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2009年11月15日 - 2009年11月21日の3件の記事

2009年11月21日 (土)

「30日間セルフチャレンジ・キャンプ」

今月18日、東洋大での講演終了後は、代々木オリンピック・センターでユースワーカー研究会でした。

内容は、研究会メンバーにとってはお父さん的存在である、(独)国立青少年教育振興機構の北見さんが、国立青少年交流の家で行っている、今年四年目となる取り組みである、ニートやひきこもり経験者10名との30日間合宿、「30日間セルフチャレンジ・キャンプ」の様子が、NHKのBSで放映されたのをみんなで観て、北見さんに解説を聞きつつ、意見交換をするというものでした。

いやあ、素晴らしい取り組みでした。そして贅沢でしたねえ。さっきまでテレビの中で(内輪ウケです)「軍手したの凄いと思うよ」と熱く語ってた人に、あれはなんでああなんですか、とか聞けちゃうし、北見さんは絶好調で思いのたけを語ってくれるし。熱かった!

ためになったねえ〜、ためになったよ〜の一時間半+懇親会でした。

俺ももっと真剣に仕事しとけばよかったなあ、なんて思うんですが、今回わかったことは、

「非日常の賞味期限は一ヶ月」だということ。

これを超えると日常(当たり前)になるんです。僕がしてたのは日常型支援だったんですね(自己正当化)。

北見さんは、この30日間を日常にさせないため、導入は知的障害者の方々との触れ合いからはじまり、最終目標の富士山への登山へとつながる、しっかりとしたストーリー、プロジェクト・デザインを大切にしているんです。う〜んリスペクト!!

利用者がキレたり、諦めたり、夢を語りあったり…。

北見さんが言ってて、凄い納得感があった言葉は、「非日常できっかけを作り、日常へ繋げていく」というもの。

ちょっと湿っぽい話になりますが、たくさんの非日常が事業仕分けにより、なくなりそうなんですよね。

この日集まった方々の半数は、事業仕分けで廃止という判定に関係している方々だったので、後半は、事業の成果を何とするのか、それをどうアピールしていくのかなど、反省もしつつ、未来に繋ぐディスカッションができました。

Today's BGM is
Todd Rundgren/Go Ahead. Ignore Me.
E344482itpk そういえば去年の今頃、高知出張の帰りにバッテリーの切れそうなiPodでギリギリまで聴いていたのがこれだったな。来月また行ってきます。何なんでしょうかこの人の移り気は!?ADHDなのかもしれません。振り幅が広すぎて全部追えませんが、これは好き味代のトッドが詰まってます。16000曲の詰まったiPodのシャッフルで、この人の曲がかかると、あれ、誰だっけ?と必ずチェックしています(フーの対局)。美メロです。

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2009年11月20日 (金)

「こんな時代を生き抜く五つのサバイバル・スキル」

昨日は東洋大学の社会文化学部(?)の学生に講演してきました。

内容は、ニート予防の観点からのキャリアガイダンスといったところでしょうか。

AOや推薦頼りの大学向けには、成功必勝法的なものよりも、こういうもののニーズが確実に広がる予感です。

タイトルは『大学へ進学したことを意味あるものにするために』。

ちょっと挑発的ですが、まあ、大学に入っただけじゃあ意味がないよ、っていう話でした。

どうだったんだろ?

300人もいるとリアクションが掴み切れないですね。来週アンケートシートが届くのがドキドキです。

まあ、ボディブローのように効いて来たときに、クルンボルツのプランド・ハプスタンス・セオリーを思い出してもらえたらいいんだけど。

僕は今、高校生にも「こんな時代を生き抜く五つのサバイバル・スキル」として、プランド・ハプスタンス・セオリーを必ず紹介しています。

生徒たちにサバイバルスキルという言葉で紹介し始めたら、受けが非常にいいですね(笑)

ちょくちょく使っていたんだけど、リーマン・ショックという就活者たちにとっての大転機を乗り越えるには、小手先のテクニックではなく、気持ちだと思うんですよ。

この時代に対する構えというか。

この構えがないまま、大不況に突入してしまったのが、2000年の就職氷河期世代だと思うんですよ。

学校関係者の皆様、ノーモア就職氷河期でいきましょうよ。

苛酷な数字を突き付けるだけで終わるなんていうのはねえ、大人として、なんか責任放棄じゃないかと感じちゃって…。

厳しい現実を伝えた後のフォローとしてもいいと思います。

なんかスポコン的な根性論じゃない部分で伝えられるからいいんですよね。僕自身大好きな理論なんで、ハートで伝えられるし。そういうのが凄く大事なんですよ、キャリア教育って。ざっくりですがこの五つ。

好奇心
積極性(冒険心)
柔軟性
楽観性
継続性

講演終了後に、僕のところに数名の学生が感想を言いに来てくれたり、就活の相談に来てくれて嬉しかったです。

そのうちの男女二名の学生と講師控室で質疑応答して(笑)

男子をそのままユースワーカー研究会に連れて行きました(笑)

