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2009年5月10日 - 2009年5月16日の7件の記事

2009年5月16日 (土)

「不況に起業」いい根性してんじゃん

と、思っている人もいるのではないだろうか?

じゃなければ、「なんでこのタイミングなの?」みたいな。

まあ、お答えしますよ、隠すことでもないので。

このブログの最初の記事が、起業宣言になっていますがそれが2007年9月。まさかねえ、こんな大不況が来るとは思っていなかったので。リーマンブラザースのアレの時には、メンタル的にもフィジカル的にも組織的にも、もう引っ込みつかないとこまで行っちゃてたんで。

で、自分なりに、このタイミングの意味だとか、いろいろ考えて後付けしたいわけですよ。

これって、「買った後に買わなけりゃよかった」と思っちゃう認知的不協和って心理を解消するために、ネットを使って買った商品の良い情報を収集しようとする行為に近いなあ、と今思いましたが、同じです。

結論から言うと「こんな不安な時代だからこそ、心の拠り所になり得るお金の使い方や、誰かのためになること」が重要になるという考え方。まさにシェアするココロが必要とされる時代になった(なってしまった)、という考え。

そんな考えを後押ししてくれる、良い情報が入りました!

それが、一か月くらい前に記事にした週刊ダイヤモンドの「社会起業家特集」の号で。忙しくて読んでない部分があったなあと読み返している時に発見しました。

田坂広志氏の「すべての働く人は社会起業家 その志によって日本は変わる」という記事ですが、

(引用)明けない夜などなく、この世界的不況も必ず終わる。だがそのときの資本主義の姿は、これまでと変わっているはず。今は、その大きなパラダイム転換の最中だ。その一つがボランタリー経済と呼ばれる経済原理の復活。ボランタリー経済とは、金銭的な充足ではなく、精神的な満足を求めて行われる経済のこと。

(中略)もともと日本企業には、営利か社会貢献かという二項対立はなかった。「企業とは社会のためにある」というのが、日本型経営の根幹にある精神だった。ところがいつの間にか、企業は「営利のためだけ」に存在するものになってしまった。

中略以降の「起業は株主のためにある」という流れを大きく作った物言う株主が、今チャリティなんちゃらをしているというのが笑える。ビル・ゲイツにでもなりたいのかな?

まあ、そんなことはほっといて、田坂氏の言う、不況が明けたパラダイムシフト後の世界。これは間違いなく一人勝ちのグローバリズムの逆を行く潮流が生まれるというのは誰もが感じているところなんじゃないでしょうか?

僕らシェアコロのビジネスモデルは、その時の、例えばCSRが企業の隠れ蓑ではなく、真の社会貢献と認められる時代にこそ、価値を発揮するものであると確信しているのです。
最近、頭の中で「ココロのシェイクハンズ」というキーワードがふわふわしているんだけど、そういう時代に早くなれ!

それまで、なんとか食いつながなくてはです。

田坂氏がこんなことを書いてます。

「(大切なのは)スーパー・アルピニストのような社会起業家を育てることではなく、無数のグラスルーツ・バックパッカーを育てることであると思う」

かっちょいいなあ言い回しが。田坂氏のコラムを以前日経ビジネスで読んだ時も、この人は素晴らしいなあと思い、今回が二回目ですが、もっといろいろ読んでみたい人ですね。

Today's BGM is
Look At All The Love We Found: A Tribute To Sublime
Subtrib_cover 大好きなジャック・ジョンソンとG・ラブに、え!?ロス・ロボス?って感じで買ってみたアルバム。まず言えることはサブライムはアルバムを持っていないんだけどちゃんと聴いてみたいなあ、ということ。多分、このアルバムの狙いはそこだろうけど、見事に魅力を伝えています。ちょっと苦手な感じのアーティストもいますが、お気に入りのアルバムです。J・ジョンソンのバッドフィッシュはライブでも定番で自身の曲みたいです。必聴。

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2009年5月15日 (金)

受給資格者創業支援助成金の申請 Part.6

ハローワークは相変わらずの混みようでした。

このような異常事態だからではないと思うのですが、ハローワークというところは本当に個人情報保護だとかデリカシーという感性が欠如している組織だと僕は思います。

こういうことにはどちらかというと無頓着層に属すタイプの僕ですが、失業保険の認定にやって来た、ある意味で手負いな状況の人たちの名前を片っ端から大声で読み上げてくとか。

隠したい人たちもいるんじゃないかなあとか。

「あら大変、〇〇さんちの旦那さん失業しちゃってるわ」なんて。頭のバリアの薄くなっているおばさんに知られたら…。

なんかやだなあと、来るたびにいつも思う気持ちを書きたかっただけで、まとまった意見なんてありゃしないんですけど。

前置き長過ぎでした。今日やっと受給資格者創業支援助成金の申請をしました!

