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2009年7月の24件の記事

2009年7月31日 (金)

反省の日々をポジティブに生きる

昨日に引き続き、作業に取り掛かるまでの意志決定の仕組みについて考える、反省の一日でした。

スカイプの電話会議をしたんだけど、こっちにはあって、相手にはない資料とかがあることとか。重要な部分がビジュアライズされていなかったり…。いろいろと追いつかない部分があって。

20日に急遽アップせざる得なかった皺寄せが来てるわけだけど、いい勉強になったとポジティブ・シンキングを心掛けています。

青臭いことを言いながら、誰かに笑われながら、自分たちのやり方とアイデンティティを構築していくんだと思います。

ついでに、きっと誰かに迷惑かけながらなんですよね。

そんな迷惑を被っている団体または個人の皆さま、ほんとすみません。

明日もシェアするココロ、頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

明日は石川町のエルプラザでイマジン・ヨコハマ主催のワールドカフェに参加してきます。

起業と若者がテーマらしいです。

デスクワークに煮詰まったシェアコロスタッフのオアシスになることでしょう。

Today's BGM is
Bebel Gilberto/Tanto Tempo
Bebelgilbertotantotempo 結構前に友人にプレゼントされたこのボッサアルバム。付かず離れず聴いています。あの曲が聴きたいというこの一曲がないんですねえ。なのにこのアルバムの雰囲気を味わいたくなる一枚。なんでか?それはアレンジがさりげなく変態っぽいんです。相当音響的には凝ったことしてるんだけど、普通に聴かせる。楽器のソロパートがないけどアレンジで聴かせる。なんともオタッキーな音世界。ちなみにジョアン翁の娘です。てことはアストラットが母?

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2009年7月29日 (水)

Webの世界も結局はマインドである

日々、ハマトリアム・カフェというサイトの構築をしている。

トップページを一階層目としたら、クリックして現れる画面は二階層目。

ウェブサイトというのは何階層もあってどんどん深く潜っていくわけです。

一階層目から二階層目にどう移動し、その際の表示方法はどうあるべきかと言った議論を、毎日パソコンのモニターの前に群がったり、スカイプを使って話しているわけです。

当然、僕も議論には参加しているんだけど、(ここだけの話)三階層目辺りから話がぼやけてきて、四階層目からは意識が遠退き、他の面白いことを探しはじめてしまいます(苦笑)

そんな時に思い出すのは、3DCADの職場見学に行った際に、どんな人が向いているかと質問したら、担当者がこう答えたんですよ。

「30歳過ぎると三次元がきつくなるので、20代の人が〜」

あの時の、置いてけぼりな軽いショック。アレを思い出すんです。

何とか若い人たちの議論に耳を傾けているわけですが、ずっと聞いていると、話が辿り着くのは、結局のとこ、「どう伝えたいのか?」とか「誰のためにやってるのか?」みたいなマインドなんですよね。

「そりゃあ〇〇だろ」なんて僕が言うと「じゃあじゃあ(たいてい二回)」って決定事項が作られて、各自持ち場に戻るんです。

でも、気持ちってぶれるじゃないっすか?

後から気付くこととかあったり…。

「やっぱさあ」みたいな。

これがプログラマー泣かせで、勘弁してくれと駄目出しされちゃってf^_^;

これは相当なロスを生む死活問題なんで、真摯に反省してシステム化しないとな、ということになって。

そのシステムが「2時間くらい頭を冷やしてから決断する」という、なんだかなあ〜というアナログというより原始的なもので…。

アイスノンは経費で落としてもらえるのでしょうか?

Today's BGM is
The Rolling Stones/No Security
No_security 初めて聴きましたが、いいライブ盤です。「真夜中を突っ走れライブ」のビデオが大好きでよく観ましたが、ミックの煽りにチャーリーがドラムで答えるMC。変わらないなあ。なんつー選曲なんだと思ったらネット投票で決めているみたい。「メモリーモーテル」っすよ。「シスターモーフィン」っすよ!でもってタジ・マハールが「コリーナ」っすよ!演奏も最高。酷いジャケだなあ。

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横浜市長、突然の辞任とツイッター

その第一報を知ったのが、自分たちの運営するサイトに組み込んだツイッターだった。昨日の午後1時。

まあ、内部のスタッフが情報をキャッチして、アップしたんだけど。これもツイッターでキャッチした情報。

でもって、市長辞任のツイッターにはハッシュタグというものが自然発生的に付いてて、同じタグ(記事)の付いたツイッターを集めて読むことができる。

だから、#yoel09というハッシュタグをかき集めると、中田市長辞任に対するささやかなパブリックコメントが一気に読める仕組みだ。

なるほど、こりゃ凄い!作りはシンプルだけど、爆発的なエネルギーを持つことができり。

なんて驚きの後にジンワリと市長辞任について考える。

まあ、政治的知識の浅い人間なので浅薄ではありますが、横浜市の行政に深く関わった仕事をさせて頂いていますので、いろいろ気になることはあります。

まだ、任期が残ってて、どでかい花火(Y150)を打ち上げといて無責任じゃないのかなあ、と僕は感想を持ちました。

誰が、この始末をつけるのやら。

Today's BGM is
Stevie Wonder/Innervisions
Swinv 僕の中では、この頃の三枚ぐらい()をまとめて取り扱ってて、このアルバムがどうということは書けないけど、この頃のスティービーは神がかってます。テクノロジーの発展、具体的にはシンセと録音が、彼のイマジネーションを解き放ったと見ていいと思う。同時にブラックパワーの台頭とか、レーベルメイトのマービンゲイの存在とか。とにかくもっとも脂ののったスティービーを存分に楽しめる。Songs in the Key of LifeFulfillingness' First FinaleTalking BookMusic of My Mind、

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2009年7月28日 (火)

「情報デザイン」とは、いかに伝えるか

毎週月曜の午前中は、ハマトリアム・カフェの編集会議をしています。

昨日の主な議題は、カフェ通信の情報デザインについてでした。

情報デザイン。要するに情報の見せ方をどうするか、ということです。

具体的に言うと、昨日の場合、連載タイトルと記事タイトルのレイアウトと、タイトルの付け方。

ユーザーがクリックしたくなる“そそる”感じにどうするか。ユーザーが知りたい情報にアクセスしやすいデザインとは何か、或は最近では、情報が入り込んできやすい仕掛けは?というお話です。

また、取材を受けた側(僕はずっとこっちだったのでよくわかるのですが)にとって、メリットが生まれるデザインとは何か?

