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2009年10月11日 - 2009年10月17日の3件の記事

2009年10月17日 (土)

解放弦でかき鳴らせ

解放弦。ギターのコードを押さえる時に、例えばEというコードの場合、3弦の1フレット(以下:f)と、4と5弦の2fを押さえ、ジャラ〜ンとやるわけですが、このとき、何も押さえていない、1、2、6弦がつまり解放弦です。

まあ、綺麗に鳴るわけですよ。なんの余計なものが加えられていないんだから、そういう弦は。

自分の中にもそういう部分をちゃんと残しておきたいなと、ふと思ったんです。

解放弦のような、なんにも押さえられない状態を“ある程度”維持しておきたい。

大人になったものです。

6本弦があるんだったら、最低2本ぐらいは解放でいきたいですよ。

Cというコードは、なんか僕はいじりやすく好きなコードの一つですが。こいつは、5弦の3fと、4弦の2f、2弦の1fというフォームですが、このとき、普通の人は6弦を鳴らないようにしているんですよ、普通の人は、多分。黙ってるの。たまに指が当たると不穏な感じで。

こいつの、2弦の1fを解放してやると、単純なドミソじゃない、なんともいい和音になったりするんです。

ベースの動きをつけたい時は、6弦の3fを押さえるんですが、重みが違うんですよね。なんか発言の重みが増すみたいな。そういう本音を隠していたんだみたいな。なら早く言ってよみたいな音です。

年を取ると語彙が増えていやですね。言い回せちゃう感じが、自分なりにうざい。

清志郎のように、年を取るにつれ、ベイベーだのと抽象化していきたいです。

なんか童話のようなおじいさんの語り口。あれを目指したいですよ。

ハマトリアム・カフェをやっててわかってきたんだけど、みんな言ってること同じなんですよ。語彙の選択が違うだけで、同じこと言ってるの。

正解のない仕事をしてんだって、ずっと思ってたけど、同じ言い回しをしてないだけで、シンプルな正解が実はあるような気がしてきた。

それを教えちゃわないで、ふとした拍子に、あれって、気づかせる感じでハマトリアム・カフェはいきたいね、とデザイナーとさっき話してた。

解放弦でかき鳴らせ。

Today's BGM is
Wings/Venus and Mars
Venusandmars 白状しようよ。みんなウイングスの前にポール・マッカートニー&とか入れて、iPod内でちゃんと並ばせているでしょ?してない?嘘だあ。この天才のソロをボチボチと後追いしてます。なんかジョンやジョージはジョンとジョージとして聴けたんだけど、ポールだけは耳がビートルズを引きずっちゃって。このアルバムもどこかアビーロードのB面を思わせる。「Love in Song」。これってポールのジョンごっこじゃないかな?ジョンがこの歌を歌っているのを想像してごらん。そういうポールが好きなんだけど。この深読みされちゃうところがポールの不幸なんだろうな。

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2009年10月14日 (水)

情報格差を埋めるICTの活用を考える

昨日、NPO法人横浜コミュニティ・デザイン・ラボの常務理事の杉浦氏と、ハマトリアム・カフェ用の対談をしました。写真はラボの活動拠点であるZaim前。後ろのおじさんは知りません。Img_4715

そのテーマがICT(Information and Communication Technology)の活用。情報コミュニケーション技術についてです。記事は明日から三回の連載で、アフター・アワーズというコンテンツでアップします(アップしました)。

このICT。横浜に来た頃はなんのこっちゃという感じでしたが、杉浦さんやお隣りの社長、ハイパー非常勤イナミーにご教授いただき、スカイプやらツイッターやら、そういう表層のことだけですが、なんか実態を感じれるようになりました。

リテラシーが上がったわけです。で、他の何かが上がったかどうかは検証中ですが(笑)、教えられる機会よりも教える機会の方が格段に多くなってますね。それは言えます。

このICTを上手に支援者が活用できるようリテラシーを上げることにより、内にいながら外の情報の中に身を置くことができるだろうと。

視点を変え、内と内のコミュニケーションがスムーズになることで起こる進化も期待できないかなと考えたりします。

それが支援者のエンパワーメントとなり、若者に伝わっていくだろうと。

これが100人のニートを支援することより、一人の支援者を支援した方が、効果は高いという、仮説をアクションに変える方法の一つだと考えてるわけです。

まあ、そういう商品は開発され流通しているわけだけど、活用という段階にはまだまだ未開拓な領域は多いのではないかと思うんです。

特に医療分野以外のソーシャルなジャンルでは、個人情報の問題や、IT環境などにより、相当出遅れていると思います。

その象徴がひょっとすると公立の学校なんじゃないか、なんてことを思うのです。

ちょっと前に、情報格差が先生たちの成熟度に影響を与えているということを書きましたが、まさにあれを確信に近づけていく作業が続いてるわけです。

自分の中で点が線になり、朧げな輪郭を持ち始めてます。

それが話ながらだったり、こうしてブログを更新しながらだったり、ほんと、リアルな感触を伴いながら成長しているという感じ。

さて、それをどんな技術を使ってやるのか?