コンピューターのデータベースでいろいろ僕の受給資格者証を照合している時は、やましい気持ちがないこともないからかとても緊張しました。

中でも係の方が項目をチェックリストに沿って目の前でチェックしていく時は、いちいち気持ちが上がったり下がったりと複雑なフィーリングでした。

これで終わりではなく、始まりです。

なんかそんなことばかりで息を吐く暇がありませんが起業するってことはそんな感じなんだろうなあ、なんてと思います。

でも、こなしていく感覚が、サラリーマン時代にはない(ないとは言い切りませんが)充実感があります。ダイレクトに100%自分にフィードバックしてくるわけですからね。

さあ、実際に助成金をいただくためには、一年以内に誰かを雇って、雇用保険に加入させなければ申請できません。

前にも書いたけど、いろいろ面接受けたけど、なかなか採用されないから自分でやっちまえ!ってタイプの方々には非常にハードル高めな設定だと思いませんか?Image255

「出す気あんの?」的な。

僕にとってもハードルの高さは同じで、「そりゃもう戦いですよ」なんてこと言うタイプじゃないけど、竹刀から真剣に変わったくらいの緊張感はあります。

助成金の申請ができるのは、明日から三ヶ月以内に創業にかかった費用(なんでもじゃないのよ)の1/3。上限600万円だから最高200万円まで助成されます。

まあ、うちは元手がないからねえ~。たかが知れてますが、登記には25万円はかかるわけだし、サイトの開発費もかかってるわけだからやっぱりいただきたいですよ助成金。来週頭のプロポが通れば、事務所っす!インキュベーションですけど。

猫とギターと音楽のある事務所が欲しい。

Today' s BGM is
SYNCHRO / FROM TOKYO TO NEW YORK
Uniqlosynch NYの日本企業のショップで流すBGMというオムニバス。テイ・トウワ、ハイファナ、タッカー、アフラなど有名どころを押さえつつ、僕にとっては無名な人たち。エレクロニカな世界では、日本はやっぱり世界最先端に並ぶようなジャンルになっているんじゃないかと思いますね。英語ボーカルみたいなのだけで昔は「英語!」だったけど、結われなければ邦楽とは思わない。いろんなアプローチの楽曲がショウケースという感じで楽しいアルバムです。Cubismo Graficoという人、いいです。

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2009年5月14日 (木)

頭のバリアは薄くなる

いやあ、年を取ると頭のバリアが薄くなるんじゃないかと思うのですよ。

例えば独り言ってのは、頭のバリアを超えて出てきちゃう言葉たちのことだと思うのです。

電車の中で「ふはあぁぁぁぁぁぁ~あっ」とかって大きな声で欠伸しているおじさんていますよね。あれなんて完全に自分ちですよね。相当頭のバリアが薄くなっているんです。

僕も最近、欠伸の最後の部分の「~あっ」が無意識に出ちゃってるんです(*´v゚*)ゞ

たいていヘッドフォンして音楽聴いているので、思ったより大きな声なんじゃないかと心配です…。

歩きながら、疲れていると「あ~あぁ」とか唸ってみたり…。多分独り言も言ってます。独笑はないと思うけど。頭のバリアに薄い部分が出てきているんだと思うのです。

自分の寝言で目が覚めるぐらい寝言も多いんですがこれもバリアが関係しているかと。

頭のバリアが薄くなるということは、自動的に感情が漏れ出てしまうようなものですから、ストレスフリーな状態なのかも!?なんてことも想像します。

上記した欠伸おじさん。いかがでしょうか?たいていは悩みのなさそうな、なんとかなっちゃてんだろうなあ、という牧歌的人相じゃありませんでしたか?

