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2009年11月17日 (火)

若者自立塾廃止に思う その2

若者自立塾が廃止という一報から、少し時間が経ち、冷静に考えてみると、五年前にニートという言葉が使われはじめたのと同時に起こった就労支援の委託バブルが弾けたのかな、なんてことを感慨深く思います。

まあ、他人事じゃないんですがね、僕んとこも。他の予算規模をみたら若年者就労支援の予算なんてかわいいもんじゃないですかねえ。

独立採算型のビジネスモデルを構築しなければダメなんですかねえ?

それも違う気がするんですよ。その場合、保護者に負担がかかる。社会の歪みとして起きているこの現象を、家庭の自己責任として処理せざる得ない形にならざるえないわけで。

高卒求人の有効求人倍率が1を割ってるわけだから、この雇用情勢じゃ、残念ながらニートは自動的に生み出され、引きこもりになるケースも増えてくと思うんです。

そんな時代を生きる若者たちをどう社会が受け止め、どう社会参加させていくのかという国家レベルでのコンセンサスの構築とか、人材育成を含めた就労支援のインフラ整備事業的な側面を捉えれば、社会的投資事業として本当に無駄なんでしょうか?

また振り出しに戻るのか?って感じです。

11月11日の事業仕分けの第二WGの報告書を読むと、ある意味、僕が言ってるようなことを踏まえた上で仕切直しましょうよ。その時には、日本生産性本部を外し、国ではなく地方がNPOと手を組んで、という内容に楽観的に見れば読めます。

まあ、楽観的に読めばですが。

なんてことを昼夜考えつつ、八ッ場ダム廃止の議論を見ていた時に感じたことが、頭の隅でこっちを見てよ、と自己主張しているのでそのことを書きます。

八ッ場の住民の方々が中止に反対してて。住民感情を無視と。

住民感情では中止反対。

そうかもしれない。

でも国民感情に立てば中止賛成。

じゃないのかなあ?

ここの住民(個人)と国民という意識の乖離というか、飛躍は、いったいなんだろうと僕は思った。

ここを繋ぐものは何かと。

ちょっと話が飛びますが、サッカーの日韓戦で体力も技術も互角なのに日本がいつも負ける(ミーハーファンの僕の印象です)、この差は何だろうと考えた場合、やっぱりナショナリズムの強さなんじゃないかなあ、と僕は思うんですよ。

まあ、僕は嫌いな言い方ですが、日の丸を背負ってみたいな。あの感覚。

日本人は、日本という国の国民であるというアイデンティティが希薄なんじゃないかなと思います。というか、歴史的な学習からそういうものを忌み嫌うような文化もあったりするわけだし。

今、日本は未曾有の経済危機に立たされているなかで、CO2の削減目標が25%だったり、ベーシックインカム等、税金と福祉の議論がされているなか、「生き方」についての選択がはじめて問われる時代がはじまったんじゃないかという実感が、ほんわかとありませんか?

僕にはあります。

僕の意思は、年寄り臭い言い方ですが、これからの若い連中の決定に従いたいなあと思っています。

まあ、話を戻すと、国民感情を一つにして、その感情を依り所として生きていける国を作っていきましょうよ、という気分なんです。それがきっと、住民から国民への飛躍なんじゃないかなあ。

僕も国民感情に立って、今回の自立塾の廃止に関して考えました。

その結論は、仕切り直し前提の廃止なら賛成。それがないなら反対です。

今日、僕が書いたようなナショナリズム的発想を危険と取る人がいるかもな、ですよね。でも、僕はロックンロールの観点から、ロックンロール・ピープルとしてものを言ってますんで悪しからず。LOVE & PEACE

Today's BGM is
The Who/My Generation
E0084981_9201360 フーが苦手なのである。なのにiPodにいっぱい入ってて、なんじゃこりゃ!と思うと大抵フーである。ウッドストックの秀樹みたいなあの感じとか、オペラみたいなドラマチックな構成が苦手なんだと思う。でもね、ドラマチックじゃないこの頃のビートバンドなフーは好きです。キース・ムーン(なんて素敵な名前だ!)の疾走感とか、ピート・タウンゼントのリズム隊としてのギター、3ピースバンドとしての最大のグルーヴを引き出していると思う。どうしてああなっちゃったのかなあ。

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コメント

はじめまして。NPO法人ICDSが運営している若者自立塾「キャリア・ビレッジ」の塾長です。
サムガク長岡さんとは仲良くさせていただいております。
たまたまネットで貴殿のページにたどり着きまして、記念に
書き込みさせていただいております。
よろしければ、私もたまーにブログ書いていますので、
「キャリア・ビレッジ通信」でご検索していただけると
ご覧いただけます。
シュアするココロさんの「その2」にはけっこう共感しています。ではでは。

投稿: キャリア・ビレッジ | 2009年12月10日 (木) 20時32分

どうも!杉浦さんですよね?去年の九月にサムガクのパネルディスカッションでご一緒させていただいた、当時NPO法人青少年自立援助センターの石井ですよ。あの後独立しました。思い出してくださ〜い。共感していただき嬉しいです。今後とも宜しくお願いいたします。

投稿: 石井 | 2009年12月10日 (木) 23時07分

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