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2009年3月15日 - 2009年3月21日の4件の記事

2009年3月20日 (金)

世間は正しい 〜クラウドソーシング〜

シェアコロのビジネスアイデアが浮かんでから、様々なWEB関係の本を読んだ。

その中で僕がもっとも強く共感したものが「クラウドソーシング」だった。

日本語に置き換えれば集合知が妥当だと思うが、日本には古くから「衆知/衆智= 多くの人のもっている知恵。大勢の人の知恵」という言葉があることを最近知り、先日、たまたま古本屋で手にした松下幸之助の『商売心得』に「世間は正しい」というコラムを発見し、腑に落ちる思いがした。

僕が運営委員を勤めさせて頂いているユースワーカー研究会なんかもまさに衆知の寄せ鍋を作るが如く、美味い鍋が食いたいという一心だけで、あぁでもない、こうでもないと言いながら、たいそう美味い鍋が出来上がる。

世間の声にいかに耳を傾け、集合知としてシステム化することができるか?

これからの時代、クラウドソーシングを受け入れられるか、入れられないかが、すべてを分ける分岐点になるのではないかと僕は思う。

世間の声=ステークホルダーとすれば、従業員の声や、取引先の声、受益者の声に耳を貸さず、己の価値観だけを押し付ける独りよがりの経営者に未来はないと思う。

何かを引用して言おう。

「社長、あんたが思っている以上にあんたの会社の従業員の言ってることは案外正しいよ。もっと耳を貸してやらなきゃ、大事な人財を失いますぜ」

イマドキそんな経営者はいないと思われるが、いるから困る。

僕の会社は、集合知の交通整理を行い、市民に問題意識の自己化を促すカンフル剤を優しく注射し、アイデアのアウトプットとなろう。そして企業でも個人のものでもない、市民の知的財産権をアーカイブにしていこう。

Today's BGM is
Bonnie Raitt/Give It Up
Raittbonnie1972giveitup なんでこんな人があんなギターを弾くんだろうと思うのだが、ルーツがしっかり血管に流れてんだろうな。どのアルバムもどこかにディキシーランドなフィーリングが溢れてて。勝手な解釈ですが男に逃げられた女の気持ちを歌わせたら右に出る女はいないみたいな。スーザン・テデスキーやグレース・ポーターの姉貴分です。ラストが好き。「Love Has No Pride」。95年のライブをリンクしときます。右手がいいっす。ホンモンだあねえ。

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2009年3月19日 (木)

弁理士に相談してきた。

弁理士さん。なんでもできちゃう便利士ではないので悪しからず。

弁理士は団塊世代の、どう見てもWEB関係に強いとは思えない紳士だったが、理解しようとしてくれる姿勢が、こないだの中小企業診断士とは違った。

「あのね、そういうのは好意的関心つってね」と、診断士に教えてあげたい。

さて、投稿していただいたワークショップの著作権について相談をした。というより、そもそも著作権って何?みたいな。

この課題は、かなり初期段階から懸案になりつつ棚上げされ続けた泣きどころであり、「シェアするココロ」という著作権フリーな文化創造と、もっとも拮抗する部分なのである。

ある意味、この課題がクリアーされなければ、僕らは「シェアできないココロ」になってしまう。笑えない┐(´-`)┌

そもそもは。僕の大好きなグレートフルデッドというバンドが、ライブ会場に録音機材の持ち込みを許可し、そこで録音された音源がデッドヘッズと呼ばれるファンの間で様々な形で解散した今もなおトレードされていることが、ビジネスアイデアの礎なので、そこに著作権云々を持ち出されてもなあ、なのである。

なんで恐る恐るの相談なのである。

弁理士がわかりやすい例えを言ってくれたので、それを使い説明しよう。

森信一の「お袋さん問題」である。

作詞家の先生が激怒したのは、森信一が著作人格権を侵害したのである。

要するに作った著作者に無断で作品に手を加えたわけ。これは罪なのだ。

一方シェアコロはこれを推奨している。

WEBの世界で言うマッシュアップであり、ヒップホップのサンプリングの手法で、ワークショップを生まれ変わらせ、誰かによって生まれ変わった自分の作品を見てほくそ笑む。

しかし、作者はどこまでも作者であり、リスペクトされ続ける。それがシェアコロである。

弁理士はこのアイデアを微笑ましく聞いている。そして「ならばこうすればよかろう」。

課題は解決した。

「あなたの事業の発展をお祈りしていますよ」

うれしい言葉だった。

Today's BGM is
Van Morrison/Moondance
Allcdcovers_van_morrison_moondance_ラストワルツではじめてヴァンを見た時のチビマッチョでかなり失望したが、その後改めて聴き続けると、ラストワルツで垣間見れた牽引者として才能が、この盤なんかではよ~くわかる気がする。というかそうやって聴くと名盤度が上がるんです。 ジェシエドの「クレイジー・ラブ」のオリジナルを収録というのもポイント高い。僕はジェシエドの方が好きだけど。ホーンセクションがいいんだあ。

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2009年3月17日 (火)

