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2010年5月14日 (金)

農業とは自己実現の手段なり

昨夜は、以前「Hamatorium Cafe」のイベントでトークセッションさせていただいた、農業法人OFFICEまごのての石井理事長とお食事。

あの時は若き農業家の村田さんの話も楽しかったしで、イベントでは喋り足りなかったんです僕は。

もっと農業の話だけではない起業家としての石井さんの話も聞きたい、話たいとずっと消化不良に思ってて、やっと念願が叶い消化しました。

いやあ楽しかった!

いろんなことが知れたし、いろんなことが確認できた。

確認ていうのも変なもんだなと思うけど、なんか確かめ合いがあった感触ありw。

そもそも、農水省の打ち出してる農業の魅力の芯がズレてるんだなと、石井さんの語る農業の魅力との落差に驚きました。

記憶を要約すると。農業は自分の行いが100%余すことなく自分に返ってくる仕事。ストイックに自分を高めたいと思っているならこれほどいい職業はない。

農業をすることを、結果ではなく自己実現の手段として捉えているんだなあ。結果として野菜が出来てる!すみません、ここは飛躍させました。

ストイックに自分を高めたい人はけっこういるだろう。そんな人の職業選択のひとつに農業を考えてほしいと石井さんは考えてる。

故に(そういう部分もあるが)大自然の中で汗をかき自然の恵みを的なスローライフとは違う。さらに言えば、ファストライフについていけないニートや引きこもりのセーフティーネットに農業はなりえない。

そして、日本の農業業界の制度的及び慣習的ないびつさ。

僕はここで、経済的支援が起こす弊害について考えてしまった。

善により踏み固められた道が地獄に通じる的な…。

とにかくもの凄くソーシャルな課題を農業は抱え込んでいる。

石井さんのミッションは美味しい野菜を作ることよりもこっちの解決だ。

スゲーなあ。である。

しかし農業界に新風を巻き起こすイノベーターたちが圧倒的に不足している。

現在の農業経営者は超高齢世代。いうならば4〜5年先にはみないなくなる人材だ。

このまま既存の既得権益の内側しか考えてない人々に農業を委ねていてはならない。

新しい経営センスを持った若い人たちが新しい農業を、新しい視点ではじめなければならない。

石井さんは和民で培った人材開発の経験をより発展させ、農業経営者の育成をしていきたいと言ってた。

今、巷では社会的起業家ということばが注目され、イベントを開けばいい目の色をした大学生が集まってくる。

そんな彼らに石井さんの話を聞かせたくてしょうがなくなってきた。

多くの「ストイックに自分を高めたい」若者が石井さんの考えに共感するだろう。ひょっとして自分の中でもやもやしている感情の矛先が農業“経営”による農業改革なのではないかと考える若者はいるだろう。是非イノベーターとして農業業界に参入して欲しいと思った。

そして石井さんをはじめとした彼らが農業インフラ整備をした上で、ファストライフに馴染まない若者がフォロワーとして追従していく。

それはありだなあと思う。

そんな熱い話でした。

ちなみに農業経営のリスクについての石井さんの持論は極めて明快だ。

「寒い日にアイスは売れない」

Today's BGM is
No Music No Life
7087987700434d329d36b9eae0725f88_60 iPodのヘッドフォンの接触が逝かれちゃって修理に出しました。Appleは保証期間内なら直さず新品交換なんですよ。これで二回目。その代わりデータすべて消えますが(120MB=18000曲ぐらい…)。でも新品交換とは甘味な響き。てなわけでNo Music No Lifeな一日でした。たまにはいいですね。

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