昨日の場合は、取材に応じて下さった団体の立場から記事(性格にはデザイン)を見ると、正直美味しくなかったんです。

これは、管理画面に入力した記事が、どうサイトに反映されるのか、イメージが掴めていなかった問題と、やはりデザイン上の問題が浮き彫りになりました。

2時間の会議で、様々な意見交換がされるわけですが、なんでこんなことしてるのか?ということを、なにげに考えるわけですが、その答えは、

自分たちの納得の行くサイトを作らないと、若者にはメッセージが届かない。

「これでいいのか?」という不安があるからだと思います。

この気持ち。すごく大事。大切にしていきたいです。

「みずからをもって古(いにしえ)となす」

無理矢理だが、今読んでる司馬遼太郎の小説『街道をゆく』で拾った言葉を添えておきたい気分。

Today's BGM is
Kenny Dorham/Quiet Kenny
Albumcoverkennydorhamquietkenny 憎めない顔である。ケニー・ドーハムのトランペットは燻っていると思う。音楽の授業的に奇麗な音かどうかと言えば、奇麗な音ではない。トランペットっぽいメタリックな音ではない。マウスピースのチョイスや吹き方なんだろうけど、もっとちゃんと吹きなよって怒られそうなこもった音質である。そことこの顔。でもって曇り空から差し込む太陽のようなオーラを纏ったフレーズのポテンヒット具合。堪らんちん。

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2009年7月27日 (月)

紙文化と電子文化

システム開発をしていらっしゃるインフォ・ラウンジLLCさんと、業務提携で事務所を使わせていただくようにになり早二ヶ月弱。

両社の仕事の仕方の違いにふと気付きました。それがどっちがいいとかじゃなく、タイトルの「紙文化と電子文化」です。

そもそも気付いたのは、コピー機。

欲しいなあ、と思ってて。社員からもリース案とか出てて。お隣りにコピー機はどう?と聞くと「プリンターがあるからねえ」と。

まあ、確かにね、大きなセミナーを毎週するわけでもないし、いいかあ、なんて思ってたら不意に貰っちゃってm(__)m

あると使うんですねえ、うちら。書きかけの書類とかコピーして、どうっすかねえ?みたいなのに赤入れて。なんてやり取りをしているとあっという間に机の上が紙だらけ、みたいな。

で、気付いちゃったんです。

「そういえばそっちは全然紙を使わないよね〜」

「だって紙は失くなるし検索かけれないじゃん」

「え!?…ま、まあねえ…」

見てると、「送ったよ」「ほい来た」「了解」ってな具合で、全部電子な媒体でのやり取りなんですよ。

会議なんかを見てると、誰もノートを開いてないの。ノートPCとホワイトボードで会議してる。

うちらはみんな大なり小なりのノートを持参しての会議。

僕ちゃんなんかは、ノートを開いてないとやる気ねえのか?なんて思っちゃう、昔気質だから。

古いなあ。

エコじゃないよな〜。

などなど、いろいろ考えてみた文化の違いの結論は多分これ。

紙文化ってのは記憶化の文化で、電子文化ってのは記録化の文化だと。

王と長嶋みたいな(古っ)

うちらは、紙に刻み付けながら、どこかで哲学を醸成しているとこがあるんじゃないかと思います。おんなじ気持ちになることが大事みたいな。

一方、システム開発には間違いがあっては物が動かない。ニュアンスやフィーリングで仕事してないんですね。

よくお隣りのMさんが「社長、アレじゃわかりません(きっぱり)」と言ってます。

前の職場で言ってみたかったなあ。指示語だらけの経営者だったんで(笑)

まあ、うちらのPCスキルがペンを超えてないという説も否定しませんが、うちらの紙文化は終わらないだろうなあ、となんとなく思うのでした。

Today's BGM is
Tom Jobim & Elis Regina/Elis & Tom
6bb85660f3dd52d7fe89f436a642c0a7 トム・ジョビンのトムはアントニオの略称っていうの?僕は昔、アントニオ・カルロス・ジョビンと別の人物かと思ってたから、念のため教えてあげます。このアルバムは濃淡が強いというか、能天気から陰鬱までの幅が広いので、BGMにはけっこうキツくて聴く時の気分がなかなかない。だから抜き聴きするわけだけど、最近、このアルバムの一貫性を見つけ、なんともジェントルな気分である。それは、ジョビンのロマンティシズムである。

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2009年7月26日 (日)

出会いの確率を上げる政治を求めます

あるのに機能していない公共施設やサービスが、いかに多いことか!

それらがなくならずにチンタラあり続けるからのは公共サービスだからなんだけど、なんとかならんのか?と思う。

そういえばこないだ、「もっと周知をするべき」という意見に、ある方が面白いこと言ってました。

「(対応能力に限界があるから)行政というのは、周知をするんだけど気づかれないように周知をするような慣習がある。だから、周知自体はしてますよ(苦笑)」

税金で運営されてるから、客が来なくても従業員に払う給料があるわけだから潰れない。指定管理者制度で管理を受託した会社も客の数で費用が増減しないなら、あまり客が来ないで人権を最低限に抑えたい、と思うのが自然な経営者感覚ではないかなあ?

しっかりと運営されているところもありますが、施設に努力(工夫された仕掛け)がない。

税金で運営されてるから、無料か格安で利用できる。それなのに人が来ないというありさまなんで、だったら間口を広げてターゲットを変えてみてはどうか?

と、当たり前に思うのですが、ここで厳然として現れるのが、いわゆる「縦割り」って奴。「その人たちにはしかるべきサービスがあり、対応されていますから」ということになる。

うちの会社がやってるハマトリアム・カフェもその式であるが、相当壁がないバリアフリーな体裁でやっている。まあ、それを許す太っ腹な担当者がいるからなのだが、かなり特殊な行政マンと言える方だと思う。リスペクト!

だから可能性がありおもしろい。

なんの可能性か?

ケミストリーって奴。化学反応ですね。

或いはミラクルって奴。奇跡ですね。

ことごとく、こんなことを書いているので、自分の中に哲学が構築されてんじゃないかと思うのですが、これは哲学でもなんでもなく、ただの事実だと思います。

人と人が出会えば、それだけで変化が起こる。こないだダーリンもそんなこと書いてたな。

出会いの確率を上げる。そこにランダムという仕掛けを入れ、シャッフルできれば尚善い。

また、話がそれてました。縦割りの弊害で閑古鳥が鳴いてる施設やサービスの話しでした。

これは民主党がしきりにダメ出ししてる官僚及び官僚的体質がベースになった公務員的志しなんでしょうか!?

出会いの確率を上げる政治を、有権者の一人として求めます。

またまた仮説。

「人が一生で(リアルで)出会う人の数が時代と共に減少している。それに伴い、若者の問題や治安、離婚などの社会不安現象が増加している。ひょっとして、人と出会う確率を高めることで、社会不安現象は減少するのでは?」

僕自身は人と会うのは苦手なんですが(苦笑)

Today's BGM is
The Rolling Stones/Emotional Rescue
8bc6768c 久しぶりに聴いたなあ。ひょっとしてiPodを買わなければ聴かなかったかも。シャッフルにしてたら「She's So Cold」がかかって、音がめちゃくちゃ気持ちいい!独断ですが、今の時代に一番マッチしたストーンズのアルバムはこれっすよ!ミックスがいい。チャーリーのバシャバシャしたドラムがいつになくデカイ。キースのほぼ全編にかけられたショートディレイがまたいい。ロニーとキースの聴き分けという楽しみも強い一卵性双生児ぶり。ダーティー・ワークもいくかな(笑)

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2009年7月25日 (土)

第1回「横浜メディア研究会」公開トーク、生放送中!〜 ソーシャルメディアは政治を変える?

今日も横浜の市民力を感じる、イカすイベントがありました。

ほんとスゲーな横浜。リスペクトです。

となりの社長が、朝からなんか齷齪(あくせく)やってんな〜と思ってたら、インターネット放送の試験放送のプレ放送?