中小企業診断士と相談する。

昨日、某公共施設で中小企業診断士に創業に関する相談をしてきた。

ソーシャルビジネスに理解を持っていない人だと厳しいだろうという想像をしていた。

個室に入室し、僕の主訴を伝えた後の診断士の第一声が「どんな会社もソーシャルビジネスだと思うんですよ。企業の理念には社会貢献が謳われてて…」。

不安が的中してしまった。

僕がただの利用者ならケンカになったか、早々に退席しただろう。現にそうしようと何度も思った。

僕は代表取締役社長の態度を修業しているのである。不用意に敵は作らない。我慢。

救われたのは、診断士がNPOの理事をやっていて、日本のNPOは文化的なミスマッチを抱えているのではないか、という部分で共通認識を持っていたこと。

後半15分は診断士の所属するNPOの愚痴を聞くはめになった。どっちがカウンセラーかわからない…。

中小企業診断士はカウンセリングの勉強もするべきだと強く思った。

収穫もあった。

株主の理解を得て無配当にすることもできるということ。

また、定款上には配当に関する項目がないので、少なくとも登記の時点で、配当についての縛りがないこと。

そして、ソーシャルビジネスというものの世間一般の辛辣な見方がわかったこと。ここ重要。

僕ははじめ、ここに心外してしまったのだけど、それこそが福祉の欺瞞だったり、NPOの甘えなんじゃないかと、徐々に気持ちが落ち着き、自分が取るべき態度が見えてきた気がした。

僕らは利益を追求する株式会社である。しかし、その利益は個人ではなく社会の利益であり、当然の報酬として安定した安心な生活が社員に保証される。それ以上の利益があれば、株主の理解を得て更なる社会的課題解決のために再投資される。株主はリターンを求める投資家ではなく、社会的インフラの整備に出資という形で参画するソーシャルスポンサー(ここテキトー)になり、出資額を回収したら、更なるソーシャルビジネスに出資していく。

おぼろだったが、これが株式会社シェアするココロという会社の在り方だということに行き着いた感があった。

まだ内部的なコンセンサスや、イメージ共有が甘い部分もあるが、現時点での理想だと僕は確信する。

とても貴重な時間でした。今度は弁理士と著作権について相談してきます。

Today's BGM is
Elvis Costello with Burt Bacharach /Painted from Memory
Ec_bb1誰が気がついたんだろこのコラボ。こんなに美しいコラボは他にないんじゃないでしょうか?バカラックの美メロに、改めて歌唱力に唸らされるコステロのだみな美声。無駄のないアレンジが永遠を約束している。バカラックは歌わない。歌わないからこそ限界を超えたメロディが生れるんじゃないかと僕は思う。その限界を狂おしく歌いあげるコステロ。たまらんちん。

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2009年3月15日 (日)

ロゴ

煮詰まってますが、なんとも楽しい作業。おだてられて一生懸命作っています。

これまでの作業の中で気づいたこと。

「すごく縮小コピーするとちょっとよく見える」

名付けて「縮小ハック」。

セコイ!

世界中のロゴ博物館のような海外のサイトを発見しました。全部見るのに数日かかるぐらいの所蔵量。もっと簡易に閲覧できるといいんだろうけど。大変、刺激になります。

法人格は、よく「会社という人」なんだと言われますが(ほんとか?)、ロゴ作りとか、鉄腕アトムのようなロボットにココロを注入するような作業みたい。

(遊びじゃねんだぞ!と怒られそうですが)起業とバンド結成が僕の中で酷似している。バンドやってた時のフライヤー作りとロゴ作りの感覚はほぼ同じ。

結局、表現ということで同じなんだと思う。

結局、僕は表現がしたいんだと思う。

ロゴ作成の面白いビジネモデルを発見。Biz-Upという会社は無料でロゴを提案し、気に入ったら5万円で買い取りというシステム。数10名のデザイナーが、「かわいい」とか「和な感じ」とかのオーダーに対して選ばれ、気に入らなければ買わなければいい、というもの。

実際に、これまでBiz-Upが作成したロゴを眺めていると、さすがプロなデザインが並んでる。否応無しに自分のロゴと比較すると悲しくなる。

ちょっとやってみようかな、と思ったが、気に入って買っちゃうのがなんか癪という性格。また、冷やかし半分を許さない真摯なビジネスモデルなのが気が引ける。恐らく、逆に大半は冷やかし半分で買っちゃうというのが、この会社のビジネスモデルなんだろうけど。

誰かが、五万円でロゴをプレゼントなんてのも洒落てますよね!あ、おねだりじゃありませんよ(;;;´Д`)

ロゴが決定したら、ご報告しま〜す。

Today's BGM is
The Beatles/Anthology 1
Anthology_1 アンソロジーに対してあまりいい印象を持っていませんが、この1は特に愛おしいビートルたちがいるアルバム。ところどころでジョンもポールも憧れのエルビスに成り切ってるような歌い回しがあったり。カバーの選曲にロックンロールの枠をすでに逸脱し、その後のイエスタデイ辺りの片鱗を感じさせていたり、ジョージの活躍が目立っていたり。2、3にはないまとまりがちゃんとあるのがいいですね。冒頭の「フリー・アズ・ア・バード」との対比が泣くなあ。

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