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2010年1月24日 (日)

足立区でまた学力テストで不正発覚に思う〜ジェネラリスト・ケースワーカーが役に立つのか!?〜。

足立区でまた学力テストで不正発覚です。このニュースの日、たまたま教育委員会の仕事でなんかバタバタしているなと思っていたら、北千住の居酒屋で呑んでいる時にこのオチを知りました。みんなシカトなのか、苦虫を噛み潰して酒を煽ったのかはその場のムードからは読めませんでした。

直接のつながりではありませんが、その時こんなことを話しました。

横浜市の生活保護者の対応をしているケースワーカーは、ケースワーカーとして入職したらずっとケースワーカーという専門職採用(スペシャリスト)ですが、足立区のケースワーカーは配属されて数年経つと他の部署に配属される一般職採用(ジェネラリスト?)なんです。

こないだまで福祉事務所でケースワーカーしていた方が年度が変わると普通に役所内でデスクワークをしています。このパターンはまだ通用する部分が多いと想像出来ますが、その逆、この前までデスクワークしていた方がチャリンコ乗って、現場の第一線でケースワーク。通用するのか心配ですよね…。

そのような方々が、相当な困難を抱えた100世帯近くを担当を任されるわけです。ジェネラリストに務まるでしょうか?

ご存じの方も多いと思いますが、足立区は東京で一番生活保護者が多い地区です。私も関わりを強く持って仕事をしていた時期があり、新人ケースーワーカーの新人研修のひとコマで講師もしましたが、正直、福祉になんの志も無く、配属されるケースワーカーが素人なのは当然のことです。

また志を注入する仕組みというかなんというか、そういうものがなんにもないまま、次の配属先への期待感を拠り所に行うケースワークってものがなんぼのものか…。

家庭の経済状況と教育の関係が明らかになってきています。経済格差が教育格差になっていると。

僕は足立区が都内の学力テストで最下位である理由の要因に、生活保護世帯の存在、そして「現在生活保護を受けている・受けていないに関わらず、生活保護を必要とする状態にあるもの」のである要保護世帯の存在があると思います。

ジェネラリスト・ケースワーカーに生活保護世帯を任せ、「学力テストの汚名挽回」だけを教師に煽っていたら、このような不正が起こるのは、ある意味当然だと思うのです。

僕は、一般職を専門職にすることのコスト等、ちょっと判り兼ねる部分も多く、多少無責任かもしれませんが、まず区長が今するべきことは、学力テスト最下位脱出よりも、ケースワーカーの専門職化し、ケースワークに魂と技術の注入をして欲しいと強く希望します。

現状ではいくら対策を打っても,実行部隊がついていけず、負の連鎖を断ち切ることは出来ないと思います。現状では生活保護ビジネスと揶揄されてもしょうがないのでは?

ちなみに、治安対策にもいえると思います。

念のため、フォローしておくと生活保護世帯が悪いと言っているのではなく、生活保護世帯の方々が自立していくということへのこだわりを、学力レベルとか治安とかへのこだわり以上に取り組むべきだという意見です。

Today's BGM is
Bonnie Raitt & Paul Butterfield Better Days/5-27-1973 FM Radio
1219944 これは、とある大井町でグルパラというご機嫌な飲み屋を営む爺さんから随分前にいただいたもので、73年のFMのエアチェックものですが、素晴らしい内容でたまに聴いています!ボニー・レイットからはじまりベターデイズへ。こないだ他界してしまったボビー・チャールズの「スモール・タウン・トーク」をジェフ・マルダーがやっていますよ。これは正規版ないのかな?音質はイマイチ何だけどそれがまた雰囲気で。爺さんありがとう!ジャケはイメージ。

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