慎重なのか無茶なのかよくわかりませんが、の日だったみたいで、システム組んでたみたいです。

いつも何気に凄いことしてんですねえ。

「ソーシャルメディアは政治を変えられるか」というテーマのフォーラムの生放送を7時頃からしてて、ビール呑みながら観てました。

タネマルが白目剥いてて怖え〜、とか、杉浦さんのスカイプがバンバン入って来る音が近かったり、突っ込みどころ満載で、いい酒の肴になりました。

話の肴にもなってて、Big‐Oとウェブの可能性やハマトリアム・カフェの未来、新しいビジネスモデルについて語り合いながら観てました。

それだけインスピレーションを与えてくれる素晴らしい企画だったと思います。

より、誰もがブログやツイッターフリッカーなんかで全世界に意思を発信できる、アクションを起こし易い時代にいながら、そこに参加しない、有効利用できていない「残念」な人について考えました。

ここでデジタルディバイドを並行して語ると不毛になるのでやめますが、行き着く所まで行った感の強かったウェブですが、まだまだ可能性に溢れてるんですね。

ウェブにより市民の政治リテラシーが高まると、政治家が市民をますますの無視出来なくなる、というゆるい競争を、ウェブが市民と政治家に起こすことによる成熟。

それが今日のテーマの答えだと僕は感じました。

Today's BGM is
Dr. John/Dr. John's Gumbo
Drjohn1 随分とお世話になったアルバムです。ニューオリンズの洗礼を浴びるためのマストな一枚です。N.Oのリズムを知る。コーラスを知る。ピアノを知る。ホーンを知る。スタンダードを知る。グルーブを感じる。スラング(訛り?)を知るetc。結構、ここで終わっちゃう人も多いのでは?情報化社会にあってまだまだけっこう険しいんですよ、N.O音楽は。ガンボとはN.Oのごった煮にこと。日本ならチャンプルーみたいか。細野さんに迂回するのも良し。

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2009年7月24日 (金)

社会教育委員会 その2

昨日(水曜)は第二回目の足立区社会教育委員の委員会でした。

現場を見ながら話そうということで、足立区生涯学習センター、通称『学びピア21』で行い、先ずは館内の見学。

あれこれと私的に述べることは避けますが、

生涯学習というマインドの風化(指定管理?)と、商売っ気(仕掛)のないノッペリとした行政感覚の象徴のような施設だったことだけは、自分自身のテーマに地続きなんで、ちくりと書いておきたいと思います。

ここ、核心な気がします。

当然、教育委員会の方々の問題意識も高いから、この機会が設定されているわけで、僕も非常に重い責任を強く感じました。

初の懇親会では,大学の先生に大学生の現状を聞くいい機会になりました。

要約すると。

「空気を読むスキルが異様に進化し、自分の気持ちや考えを伝えるスキルがますます退化している。」

これ、家庭のお父さんたちと同じじゃん、とか今、改めて思ったり(苦笑)

この委員会、月一とは言え、二年ですから。核心だと感じたこの辺を、えぐっていけたら意味があるのではないかと思います。非常に濃い人間関係も構築されそうで楽しみです。

Today's BGM is
Bruce Springsteen & the E Street Band/Live in New York CityBrucespringsteentheestreetbandlivei
いやいや凄いです。Eストリートバンドの音圧はまさに壁ですね。生で聴いたら圧されますよ。歓声もねえ、MSGだからスゲー入ってんだろうけど、ナイアガラの滝です。歩きながら聴いてたんだけど、はじめ傘でギターやって、拳突き上げたり、シャドーボクシングしたり、なんか熱くなりながら、「Atlantic City」で涙が出そうになった。このカタルシスを味わうにはそれなりに年期がいるだろうなあ。俺も年を取ったよボス。あんたのように頑張るぜ!

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定時制高校NOW!

昨日、横浜市内の定時制高校の先生が事務所に遊びに来てくれました。

二つの会社が入ってる事務所ってのにびっくらこいていらっしゃいました。

実は定時制高校、シェアするココロの会社の成り立ちに大きく関与しているんです。

ていうか、足立区での定時制高校でのキャリア教育という仕事がなければ、シェアするココロは生まれなかったかも知れないほどのユカリなんです。

定時制高校。一度行ってみて下さいよ。いろんな意味でショッキングですから。

生徒たちを見ていると、社会とか、家庭とか、経済とか、青春とか、教育とか…、ホントいろんなことを考えさせられます。

でもって我々(どの世代までが妥当かわかりませんが)のイメージにある、昼間働いて、夜学校で勉強してるってアレがあんまりないんです。

アレが一度なんかのタイミングで崩壊しちゃってんですね。

成熟した定義が崩壊した後のカオスが今の定時制高校にはあり、今、現場の一部の熱血教師たちが空回りしながら、新しい秩序を形勢しようともがき苦しんでいます。

誰も知らないんだろうから、ハマトリアム・カフェで取材して、今の定時制高校の危機的状況を伝えつつ、それを打破するには内部の努力以上に外部、社会や地域の力が必要であるということを伝えていきたいと思います。

あと、これはすごい高いハードルがあって現実性は低いんですが。

先生と話しててずっと考えてた仮説。

先生と保護者がもっと緊密なコミュニケーションが取れていれば中退者は減る。

この仮説を先生にぶつけたら、力強く「その通りだと思います」と。

何のハードルが高いかって、ここにSNS的なウェブの力を導入する、という事業モデルを実現させること。

お隣りの社長に早速話したら、やっぱり同じようなことを考えてた。

でも相当大変なんだと。

なんとかなんないのかなあ?

400人いる生徒の保護者の出席者が30人。

保護者を責めるのは簡単ですよ。でも、なにか仕掛けを考えないといかんです。

とりあえず取材して現状報告いたします。

Today's BGM is
Eric Clapton/Money And Cigarettes
Ericclaptonmoneycigarettes123535 長いキャリアの中、初期最後のアルバムって位置かな?凄く地味なポジショニングなのは大不評の80ズを連想させるスーツのせいだと確信。このスーツのせいで長らく手を出せずにいた僕ちゃんですが、実にR&Bテイストでいい。MG'Sっぽい。駄目なわけない鉄壁の布陣に早く気付けばよかった。アルバート・リーにライ・クーダーにダック・ダンにロジャー・ホーキンス。これにホーンが入れば尚良かっただろうに。
 

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2009年7月23日 (木)

あなたは解散総選挙をどう見るか?

いきなり受話器の向こうから問われて、あなたは答えられますか?

こないだ朝日新聞の取材を受けたつながりで、今度の解散総選挙をどう見ているか、コメントが欲しいと、他の記者さんから電話をいただいて。

「え!?即答っすか?10分下さい!」と、電話を切りました(汗)

平和に仕事してたのに、一気に緊張ムード。もうプチ作戦会議状態ですよ(笑)

マスコミの露出は会社のブランディングになるからしたいけど、変なこと言っちゃったら会社の品格が問われるでしょ。

しばしフリーズ。

実は僕、新聞取らせてもらえないしがない父親なんですよ…。

なんて言い訳できないしな。

でもまあ、毎回選挙には欠かさず行ってて、それなりに意識はある有権者なので、きっと記者が上手くまとめてくれるだろう、という甘えた根性でタラタラ話しました。

政治を考えるいい機会になりましたね。

実は僕らの若者支援業界では、麻生さんからはじまった若者新法に一定程度の期待感をみんな持ってて、どうなっていくんだと見守っているところなんです。

民主党になったらどうなっちゃうのか、とか。

まあ、個人的には政治をリセットする選挙だと捉えているのでそんな話しをしました。

Today's BGM is
Joni Mitchell/Shadows and Light
Shadows202620light ヒップホップ系のアルバムのイントロダクションて奴に苦言を呈したいと思う裏には、このアルバムの素晴らしいイントロダクションがあるからでる。なんか泣ける。俺もいろんなことがあるよ、とジョニの胸で泣きたくなる。フュージョン臭いのが苦手な人がいるだろうけど、ジャコのベースは凄い!ジャコとジョニのデュエットアルバムだと僕は思う。それに色を添えている面子がまた凄い!嫌いな人がいていいと思う。それをするジョニ。映像で観たいなあ。