事業化を視野に入れながら考えていきたいと思います。

Today's BGM is
The Nitty Gritty Dirt Band/Will The Circle Be Unbroken
Tyvyu_632009_l これはNGDBというバンドのドキュメントですね。カントリーやブルーグラス界では大御所な方々をお招きしたセッションで、曲の頭でのリラックスした音合わせ等がなんともいい雰囲気で収録されています。LP3枚組、リマスターCDだとなんと58曲。垂れ流しでこの手の気分に浸るにはぴったり。ディランとバンドの、或はバーズの「You Ain't Going Nowhere」がね、やっぱそうやんだって感じで奏でられてます。チャーリーおじさんもいいけど、長く聴けるのはこっちかも。

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2009年10月12日 (月)

「野菜を作る」スキルと、「野菜を売る」スキルはまったくの別ものだと知る

僕は、いろんな人に出会うことが多い方な仕事なんですが、こないだ、ちょっとこれまで会ったことのないニュー・タイプの方にお会いしましたんで(笑)、ちょっとイベント告知も兼ねて紹介したいと思います。

イベントは、ハマトリアム・カフェ ヨコハマ・エコ・スクール(YES)のコラボ企画で「地球を見つめ直すと自分が見えてくる」という、環境やエコに関わる活動をされている方の話を若者に聞いてもらいながら、自分の将来を考えるきっかけにして欲しいというトーク・イベントです。

今回のゲストは若き農業家の村田幸一さん。

とだけ聞かされていて、会いに行くとほんとに若い!農業専門学校を卒業した翌日から農業に携わり2年目という22歳、茶髪にごっついネックレスをしたイマドキの若者でした。

ごつい身体を小さく丸め、平身低頭名刺交換しながら「名刺作らないとやばいなあ…」という言葉と照れ笑いにナイスガイな人柄が出ていました。

はじめて知りましたが、シェアコロの事務所のある横浜市都筑区は、小松菜の名産地なんだそうです。村田さんは、そこで12代続く農家で、祖父と父とともに農業をしています。朝4時に起床し、畑に出て、朝7時には販売所に納品し8時には販売開始という日々。

「朝起きれないとか言ってんじゃねえよ!とか言っちゃっていいですか?」(村田さん)
「まあ、空気読みながら進めましょう(苦笑)」(僕)

そういうキャラです。

簡単に農業を言い表せば「野菜を作って売る」ということですが、村田さんの話を聞いていてつくづく思ったことは、「野菜を作る」スキルと、「野菜を売る」スキルはまったくの別ものだなと。これも言わずもがななことですが、やはり考えたことなかったので驚きです。

これまでは、この「売る」の部分を農協が担っていたわけですよね(ちょっとこの辺勉強不足ですが、農協という存在には関心あります)。

でもって「野菜を“ただ単純”に作る」スキルはある程度確立されているというか、教科書のあるものですよが、村田さんのこだわりはただ作るののではなく「何を作るか」で、これまで、クウシンサイスティックセニョールなどをヒットさせてきました。また、村田さんは、珍しい物を作っても食べ方がわからなければ売れないので、食べ方の提案までされています。

ここで「ヒット」という言葉を普通に村田さんは使うわけですが、やはり売るというところに面白みを見いだし、ある種のアイデンティティを燃やしている感じに起業家という言葉が浮かんでくる人です。

でもって、商売というものびエッセンスを至ってシンプルに理解させてくれるところに魅力を感じました。

直売所の日常を聞いていると、農家のおじいちゃん、おばあちゃんたちの売り方というもlのに、どうやら工夫がない。そこで村田さんは、いろいろな試行錯誤を、地域社会に配慮しながらしているわけです(笑)。この辺、色々面白そうです。

ここで全部書いちゃうとアレですが、直販所には150人の生産者が登録していて、まさにしのぎを削っているわけですが、同じ小松菜でも、若い村田さんがニッカポッカでポーズを取った写真があれば記憶に残るわけですよね。こういうことも戦略的に考えながら、横浜市の一流ホテルに納品するに至っているんです。

凄いなあ。

でもって、これまた当たり前なことでしょうが、消費者の口に入るものを作っている、ということに対しての責任感が随所で感じられたことも、立派の一言でした。

ちょっと僕のメモですが、当日聞いてみたいことをリストアップすると。

  1. そんなに朝早くから仕事しているけど、夜遊びとかしたい年頃。どうしてますか?
  2. 販売形態が多様化してきている今日ではなく、農協とのガチガチな関係だったすう10年前に農業をはじめていたら、どうだったと思うか?
  3. 「一歩間違えたら、自分もニートだった」その紙一重の違いは何か?

当日は、僕と村田さん、それにワタミ(株)の農業部門を経て、農業法人OFFICEまごのての代表、石井さんをお招きして、いろんなことを聞いてみたいと思っています。

いまブログを読んだら、非常に刺激的な内容でした。楽しみです。

現在、場所の選定等着々と準備が進行していますが、横浜市都筑区仲町台周辺になると思います。日程は、11月29日の午後1時半。お近くの方がいらっしゃれば是非お越し下さい。

Today's BGM is
The Police/Synchronicity
22 僕はトリオが嫌いです。自分のバンドでギターが抜けてトリオになっちゃった時なんかはほんとブルーだったな。だからスティングはソロになってからの方が好きなんです。「ブルータートルの夢」なんかはよく聴きましたが、なんかつかず離れずな存在で。スティングの声にだけ惹かれて、曲に惹かれないというか。「Every Breath You Take」これはやっぱ別格で。青春時代の思い出でもあるし、どうしても聴きたくなる。スティングの決定的な一枚ってどれなんでしょうか?

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