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2010年3月18日 (木)

需要と供給の狭間で売れ残った新卒者たち

今年の春、村で収穫されるキャベツは160個(就職希望高校生16万人)で、食べたがっている人は170人(求人数17万人)です。

一人一個は食べられそうですが、去年よりもキャベツを買う人たちにお金がないので、買おうと思ってる人は半分近く減ってしまいました。

どうやらテレビで聞いたリーマンショックが関係しているらしいです。

キャベツたちは食べてもらえるかちょっと心配です。

さあ、全国いっせいにスーパーの棚に並べられ、キャベツたちが売られていきます。

食べたがっていた人の中には、急にお腹が痛くなったり、用事が出来ちゃったり、お金を別のことに使ってしまった人もいて、まだ50人以上の人がキャベツを買っていません(内定率)。

売れ残っていくキャベツたちは気が気ではありません。自分をよく見せようと必死に努力しています。

食べる人たちも少ないお金をやり繰りして買うので、選ぶのには慎重です。

両手でキャベツを持ち、身の詰まった重い方がどちらか、いい色の柔らかそうなキャベツはどちらか、品定めに余念がありません。

お店の人があの手この手でキャベツを売り込みます。

そしていま、まだ30個(3万人)のキャベツが売れ残っています。このままでは豚の餌になってしまいます。

彼らはいったいどんな運命を辿るのでしょうか?

…………………………

まあ、あんまり良い例えじゃないでしょうが、いろんな問題定義が含まれているような気がします。

この場合、身の詰まった見てくれのいいキャベツを作るという生産者側(教育)の努力を考えるのか。

消費者の需要を煽る景気対策(産業=雇用)が先決なのか。

そういう需要と供給の話しになりがちですが、彼らはキャベツ(商品)ではなく人間なんだよなあ。

高校生の就職内定率、12月末時点で74.8%・「就職氷河期」よりは良好だが前年比下落率は過去最大

大学生の就職内定率 氷河期下回る 過去最低

Today's BGM is
Bob Dylan/Saved
Dylansavedcover 今、この瞬間、ディランは日本にいるんですよ。今日辺りは大阪でしょうか?僕は「そうだ、普段聴かないディランを聴こう」というキャンペーンをMixiで張ってます。誰も賛同してくれませんが(苦笑)。いろいろ聴いてますが、やっぱダメだなあと思ったのは『ディライン&デッド』ぐらいであとはやっぱいいなあ。80年代の音に食わず嫌いがあるんだけど、それを超えてくる曲の良さがあったりして。これはマッスルショールズっす。演奏がいいし、ディランもノッてる。お勧めします。

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