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2009年7月22日 (水)

Yahoo!でハマトリアム・カフェが検索に引っ掛からない…。

忙しくさせていただいておりますm(__)m

Yahoo!でハマトリアム・カフェが検索に引っ掛からない…。

関係各位にはご心配、ご迷惑をおかけしております。

現在対応中です。所謂SEO対策なわけですが…。

現在のWebの世界はリテラシー(読解力)なんてもんがなくても情報に辿り着けちゃうという平易な世界が構築されつつあるなか、いつもお世話になってるGoogleでは二番手表示。

さすが! 素晴らしいですぅ。Yahoo!使ってる方はGoogleに乗り換えましょう。

ちなみにシェアするココロのオンライン・コミュニケーションはほぼ100%Google頼りです。

こういうウェブの世界に飛び込んだので、Web2.0的なツールは積極的に体験し、ビジネスに、プライベートに取り入れていこうというのが、ある意味での自己研鑽なわけですが、これも一重に我社のハイパー非常勤イナミーのお陰でm(__)m

ハマトリアム・カフェのバリスタ・ツイッターも彼のアイデアです。

Webサイトというのはホント水面より上な世界でして。水面下では、いろんな感情が渦巻き、ドタバタなわけですが、ハマトリアム・カフェ=若者応援サイトは、こういう大人のドタバタを若者に伝えていくという役割も担ってんだぜ、という勝手な気分を反映した仕掛けだと思います。

グッジョブ!

職員に直接言いにくいことをチクチクアップしていきます。「なきゃよかったよ」と言わせてやろうと思っています。

ちなみにバリスタツイッタは、うちの全職員の呟きが反映されてます。全部僕じゃないので、悪しからず。

なんの話しでしたっけ?

書いてる途中で乗り換えとかあるんでf^_^;

あ、そうそう。タイトルの解決策は、Googleに変えればいい、って話しだ(笑)

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2009年7月20日 (月)

ハマトリアム・カフェ・ゼロ

本日『ハマトリアム・カフェ』が、遂にオープンいたしました。ここまで応援してくれた皆様に心から感謝します。

会社にとっても私にとってもはじめてのウェブサイトで、非常にナーバスになっていて、内部関係者にはご迷惑をいつもながらおかけいたしておりますが、こうやって新しい世界の住人になっていくのだと、そう思うようにしています。

サイトがアップしてみて、当たり前のことながら情報量の少なさに愕然としておりますが、スタート地点を存分に思い知るいい機会になっています。

人は「ゼロ」というポイントをいかに人生に持ち込めるかが大切な気がします。多くても細切れでも駄目な気がしますし、無理矢理に節目ってのを意識的に作っても、ただの通過儀礼であって心には刻まれないと思います。

リセットする瞬間というか、強烈な誓いを立てた瞬間というか。

これは人生をフィードバックをする時に非常に重要なことだと思います。僕は人生のうちに二つのゼロを持っている様な気がします。

一つは、山本商店という鉄屑屋のプレハブ小屋で夢を語り合っていた25歳の夏。そして、会社を立ち上げた今年の5月18日。

山本商店と言う鉄屑屋で語り合った仲間がラーメン屋をやってて、年に数回彼の店にラーメンを食べに行くンだけど、その度に、あの時の「ゼロ」から俺たちはどれぐらい成長したのかな?なんてことを思う。

あの時の夢は「バンドで有名になる」という文字に直すと身もふたもない夢でした。

今は、どうサイトを肉付けしていくか?

大人たちの絡み方、若者たちの絡み方、スタッフの絡み方、行政の絡み方なんかを忙しく想像しています。

支援現場の連中って、ほんと熱くって。よく喧嘩してるんだけど。その熱さは利用者に伝わらないようにできてるんですよ。でも、ハマトリアム・カフェの役割はそこを伝えたいなって思ってて。

手始めにうちの企画会議をレポートしていこうかと考えています。

皆さん、一緒にハマトリアム・カフェを育てて下さい!

Today's BGM is
Art Tatum/New York Sessions 1939-1943(ジャケは別物)
Bisveranicoarttatum ジャズとブルースとロックを横断的に聴くリスナーは感じると思うけど、36年にロバート・ジョンソンが録音をしている。すべての始まりがこの時代にあるんだと思う、そんな中、アート・テイタムの洗練されたテクニックは神懸かりではないだろうか?十字路で魂を売ったRJの神格化と、それほど評価が高いとは思えないテイタム地味さ。ギターと言う洗練さに欠ける無骨な楽器とピアノという西洋臭い楽器の差か?テイタムはクラシックの素養があったわけだけど、貧富の差も見え隠れする。

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2009年7月19日 (日)

ついにハマトリアム・カフェが明日オープンします!

今夜0時に、ハマトリアム・カフェをアップします。

なんだか夢みたいな気もするし、めちゃくちゃリアルでもあるし、なんかフワッとした気分(アルコールのせいか!?)。

新たな武器を手に入れた様な気分でもあるし、子供が生まれる様な気分でもあるし、旅の荷物が増えたような気もします。

アップをもう少し正確に言うと、現在の仮の宣伝用ページに、本物が被さります。7つぐらいあるコンテンツの2つしかまだできてないけど、成長を楽しみにしていて下さい。そして一緒にこのサイトを育てて欲しいと思っています。

ハマっち!という横浜の地域SNSを使って、参加する大人たちを集めつつ、企画検討会議もしていきたいと考えています。参加してみたい方はご連絡下さい。

僕の役割は編集長です。

何をすればいいのでしょうか?

お世話になりっぱなしのヨコハマ経済新聞の明日の朝刊(?)に記事を載せて頂けることになっててコメントを求められたんですが、以下の様なコメントを送っておきました。
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就労が困難な状況にある若者が、ネット上から支援情報をキャッチしても実際に動き出せるケースはレアである。ハマトリアム・カフェは若者が情報をキャッチしてから動き出すまでの間を埋める仕組みとして機能させたい。

不安定な雇用情勢や、価値観の細分化により、昔の若者が心配しなくてもよかったことを今の若者は心配している。だからちょっと社会に出ることに慎重になり、いわゆるモラトリアムが長期化するのは、若者の問題ではなく社会の問題であると言える。だから、社会の前で立ち止まった若者を大人たちが支え、ゆるく背中を押してあげる仕組みが必要だと思います。

横浜には面白い大人がいっぱいいます。皆さんに参加していただき、ハマのモラトリアムを充実させていきましょう!