「言わない方がいいかな?」と思うこと自体がバリアだとしたら、きっと人間関係の中でも頭のバリアが薄い人たちは、思ったことを言えちゃうアサーティブな人な気がします。

このとき、「ここはちゃんと言っとこう」とか覚悟を決めちゃう発言は、しっかりとした頭のバリアを突き破るにはエネルギーが必要ですから、結構なストレスがかかっているんです。

でも、頭のバリアが薄い人たちは、ここをいとも容易く突破するから「俺はそういうの嫌いだね」とか言っちゃう。

僕が思うに。衰えていく肉体を補う形で人は頭のバリアを薄くするというある意味での生命力を高めている現象だと思うので、肯定するべき出来事なんだと思うのです。

ひょっとすると、若い種族に自分の経験を継承するために頭のバリアが薄くなるようにDNAに組み込まれたことなんじゃないでしょうか?なんてとこまで夢が膨らみます。

じゃなきゃ、お節介おばちゃん族を説明できません。

悪いことじゃないんですね。って相当頭のバリアの薄いブログになってしまいました。今日も頑張りましょう!

Today's BGM is
Marvin Gaye/What's Going On
Marvingayewhatsgoingonalbumcover このアルバムはビートルズのSgtの延長線上にあると今朝聴いて改めて思った。Sgtが67年、これが71年。トータルアルバムの成熟さは曲が合体していればいいというものではない。メッセージを伴うことにあったのだ、なんてことを思う。それでいてこれはグルーブ感が損なわれてないから日本人の英語のわからんちんな僕がメッセージの外側でこのアルバムを楽しんでいる。友人の友人にこんなコートを着ていただけでマービンという渾名がついた人がいた。

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2009年5月13日 (水)

シェアするココロで世界は変わる。

前回の続き。例の『ウェブ進化論』で著者の梅田氏はWeb2.0についてこう語っている。

「開放(オープンソース)によって全体が大きく発展してパイが大きくなる方が、閉鎖してじり貧に陥っていくよりもずっといい。個々の表現者の立場から言えば、一人ひとりの表現行為が他者の表現行為と自由に結び付けられることで、共同作業による創造行為の可能性が拓かれる」

とは言え。と、思うのが当たり前な感覚で、その感覚を1.0という古いものとするのがWeb2.0なんじゃないかと思うのです。

シェアできない人たちがどんどんパイを減らして苦しくなっていくわけですが、シェアする前提にはeベイの創業者ピエール・オミディヤーが言ってる「“人々は善人だ”という信念から始めるんだ」というのが象徴的な言葉だと思うのです。

先ほどの「とは言え」というWeb2.0的発想に感じる違和感をざっくりと言い切ってみると、性悪説なんです。性悪説に立ったら分け与えたり、秘密を教えることなんてできなくなると思うんですよね。

で、ピエール(なんかいいヤツっぽいぞ)はこう続けて言ってる。

「そしてそれらの結びついたものも必然的に“善”に違いない。そう、それで世界が変わるはずだ。Web2.0とはそういうことなんだ」

で、またざっくり言ってしまうとWeb2.0は、性善説を受け入れようというメッセージな気がするだよなあなんです。

さあ諸兄、胸襟を開く時が来たっす!アイデアをシェアコロに下さいな。

「シェアするココロ」とネーミングした時、僕はグレイトフル・デットのことがかなり頭にあり、Web2.0のことは知りませんでしたが(苦笑)、時代とシンクロしていたんだなって思います。

Today's BGM is
Wladyslaw Szpilman/The Original Recordings Of The Pianist
3202120155 なんか冷酷な印象を受ける写真。この人は『戦場のピアニスト』のモデルになった人です。映画観てないので感情移入できませんが、クラシックは僕の場合BGMですので背景や物語は要らないんです。1940年代の録音が味です。今のところクラシックは全部いいんだろうな、で聴いています。これが「いいな」「ダメね」となっていくんだと思うと凄いです。

 

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2009年5月11日 (月)

なんで既存の若年者支援系のウェブサイトはつまらないのか?

昨日今日と、プロポーザルに挑むために僕とトマスでゲストを招き、企画会議を行いました。

昨日は、多摩川の公園で福生の夜のオーガナイザー山本氏を。今日は立川のワイアードカフェでウェブデザイナーのコウジを。

仲間の頭を借りて物を考えるのは非常に楽しい。Image242Image250

企画会議が知的スポーツであるとすれば、職場以外の仲間の頭を借りて行う会議は異種格闘技戦の趣があります。

上下関係もしがらみもないから、「それを言っちゃあおしめえよ」的なこと言われて、ばっさばっさ切られました。あ、これは山本氏ですが。

まず考えなくてはならないのは、なんで既存の若年者支援系のウェブサイトはつまらないのか?

