男子の自己肯定感は、女子の自己肯定感より低い。その2
ちょっと前のエチカの鏡で、幼稚園の名物園長先生がこんなことを言っていて、すごく納得した言葉がありました。確かこんな感じ。
「女の子は母性という素晴らしい力を生まれながらに持っているが、男の子にはなんにもない。だから、男の子は鍛えてあげなきゃならない」
実際僕は、男の子を一人、女の子を二人育てていますが、女の子たちは2〜3才から、遊びの中で母性を感じさせているんですよね。人形にさりげなくハンカチがかけてあったり(笑)
「生物学的にも胎内で女が変化して男になるし、男は女から生まれてくるわけだから、女の方が強いのかも」というような、そうかもなあ、な意見もあって。
僕の俗論はですね。女子高生(大生)という言葉はあっても男子高生とは言わないじゃないですか?
要するに、女子高生(大生)って社会的に持てはやされてるんです。短いスカート履くからみんな見ちゃうし(笑)
これが女子高生たちの自己肯定感になっているんじゃないかなあ?
(以下脱線)そして、男はあんまり女を「どうしようもない」と言わないけど、女は男のことを「どうしようもない」って言いますよね?言いません!?
女は心の底で「私たち女がいなければ男なんぞはなんにもできない」という、いわれのない自尊心を持っている気がするんですよ。
あ、これ僕の俗論ですから。
話しを園長先生の言葉に戻すと、その昔は空っぽで産まれてきた男子でも、生活の中でいろいろな役割を与えられ、それらを叱られたり、失敗しながらも、やりこなしていくうちに、自然と自己肯定感を身につけて来たんだと思うんです。
機械化やオートメーション化による効率化の弊害は、会社だけではなく家庭の中にもあって、男子の役割が家庭内から失われている、なんてことが誘因としてあるような気がしてきました。
Today's BGM is
Stan Getz & João Gilberto/Getz/Gilberto
ジャケのこの風格からして名盤ですが。ゲッツのこの浮き加減はミックスも含め、いただけませんねえ。故にプレイヤーにのる回数が意外と少ない。たまに聴くといいですけどね。このアルバムはやっぱりジョアン・ジルベルトを聴くアルバムだと思うんですよ。ゲストがゲッツで。その辺のわきまえが品とともにないんだよなあゲッツ!。ジョアンの音楽性を理解したピアノのジョビンを見習って欲しいなあ。ちなみにゲッツ派に絶賛みたいっすね。