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よろしくお願いいたします。

Today's BGM is
ハナレグミ/あいのわ
4109041269 ようやく経済的にも落ち着いて来て、久しぶりの新譜CDの購入。随分待たされた様な気がしますよね。ジャケからして新天地な感じですが、これまで通りオーガニックなアコースティック路線をベースにアプローチで色々遊んでて、これまでとは違う音触り。個人的にはSAKEROCKのアルバムに参加した影響が色濃い気がする。ただ、やっぱり声の人だから、何やってもハナレグミです。大好きなBOSEさんとか、意外なのはマダムギターが参加していてにんまり(´,_ゝ`)

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2009年7月17日 (金)

ドタバタうるさいIT会社

さっきまで「終わったあ、乾杯!」なんつって馬鹿話ししてて。

帰る間際にほろ酔いで「じゃあ明日から、サイトアップまでの段取りを確認して終わろうよ」なんて言ったら、

結構まだ仕事あるじゃん…。

酔いがさめてまた仕事しはじめて…。

「何でいつも最後にバタバタすんだよ!」

なんて怒りながら、「きっと見て見ぬふりしてる仕事があんだよ」と反省。

Today's BGM is/Bob Marley & the Wailers
Soul Revolution, Vols. 1-2
279576 初期のウェイラーズのベスト盤かな?昔はアイランドに移ってからのアルバムの音や、アイスリーのコーラスとかが好きで、それ以前のまだジャマイカだけがマーケットだった頃のボブの声、シンプルすぎる演奏、下手なコーラス、なんか苦手だった。でも、それが段々ツボに変わる耳の成長はなんだ?ドス黒いファンクネスとおおらかさが奇跡的に同居している感じ。Dracula (Mr. Brown Rhythm)がきっかけだったような。

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2009年7月15日 (水)

横浜ジョブトライアル

若者は、若いってだけで絵になるんだな〜って、本日の動画編集を観ていて思いました。

iMacのiMovieというソフトを使って、ハイパー非常勤イナミーが、初めてとは思えない技術とセンスで編集してて、僕はたまに「どうよ?」と言って「スゲー」とか言ってるだけなんですが、

ホント、若者が一生懸命やってBGM入れるるだけで、絵になって感動するんだなあ。

俺がジシィになったからなんだろうな〜。

今、作ってるのは、タイトルにある『横浜ジョブトライアル』という、若者の職業体験の機会を積極的に行っている企業の紹介ビデオの編集作業。

これを観た若者が、自分も参加したいと思いクリックすると、職業体験を受けるためのしかるべき道標が現れるというコンテンツ。

若者を支援する団体は、こういう協力企業を探す時間やマンパワーがないから、Hamatorium Cafeが支援のクライマックスとも呼べる出口部分の開拓と紹介を行うというものです。

狙いの一つは、一つの企業をいくつかの支援団体がシェアする状況から生まれるケミストリー。

まさにシェアするココロ!

各団体との調整作業がちょっと大変ですが、とても楽しみです。

我社も若者の受け入れを検討しとります!

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2009年7月14日 (火)

『乗らない会議を乗り切るハック』

最近、横浜が好きです。人も町並みも。Image387

でもって好きになる努力もしていて横浜月間です。

その一環がこのスタバの地域限定マグカップ。赤煉瓦倉庫とか、横浜の名所がさりげなくレイアウトされていて気に入っています。

今日は、関内で打合せに出席だったのですが、桜木町往きに乗ってしまい、ひと駅前で下車。努力の一環として、一駅歩いてみました。

駅前が複雑で、のっけから後悔しましたが、臨海部の位置関係が随分頭に叩き込まれてきています。

今日は自分の中でハックができた気がします。

『乗らない会議を乗り切るハック』

  1. まず否定しない。
  2. でもって情報収集をしっかり。わからない言葉なんかは必ず確認する。
  3. 肯定もしないんだけど、肯定している人の意見に乗れるものが見えるまで待つ。この間は1.2.の姿勢を貫く。
  4. 乗れる意見に乗る。以上。

要するに乗れないのはイメージが追いつかなくて絵が見えないという疑心暗鬼になっている状態だったり、既成概念やラベリングで起きていることが多いので、この状態を行ったんフラットにするための取り組みが1.2.ということだと思う。

1.2.を行わずに否定してしまうと、水掛け論ですよね。

なんか今日気づいた。またひとつ大人の階段を昇った気がする。

20日のサイトオープンに向けてアクセルを踏み込むが、何ぶん未経験の領域なもんで空ぶかしになっちゃって、エンジンが焦げ付きそうです。

Today's BGM is
Stevie Wonder/Essential Stevie Wonder
51a6z5mymml_sl500_aa240__2 マイケルが先に逝くとは思わなかった。目の見えない、肌の色の違いが視覚的にはどうでもいい盲目のスティービーがマイケルの整形とかをどう思っていたのかな?追悼コンサートのスティービーの清らかな歌声に胸を打たれた人は多いと思うけど、彼の超越性と、超えれない壁にもがき苦しんでいたであろうマイケルの苦悩。勝手に僕はドラマを作って観ちゃったけど、スティービーの苦しみは、孫の顔見たさに目の移植手術を考えたエピソードで想像が広がる。「For Once in My Life」のようなどこまでも登り詰めていくようなスティービーの高揚感が堪らない。

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2009年7月13日 (月)

企業内アントレプレナー・シップ

先週末は、株式会社シェアするココロの初給料日でした。

給料計算に四苦八苦で、喜びを噛み締めるどころか、間に合わなくて給料貰えませんでした(T_T)

こういうとこ、サラリーマン感覚が抜けません。

払いすぎて返してもらったりm(__)mスマン

でもって予算書とかを眺めながら文字通り金勘定をしていると、収益見込みとか、いろいろと自立の道の模索が始まるわけですよ。

ここばかりは楽観できませんから。

一番楽チンな方法はわかってるんですが、みんなそれやって苦しくなってるのを見て来てるし、そことは別ステージで持続可能な支援を展開するために、シェアするココロは株式会社になったわけなんで、それは可能な限りしたくないよね、と確認。

一先ずそこを押さえつつ、「何すんべえ」という話をしてて…。

本家のウェブサイト『シェアコロ』ももうすぐオープンしますが、赤ちゃんですからね。

いろいろ、ものになりそうなアイデアが出るんだけど、「でもさ、それをシェアするココロがやんの!?違うべ?」「んだなんだな」なんて。

これだ!っていうアイデアは出なかったけど、方針としては「チャレンジはするけど幅は広げない」ということに自然となりました。

各自スキルアップはしていくけど、領域からははみ出さないで行こうと決めました。

社員たちに、年と月単位で自主事業をどの程度伸ばしていかなければならないか、確認するいい機会になりました。

みんな、経営というものを肌で感じたんじゃないでしょうか。

僕らは自分たちの主義主張を貫くためのバックグラウンドを創るための努力を怠らない。

一人ひとりが誓ったと思います。

企業内アントレプレナー・シップとはこういうことだと思います。

この緊張感をどう維持し、目標を達成していけるか。社長の腕の見せ所です。

Today's BGM is
RCサクセション/BLUE
516tbqxx0xl__sl500_aa240_ 自分でもビックリなのだが、RCのCDはこれと『EPLP』だけだった。「え!?」て感じ。多分、高校生の時に歌詞レコード屋で借りてテープに録ってずっと聴いてたから、聴きたい時にいつでも頭の中で聴けたんだろう。当時のリアルタイムは『Feel So Bad』で、あのレコードはどこ行ったんだろ?ロッキンオン読み終えて。なんかホントに死んだんだなって沁みて来ちゃって…。20歳の時ハワイに行ってチャボに似てるって言われた。「よそ者」とか、なんか切ない曲が並ぶな。

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2009年7月11日 (土)

ハマトリアム・カフェ Vol.1 

このブログの検索ランキングの上の方に「ハマトリアム・カフェ」が!

