今度、大々的に書きますが(大袈裟!)、「何かいいことしてもらったらお返しをしたくなる」という全世界共通の社会通念なんですが、これをシェアコロには取り入れたいんですよね。「シェアするココロ」を日本語に置き換えると「お裾分け」になると思ってて、レシプロシティはニュアンスがとても近いんですよね。ここもクリアってことで!
4.『ユーザーによる集合知を生かす』ユーザー自身によって作られたデータが自然に集まること。
これはまさにウィキペディアですね。ミクシイのコミュが増殖していく感じもかな?シェアコロに関しては、まさに集合知、クラウド・ソーシングのプラットフォームというのが理念のひとつなんで、ここもクリア!
5.『権利を過保護にしない』利用制限をせずユーザーがサービスを様々な形で広く利用できる。
ここも、まさに「シェアするココロ」の理念と合致。ただ、著作権とか、知的財産権とか法的なことは理解しておきたいですね。弱いなあ…。
6.『常にサービスをアップデートする』ユーザーからのフィードバックを下にサービスを常に更新していく。
これは、はてなさんなんかが得意としたスタイルですよね。一緒に作り上げていく感じ。共生感は2.0な感じですよね。その点でマイクロソフトは1.0なんですよね、きっと。グーグルに飲まれるんじゃないでしょうか?
7.『他のサービスと協力できる』他者(他社)のサービスを再利用できるAPIを積極的に活用する。
専門的過ぎますが、手法としてのマッシュアップというのは強く惹かれますね〜。DJ感覚というか、かなり音楽のリミックスな感じがかっちょいい。こういう行為を是とするか非とするかで時代感覚が現れますよね。5にも通じるようだ。
8.『プラットフォームに依存しない』特定の機器でしか使えないサービスを作らない。
いつでもどこでもって感じでしょうか?これはサービスの内容にもよりますよね。
ってことで、このようなキーワードを感じ支えるサービスがWeb2.0っつうことでした。自分たちのビジネスモデルがオールドファッションになっていないか?なんていうチェックにもあるかもしれませんね。
ちょっとビジネスモデルに照らし合わせて考えると、新たなアイデアの光明が射しそうでワクワク。
最後にティムとは、ティム・オライリー、米国の出版社オライリー出版のCEOでした。
Today's BGM is
The Derek Trucks Band/Already Free
やっとゲットしたぜ!ってまだ店頭には並んでないのかな?一曲目のディラン・ナンバーからすでにDTB色全快で、現メンバーになってからの完成形があるような気がします。音的にはドラムの録音がヘビーになり、デレクのギターがマッチョからナイーブになったというか、かなり細かいニュアンスをトーンも含め大切に録られた印象。クラプトン・バンドの盟友ドイルもいい味出してますね、聴いてみたくなった。