これは、ちょっと考えればわかることですが、あそこもここも同じようなことをしていますね。ネタばらしになるのでタイトルにしておきながら深くは書きませんが(`◇´*)、簡単に言えば、「データベースで人を呼ぼうとしており、コンテンツで人を呼ぼうとしていない」というのが最大のつまらなさだと思うのです。

僕らはずばりコンテンツで勝負です。

昨日の報酬は発泡酒。今日はアイスコーヒー。費用対効果を考えれば効果はめちゃくちゃ高い。何より仕事で友人と会えるのは楽しい。

そんな風に仕事をしていけたら、幸せな人生だと思うのです。

Today's BGM is
夕暮れの音楽
3200080201 正確には「朝」「午後」「夕暮れ」「夜」「真夜中」というクラシックのオムニバスをシャッフルして聴いています。毎日家にいて、聴きたいCDがなくなってくるというか、頭の中を邪魔されたくないときとかに聴いています。これらのCDはどこか耳馴染みのある曲で、短めの曲がセレクトされているのが素人の耳に心地よく、心が安らぎます。またソロピアノとかオルガンとかギターとかオーケストラとか演奏フォーマットが多彩なのが飽きさせないんですね。いい仕事だと思います。楽曲解説がゼロという体裁も狙いなんでしょうか?

 

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「メールするからメールしてね」をしてみた。

いつもお話になっている「ほぼ日」で、またまた怪しい企画を“発見”。まさに発見とい う言葉が相応しい厖大なコンテンツ軍。今回のはメールを出すとメールが返ってくるというそれだけの企画。

でも用意した返事400通だって!僕に帰って来た返事も秀逸なもので笑わせてもらったので、残りの399通も気になります(笑)

ちなみにこれが僕出したメール。なんだか相談メールのようになっています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ほぼ日の皆さんこんにちは。

僕もいま、サイトの企画をしているんです。

生まれて初めて。

しかも生まれて初めてのことで社長っす。

大丈夫なんでしょうかねえ?

それにしてもほぼ日。

大好きです、空気感が。

こっそり参考にさせていただいております。

これからもよろしくです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

なんとなく、文脈に沿った返事が来るのかと思いきや、ほぼ日がそんな手の込んだプログラミングをするわけもなく(この肩すかし感が好きなんだけど)、以下のようなお返事を頂戴きました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ほぼにちわ!

ほぼ日刊イトイ新聞の、べっかむ3です。

メールをどうもありがとうございました。

ゴールデンウィーク、いかがお過ごしですか?

 

先日、海外出張に行くことになったので、

会社の丿ートブックを1台借りようと探してたら、

3台の全く同じ大きさのPowerBookが出てきました。

それぞれ、何のソフトが入っているか確かめたけど、

どれも少し古かったり、足らなかったり、一長一短。

 

もういっそ、マシンの名前で決めようかと

マシンの横に貼られた、小さいシールを見てみると、

手書きで書かれた、その3台の名前は、

「マイケル」「マドンナ」「プリンス」

でした。

 

ということで、迷ったあげく、旅のおともは、

「マイケル」に決定!

でもほんとは「プリンス」が気になったなあー。

 

そんなわけで、わたしは「マイケル」と、

昔のMTVはおもしろかったなあ、

なんて少し物思いにふけりながら、

出張に出たのでした。

 

ゴールデンウィーク、旅のおともはおられますか?