「あ!?俺か?」

とか思いつつ、このブログで「ハマトリアム・カフェ」を謎めいたままにしていたことに気づき、急遽、概要を説明してみたいと思います。

これは横浜市の委託事業です。で、エントリーするにあたり、いろいろとリサーチをしたわけですが、改めて既存の若者支援を目的としたサイトをネットサーフィンしてみると、二つの主流があることがわかりました。

一つは、自団体の、或いは様々な支援機関を紹介する、行政・民間発信の情報データベース型サイト。

二つ目は、誰がどういう目的で作ったのか謎な、(結果的に)当事者発信の掲示板サイト。

これらのサイトが困難を抱える若者の自立にどういう役割を果たしているのか?

漠然とした疑問を持つと同時に、この手のサイトの“バランス”というものの難しさに「こりゃあ大変だわあ」と正直思いつつ、横浜の若者支援団体の現状なんかを鑑みて企画をしました。

まず、前者の行政・民間発信のデータベース型サイトですが、最後に更新したのはいつなのか?という作りっぱなし感が痛い。ほんとに作りっぱなしなサイトと、忙しくて更新できない団体のサイトは正直わかります。

悲しいのは、これを作った大人たちの意図や情熱がどこにも宿っておらず、まるで廃墟のような「人の気配」のなさ…。

息吹とか温もりというか、手触りというものがないんです。

それが沈黙の負のメッセージとなって画面から発散されているように感じるのは僕だけでしょうか?

訪れた若者がこのサイトから受け止めるものはなんだろう?

そう思うと「なんだかなあ〜」という気に僕はなりました。そこでキーワードは「デイリー」。リアルに現場を持たない僕らだからこそできること(大変だぞ~)。『ほぼ日』な感じが大切。運営している人たちの鼓動というか、思いが伝わるサイトにしなければと思いました。

支援団体の基礎情報とリンクを貼っておけばいいか、と思ったのかも知れませんが、これらのサイトから情報をキャッチして実際に動けるのは保護者とごく一部の若者だと思います。

支援のとっかかりは主に保護者からが多いので、その点を否定するつもりはありませんが、情報をキャッチしてから、実際に若者が支援団体に足を運ぶまでのタイムラグを想像してみてください。

それが三年とか…(27が30みたいな)。

ちなみに僕は、支援者の資質で一番重要なものは想像力だと思ってます。

支援団体には、その状況から這い出て来た人だけが現れるわけで、三年かかっても出てこれれば、それはその人に必要な時間だったのかもしれませんが、未だに家にいる若者が、一体どれくらいいるんだろう?とも思いました。

しかも情報はあるのに…。

動けない…。

≪シェアするココロの仮説≫
情報をキャッチしてから支援団体に訪れるまでの間に、「誰かに相談できた人、或いは背中を押してくれる人と出会えた人と、誰とも会わず、話さなかった人では、実際の行動に繋がる確率が違うだろう。当然、前者の方が確率がいいに決まってる、例えそれがウェブ上であっても」

というのが僕らの立てた仮説です。

この前書いたソーシャル・シンクロニシティと発想の根っこは同じです。

恐らく、それを求めて訪れるのが二つ目の主流、当事者発信の掲示板サイトです。

僕が見た限り、そういった類いの悩みや相談は、袋だたきにあっているか、揚げ足取りにからかわれているかのどちらかでした。ちなみに攻撃する側にも悲しさが付きまとう気がしましたが。

建設的な話しは無法地帯と化した掲示板ではできない、というのが僕が見た限りでの結論ですし、そもそもそういう目的ではないのかなとも。

でも、そんな話をしたい人はいっぱいいるはず。

ちょうどその頃興味を持っていたワールドカフェのコンセプトが頭の片隅にあり、「まるでカフェで語り合うような自然な交流」から、支援団体の情報をキャッチした若者が動き出すまでの間をウェブ上でサポートできないか?それが行動に繋がる確立を上げることではないか?と考えるようになりました。

インタラクティブに。

一対一の凝り固まったメール相談ではなく、不特定多数のCrowd(大衆)との対話から、きっかけがつかめるサイトを作りたい。

そんな風に、僕はカフェのオーナーが、自分のお店をオープンさせるように企画を膨らませていきました(美談風)。

集客。

マニアックな専門店にしたら、出会いと交流が限定されてしまうから、オープンで誰でも入りやすいカフェにしたいと思いました。なので「誰々のために」の誰々は極力ぼやかしたいと思いました。

ここは、明確な目的を持つ委託事業という発注主ともっとも意見が対立しそうなところでしたが、そこはさすがの横浜市!新しいものに寛容でした(*´v゚*)ゞ

というコンセプトがあり、看板から「ニート」「引きこもり」の言葉を外すことになり「若者」とすることになりました、とさ。

長いよ!ってことでこの辺でVol.1はおしまい。                    つづく

Today's BGM is
Bob Marley and the Wailers/Uprising
418qj7s575l_sl500_aa240_ 昨日、ウクレレで「レデプシャン・ソング」をやってて。ギターでもよくやるんだけど、オリジナルのイントロから意外と自分のやっているのはかけ離れていることに気づきましたが、ぜってえ俺の方がかっこいい!と思います。ラストアルバムでしょうか?「レデプシャン・ソング」は、本当はちゃんとバンド録りする予定だったんでしょうか?ジャニスの「ベンツ」とかぶってなりません。

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2009年7月10日 (金)

働くってなんだろ?

フリートークが苦手です。

と、今日とあるパネルディスカッションに出て痛感して凹みました。

でも、よく考えてみると、フリートークは得意で、フリートークに見せかけて実は制限が多いトークが苦手なんだ、と自分を鼓舞しています。

一つは時間制限。

とにかく短いのがダメ。あれもこれも喋りたいんです。

今日の反省は、短い時間に小出しに喋りたいこと出したら収拾つかなくなってしまって…。

もう一つは何かの代表者としての発言。

社会人代表とか支援者を代表してとかの最大公約数的な発言。

ある意味、こういうことができないから独立したようなもんですから…。

これは、キャラを捨てて喋るという高等スキルが求められる。

キャラを捨ててもまだ依り処がある人はいいけどさ。オイラはなんもないから。

で、今日撃沈した問いがこれ。

「働くってどういうことか?」

事前に何を振られるかわかってたんですが、司会者が振る直前まで悩んじゃって、目の前にはいたいけな高校一年生。僕は社会人代表みたいな…。

高校生に大人のダメさ加減を知ってもらおうと思い「ぎりぎりまで考えたけど、働くってなんだろうね?難しいよね〜」と一瞬キャラを取り戻す試みをしちゃうんですが、自分に求められているものは違う!(隣は本案件の社長さん!!)と、仕事モードに切り替えたら、後はホワイトアウトっていうんでしょうか…。

ダメでしょ、僕を社会人代表にしちゃあ〜(涙)

この問いに対して持ち時間5分。

何を喋ったか覚えてません…。

パネリストの発言を司会者がまとめて次に行くのですが、司会者の目が点になってました…。

未熟です。

働くってなんだろ?