電車の中でツイッターのアカウント交換して、大学生のICT事情をリサーチして、一緒にラーメン食って。

やっぱり教えるだけじゃなく教わることも多くて、楽しかったですよ〜。

ユースワーカー研究会のお話はまた次回です。

Today's BGM is
Joanna & 王若琳/The Adult Storybook
445640aa台湾の方らしいです。職場でかかってて、いいなあと借りてきたものです。こりゃいい!なんともアンニュイ(死語?)なハスキーな女性ボーカルに、ジャジーなようなフォーキーなようなシンプルなバンド・サウンド。なんかいい、なんかいいと思っていたら隠し味がバンジョーなんですよ。ちょっと台湾の音楽シーンが気になり出しました。かわいいんですよまたルックスがね、大事大事!

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2009年11月17日 (火)

若者自立塾廃止に思う その2

若者自立塾が廃止という一報から、少し時間が経ち、冷静に考えてみると、五年前にニートという言葉が使われはじめたのと同時に起こった就労支援の委託バブルが弾けたのかな、なんてことを感慨深く思います。

まあ、他人事じゃないんですがね、僕んとこも。他の予算規模をみたら若年者就労支援の予算なんてかわいいもんじゃないですかねえ。

独立採算型のビジネスモデルを構築しなければダメなんですかねえ?

それも違う気がするんですよ。その場合、保護者に負担がかかる。社会の歪みとして起きているこの現象を、家庭の自己責任として処理せざる得ない形にならざるえないわけで。

高卒求人の有効求人倍率が1を割ってるわけだから、この雇用情勢じゃ、残念ながらニートは自動的に生み出され、引きこもりになるケースも増えてくと思うんです。

そんな時代を生きる若者たちをどう社会が受け止め、どう社会参加させていくのかという国家レベルでのコンセンサスの構築とか、人材育成を含めた就労支援のインフラ整備事業的な側面を捉えれば、社会的投資事業として本当に無駄なんでしょうか?

また振り出しに戻るのか?って感じです。

11月11日の事業仕分けの第二WGの報告書を読むと、ある意味、僕が言ってるようなことを踏まえた上で仕切直しましょうよ。その時には、日本生産性本部を外し、国ではなく地方がNPOと手を組んで、という内容に楽観的に見れば読めます。

まあ、楽観的に読めばですが。

なんてことを昼夜考えつつ、八ッ場ダム廃止の議論を見ていた時に感じたことが、頭の隅でこっちを見てよ、と自己主張しているのでそのことを書きます。

八ッ場の住民の方々が中止に反対してて。住民感情を無視と。

住民感情では中止反対。

そうかもしれない。

でも国民感情に立てば中止賛成。

じゃないのかなあ?

ここの住民(個人)と国民という意識の乖離というか、飛躍は、いったいなんだろうと僕は思った。

ここを繋ぐものは何かと。

ちょっと話が飛びますが、サッカーの日韓戦で体力も技術も互角なのに日本がいつも負ける(ミーハーファンの僕の印象です)、この差は何だろうと考えた場合、やっぱりナショナリズムの強さなんじゃないかなあ、と僕は思うんですよ。

まあ、僕は嫌いな言い方ですが、日の丸を背負ってみたいな。あの感覚。

日本人は、日本という国の国民であるというアイデンティティが希薄なんじゃないかなと思います。というか、歴史的な学習からそういうものを忌み嫌うような文化もあったりするわけだし。

今、日本は未曾有の経済危機に立たされているなかで、CO2の削減目標が25%だったり、ベーシックインカム等、税金と福祉の議論がされているなか、「生き方」についての選択がはじめて問われる時代がはじまったんじゃないかという実感が、ほんわかとありませんか?

僕にはあります。

僕の意思は、年寄り臭い言い方ですが、これからの若い連中の決定に従いたいなあと思っています。

まあ、話を戻すと、国民感情を一つにして、その感情を依り所として生きていける国を作っていきましょうよ、という気分なんです。それがきっと、住民から国民への飛躍なんじゃないかなあ。

僕も国民感情に立って、今回の自立塾の廃止に関して考えました。

その結論は、仕切り直し前提の廃止なら賛成。それがないなら反対です。

今日、僕が書いたようなナショナリズム的発想を危険と取る人がいるかもな、ですよね。でも、僕はロックンロールの観点から、ロックンロール・ピープルとしてものを言ってますんで悪しからず。LOVE & PEACE

Today's BGM is
The Who/My Generation
E0084981_9201360 フーが苦手なのである。なのにiPodにいっぱい入ってて、なんじゃこりゃ!と思うと大抵フーである。ウッドストックの秀樹みたいなあの感じとか、オペラみたいなドラマチックな構成が苦手なんだと思う。でもね、ドラマチックじゃないこの頃のビートバンドなフーは好きです。キース・ムーン(なんて素敵な名前だ!)の疾走感とか、ピート・タウンゼントのリズム隊としてのギター、3ピースバンドとしての最大のグルーヴを引き出していると思う。どうしてああなっちゃったのかなあ。

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