どうぞ、たのしい連休をおすごしくださいね。

今後とも「ほぼ日」をよろしくお願いいたします。

ではではー。

 

(べっかむ3)

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パソコンの名前が80年代の大御所アーティストたち…。

少なからずほぼ日のDNAを受け継いだサイト、いや会社にしたいなあと思うのでした。

Today's BGM is
Ben Lee/Something to remember me by
4165rk3pyxl_sl500_aa240_ スチャダラの立ち位置とほぼ日の立ち位置は近いっすよね。アニの写真集が特集されているし。ベン君のその後が気になっていて、最近2ndと3rdサードを安く買いました。これは2ndですでにすっかり大人びちゃって。普通のSSWになっていました。悪くないんですけどちょっと。グランドロイヤル的に、マニー・マークやマイクDが参加しているんですが、洒落が効いてない。俺たちまじめにやりゃあこれぐらいできんだぜということなのか?そこら辺取っ払って聴けるようになるといいですよ、これ。

 

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2009年5月10日 (日)

ウェブ進化論に追いつけ

僕らのウェブサイト『シェアコロ』の開発が進行しています。

今日はプログラマーU氏からちょくちょくメールが来て、細部の確認をしながら、株式登記の準備を並行して進めていました。

プログラマーは当然、僕らとは目ん玉のつけどころが違うわけで。詰めの甘いコンテンツがぐっと浮かび上がったり、課題がぱっと解決したりして。誰かとやることは重要だということを思い知らされます。

『ウェブ進化論』というちょっと古いけど、まだまだ時代が追い付いていない先鋭的な本を読んでいます。Photo

様々な本で読んだ、ロングテールだ、Googleだ、Amazonだという話が、シリコンバレー在住の著者、梅田望夫の体感から生まれたリアリティある言葉で紹介、分析されています。

ちなみに株式会社はてなの取締役でもあり。ブックオフで100円。買いっす。

技術革新により誰もが表現手段を手に入れ、プロとアマの境界がなくなっている現代を「総表現社会の到来」として、著者はこう言い切るんです。

「テクノロジーがその時々の旬なプロフェッショナルをネット上から常時選びだし、彼ら彼女らの知的社会貢献を自動算定し、広告費を原資に個々にきめ細かく応分な報酬を自動分配することになるだろう」

ここ、この本全体からすると核心部分ではありませんが、なんかシェアコロの未来を予言されたような気がしてゾクッとしました。

技術革新によって「知の世界の秩序」が再編され、既存の権威が崩壊していく。

既得権にしがみついている年寄り連中はこれを恐れ、様々な圧力をかけてくるわけだけど、破壊的イノベーションがすべてをぶっ壊してしまうだろう。

サラブレッドでも二世でもない僕なんかにはチャンス到来な時代なのである。

働き盛りの僕にようやくテクノロジーが間に合った!本気でそう思うのですよ僕は。

シェアコロがやろうとしていることは、ソフトウェアの世界で行われているオープンソースのワークショップ版なんだと理解しました。

そしてオープンソースの本質が「何か素晴らしい知的資産の種がネット上に無償で公開されると、世界中の知的リソースがその種の周囲に自発的に結び付くことがある」ということと、「モチベーションの高い優秀な才能が自発的に結び付いた状態では、司令塔にあたる集権的リーダーシップが中央になくとも、解決すべき課題に関する情報が共有されるだけで、その課題が次々と解決されていくことがある」んだそうです。シェアコロに集まるソーシャル・アーティストに期待です。

これ、ネットをしない人にはちんぷんかんぷんなんでしょうが、mixiのコミュで凄いマニアックな情報を簡単に入手できたり、Yahoo!知恵袋で数日悩み続けた問題に、20分で解答をもらったことがあったりするネットユーザーは、グッと来なくてもピンと来るんじゃないでしょうか?

シェアコロに置き換えるとなんともエキサイティング。

株式会社シェアするココロは、技術者集団でも研究者の集まりでもない。ある意味で概念の塊だと自分は思うのです。

今、外部プログラマーに力を借りているわけだけど、概念を形にする人材をアウトソーシングしなくなった時が、ようやく僕らが野暮ったい概念を達成するスタートラインに立つ日なんじゃないかと、この本を読み考えました。

その日までに、野暮ったい概念をパンパンに膨らまそう。そう思うのです。

Today's BGM is
スチャダラパー/ドコンパクトディスク
51e3yfwfpkl グレイトフル・デッドのようなマインドと、スチャダラパーのような立ち位置。シェアコロはそんな会社にしたいと思うのです。デッドとスチャダラが同じ文脈に載ったのは、これが世界初だと思うけど、僕の中のマックスとミニマムという感じの振り幅で同居してる。スチャダラの上の世代、タモさんとかに可愛がられる感は、昭和リスペクトっつうか古き良きを今に上手に置き換え、落語的である点だと思う。共通言語になり得る語彙の多さとわからなさが絶妙。

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