旅に出て来ます。

Today's BGM is
ハナレグミ/帰ってから歌いたくなってもいいようにと思ったのだ
826446398 Newアルバムが出てんのに買えなくって、しょうがなく古いの聴いています。これはホームレコーディングみたいな作りで、よ〜く聴くと虫の鳴き声とか、道行く車のエンジン音等、街の喧噪が心地よくBGMとして入ってて、ホドヨイクくつろぎのあるアルバムです。今気づいたけどバックが段ボールじゃん!ちょっと最近段ボールが身近なんで(笑)SBDっではなくハナレグミの「明日へゆけ」は、オリジナルより泣けます。やっぱ次に何をするかだな。欲しい〜。

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2009年7月 9日 (木)

横浜型自立塾『Job Camp』を取材してくる。

いっぱい書きたいことが溜まっていますが、今日あった最新トピックスを優先して。

午前中、東京の西の端から東の端の高校へ。初ネタ引っさげてキャリア・ガイダンス。ここの高校は今年に入って三回目。今回の対象の二年生は二回目で、みんな覚えてくれていたけど、僕が一人も覚えてなかった…。

終了後、進路指導の先生と立ち話。やはり向こうは僕を専門家として見ていることが判明。ちょっと違うんだなあ、と思いつつ「高卒の五割以上が三年以内に転職を余儀なくされるわけだけら、在学中からキャリアアップという概念を教えておくべきである。それにより、目の前の塩っぱい求人をポジティブに受け入れさせることが大事」とアドバイスすると、

「高卒者の就職というのは、お金をもらえる専門学校に行くってことですね!」

巧いと思います。いただきです。

Image397 東京の東の端から、横浜市の北の端へ移動し、NPO法人ヒューマンフェローシップが行っている横浜型自立塾「Job Camp」を取材。

個人的には非常に懐かしい空間でした。

参加している若者も、最終日ということもあってか、なんとも満足げな表情だった様な気がします。

 

いつもの真実さんと喋って食べてただけだけど僕は。真実さんが言ってたこんな言葉が印象的でした。

「山とか自然のなかに入ると突然元気になる人が必ずいて、ネガティブな言葉しか言わなかった人が、急にポジティブなこと言い出したりするんだよね〜」

わかる気がします。街や部屋の中に役割を見いだせなかったりしていた人が、急に自然の中で役割を見いだして、アイデンティティを取り戻す感じ。

僕はいつもこういう光景を見ていて思うのですが、一見ありふれた光景だけど、時間を巻き戻して彼ら一人ひとりが家で引きこもっていたところから、再生し直したら、いかにこのこの光景が奇跡的な瞬間かということがわかると思うのです。

皆さんも、ちょっと想像して巻き戻してみて下さい。その中に自分が家庭訪問で外に出した若者がいたら?帰る帰らないですったもんだした若者が笑顔でいたら?

真実さんといろんな話をいつもするんですが、お互い諦観めいたことを吐き出しながら新しいものを受け入れるスペースを作っているという、実にポジティブなバイブレーションがいつもそこにあることが僕は嬉しいんです。

BBQもご馳走になって。さすが飲食店経営の法人。美味かった!

ノンアルコールが泣けた(u_u。)

詳しい記事は、20日オープンの『ハマトリアム・カフェ』で紹介します。

そういえば、ハマトリアム・カフェが朝日新聞に掲載されました!

Today's BGM is
キセル/近未来
2698494587_3d0cac661b いやあ、お疲れっす。こんなジャケな感じで駅まで送ってもらいました。キセルの人間くさいボーカルと、アコギの調べにこの電気な感じのするローファイなグルーブ。合ってない様な絶妙の様な居心地の悪いバランスが大好きなアルバム。知世ちゃんのアルバムでポールの「I Will」をデュエットしてるせいか、ポールのエッセンスを感じる。そういえばヒグラシが鳴いてたな。と、「春」で思い出した。

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2009年7月 7日 (火)

忙しくやっとります!

今日は午前中にスタッフ全員集まっての初のMTGでした。まだオフィス家具が揃ってないから、みんな床に座って(苦笑)

ちなみに、現在のシェアコロは、正社員が3名(キャリコン、ソーシャル・ワーカー、Webデザイナー)と非常勤が3名(ライター、プログラマー、いろんなアシスタント)と僕の7名。さらにちなみに男子6名、女子1名で平均年齢32歳の会社です。

7名が床に座って、レジュメがコピー出来ず僕がその場で書いた一枚のスケッチを見ながら議論している光景。写真撮ったんでそのうちアップします。いい思い出ですきっと。

現在開発が進んでいるハマトリアム・カフェの理念共有をして、7/20のオープンの時に立ち上げているコンテンツ二つの詳細確認。

でもってみんなでセンター北の美味いカレーや『IRIE IRIE』へ。ここのカレーはほんと大好きです。気の合う仲間にまだなりきってない初々しい仲間とカレー食べました。面白い連中だと思います。

午後は横浜市の方々と打合せ。進捗状況の確認や、コンテンツの内容確認。こちらの意図していることが相当理解して頂ける関係になっている点については、僕のコンセプトをデザイナーが上手に補足でイメージにしてくれるので、イメージの共有がスムーズになっていることが大きいと思います。

サイトのOPENが7/20で決まりました。前後って言ってたのに…。

まあ、しょうがない!

これだけ話し合いが多いと、議事録作るだけで一苦労ですよ。誰が議事録やるんだで揉めたりして、アホくさい!こういうときは「だったら俺がやるからいい!」となってしまうタイプです。

その後、ひっちゃかめっちゃかの事務所の整理、買いっぱなしのiMacとVaioをついに箱から出してネット接続したり配線工事をしたりで気がつきゃ20時…。若い衆に任せてわたしゃ帰らせて頂きましたよ。

ようやく頭が追いついてきた感じ。でも書類関係というか、ビジュアルの説明資料が付いて来ない感じ。てとこに実験室から電話。また新しいことが始まりそうだ!

Today's BGM is
Nancy Sinatra/The Hit Years
0016627thehityears まあ、シナトラの娘ですがそれが何か?って感じ。なんの思い入れもないんですが、意味もわからず使うとサバービアな感じが欲しい時に聴いている。特に、リリー・フランキーと畠山美由紀がAsa-Changのアルバムで「Love Eyes」をデュエッットしているのが好きで、その本家が聴きたくなるというのも大きい。正直、特筆すること無く、このコーナーをこんなに苦しい思いで書く当り、そろそろ限界かとか思うのであった。

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2009年7月 4日 (土)

インフォ・ラウンジLLCの創業二周年記念パーティー

昨日、業務提携で事務所を使用させていただいている、インフォ・ラウンジLLCさんの創業二周年記念パーティーが事務所で開かれました。

僭越ながらシェアコロが司会とBGMと画像関係を担当させていただきました。

今後、画像関係の編集が日常的な業務になっていきますので、スキルアップのいい機会なので、しっかり編集し、プレゼントしたいと思います。

20名以上のゲストが来ていたでしょうか?ナポリタン学会なる企画もありました!

インフォ・ラウンジLLCの社長、肥田野さんと僕はまだ出会って間もないのですが、肥田野さんが皆さんから愛されるキャラであることがよ〜くわかるパーティーでした。

肥田野さんがスピーチで語っていた横浜の素晴らしさの一つてある「新しいものを受け入れる寛容さ」というものをまさに目の当たりにした思いでいっぱいです。

僕もまた新しい出会いがありました。出会った方々との新しい展開も広がっていっています。

このスピード感ある充実した日々に色を添えて下さった肥田野さん、ありがとう。

Today's BGM is
Lee Morgan/Candy
Leemorgan_candy インフォさんにはトランペット吹きが三人もいるんです!すごい。で、事務所には僕が持ち込んでブルーノートのレコが置いてあって、これをかけたら耳のいい俊輔くんが「違う!」と言ってキーの違いを指摘。レコとCDでキーが違うはずも無くプレイヤーのピッチがおかしかったんだけど、ピッチを示す機能がないので耳だけで高い低いとやっていました。ピアノの部分だと判断着かず「トランペットにしてください」ってのがおかしかった。モーガン唯一のワンホーンアルバム。優麗です。愛人に撃ち殺されたリー。モテただろうなと思います。ロックを感じます。

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2009年7月 3日 (金)

現場はウェブの中にもあるんです

なんてことにしたいよね、と話している。

シェアコロは若者支援の現場を捨てたんじゃないんです。

支援の効果を個人ベースではなく全体ベースで考えた場合、僕が一人の若者の家に行き「ねえ、家から出てみようよ」と言って支援施設に連れ出すよりも、ウェブ上で様々な(専門家である必要ははない)人たちが、いろんなことを言えるプラットフォームを作って、10人の若者が支援施設に行った方がいいんだと思うのです。

これは、100人の困難を抱えた若者を支援するよりも、一人の支援者をちゃんと育成し、経済的にもメンタル的にも支援した方が効果は大きいよ、と言われているような、所謂「急がば回れ理論」をシェアコロは採用したんです。

その結果、僕らはウェブサイトに現場を移したわけです。

もう一つ僕らシェアコロは、支援団体の持つ限界性の外に現場を持つ、という意識があります。

当然のことながら外であるウェブにも限界があるわけですが、これにより業界全体の限界が広がればそれでいいと思うのです。

シェアコロがやりたいことの一つには、不特定多数に甘えて課題解決をしていくクラウド・ソーシングがあります。

支援団体の限界性に挑むなんてのは馬鹿げてて、もっといいリソースがクラウド(大衆)にあればそこに飛びついて行けばいいんだと僕らは考えてます。

その際にリソースの最適化を図り、最大限の効果を発揮できる集団として、支援者のマインドを持つシェアコロの存在に意義と価値が生まれると僕は信じていますし、それこそがシェアコロのミッションだと感じています。

絶対に支援者がいなければどうにもならない人や瞬間は沢山あります。

今回の『ハマトリアム・カフェ』は、困難を抱えた若者が情報をITでキャッチした時から、実際の行動に移すまでのブランクを埋める取り組みです。

情報をキャッチしたのに動けないままいる若者がどれだけいるのか?

ここにゆるいセーフティーネットを張るのが『ハマトリアム・カフェ』だと思うのです。

モラトリアム=猶予期間ではなく、助走期間だと考えると、可能な限り加速しといた方が飛距離が出るんじゃないか。

僕の座右の銘は「見る前に跳べ!」ですが、ただ跳ぶのではなく、助走を付けて高く跳べば、空中で着地点を模索でき、見切り発進のリスクをチャンスに変えることができます。

『ハマトリアム・カフェ』では、この加速装置の舞台が横浜であり、装置が大人たち=クラウドなんです。ちなみにネーミングは寸前まで『横浜CrowdCafe』でした。

この自覚を大人が持つことがソーシャル・ソリューションのスイッチだと僕は思います。

今日、朝日新聞の取材を受け、このようなことを語りました。20日前後に記事が出ると思います。お楽しみに!

Today's BGM is
忌野清志郎/Memphis
C0058954_21241817 ロッキンオンが大切なトイレ本になっています。一気に読むのがもったいなくて、トイレがちょうどいい。MG’Sをバックに従えた清志郎。なんてこった!です。このいきさつがまた面白いので是非読んでください。清志郎曰く、MG’Sは同じテンポのビートでもビートの感覚が凄い広く感じられるんだって。タメが効いてんのかな?だから自由に歌えるんだって。う〜ん、この感じは深いなあ。個人的には「石井さん」という曲があり、にんまり。

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2009年7月 2日 (木)

企業内アントレプレナー・シップ

フランチャイズを選択した人にアントレプレナー・シップがあるのか?

フランチャイズは変形した雇用形態の一つか、自分が実際動かないオーナーからしたら投資だろう!?

なんて話を昨日の帰り道でしたことを思い出しました。

翻って。

「アントレプレナーは社長だけなのか?」

という、ちょっと他人事ではない問いに変えて考えてみたいんです。

これは就労感とか、働き方とか、すごく大きな、そして非常に重要な問いになりそうです。

僕は社員に言っています。「あなたたたちはサラリーマンではない、アントレプレナーなんです!」。

或は「サラリーマンみたいなこと言ってんじゃねえよ!(アントレプレナーでしょ)」って。

僕一人がアントレプレナーだとしんどいので「おまえもだよな」って言って責任の分散をしてるんです(笑)

多分、次に雇い入れる社員には、言わないと思います。その人にそこまでの分散させた責任を背負ってもらうつもりはありません。

と、ここがヤバイのではないかと引っ掛かります。

ちょっと給与形態的なものは置いといて、『一人ひとりがアントレプレナー・シップを持っている会社』は素晴らしいと想像できます。

これは『一人ひとりにアントレプレナー・シップを求めている会社』とは似て非なるもので、お仕着せではシップ=精神ではありません。

会社にいるときだけアントレプレナー・シップを発揮されてもねえ、なんです。

僕の経験ではアントレプレナー・シップはオフ・タイムに自然と伸びるアンテナのようなもので、キャッチしたものがオンタイムで意識的に発揮されるものだと思います。

ちょっと深いこと言ったような気がします(笑)

また、オンタイムでも、自分自身を振り返るとアントレプレナー・シップを持った日から、名刺交換の意味が変わりました。

いつか独立することを、本当にする、しないに関わらず意識できるか否かだと思います。

ここでいう独立とは起業ではなく、他人任せにせず自分独りで出来るようになる、という独り立ちの独立です。

僕は苦手なExcelを部下に押し付け続けた結果、独り立ちしたときにボロボロになりました。アントレプレナー・シップが不足していたと反省しました。

こういうアントレプレナー・シップの拡大解釈が非常に重要だと思うし、是非、教育にアントレプレナー・シップをと思うのですが、実際に会社を起こそうと思わない限り、人には教えれないことだとも痛感しています。

僕がこのブログを始める前、起業なんてことをこれっぽっちも考えていなかった頃、僕はアントレプレナーなんちゅう言葉も知りませんでしたし、精神なんかなかったように思います。

いや、少しあった。

話がややこしくなるから、なかったとにしたいが、常に「独りでも立てる」ということを、起業することが前提ではなく、男の大前提として、美学のように持ち続けてはいました。

こういう感覚は男女を問わず多かれ少なかれ持っていると思います。

ここと起業家“的”な精神を垣間見ることでの自分なりのリンク性が、『企業内アントレプレナー・シップ』だと思うのです。

思うのですって、流れで出て来た新しい言葉ですが。流行らせよっと。

【今流行らせようとしている言葉おさらい】

■セミ・クローズド・ネットワーク

■企業内アントレプレナー・シップ

Today’s BGM is
Jesse Davis/ジェシ・デイビスの世界
4106080349スワンプ・ロックの殿堂的アルバム。初めて聴いたときは、なんて20年前なんで正直覚えてないけど、なんて生々しい音楽なんだと思い、一気に引きずり込まれたような気がする。クレイジー・ラブを友人のバンドがカバーしてて、誰!?って訊いたらジェシエドだった。結構聴かない時期は多いんだけど、宝物的にずっと仕舞い続けてるみたいなアルバム。明日、新事務所でパーティーで、BGM探してしてて聴いた。「いいですよね」なんて出会いを期待している。

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