Today's BGM is
J.J.Cale/Okie J.J.Caleは、ロックンロールの再発明家の一人だと僕は思う。この人の前にこの人のようなアーティストはいない。後にはいろいろいる。代表的なのはJ.Jの「アフター・ミッドナイト」をカバーし、ちょっと前にJ.Jとのデュエットアルバムを出したクラプトンだろう。この当時のクラプトンは自分のボーカルスタイルを模索しJ.Jを聴いてこれだと思ったのだろう。その後クラプトンの喉は快調に開いていくのだが。このなんともいえないホンワカしたビート。嗄れたつぶやきのような少ない音階のメロディ。代表作に『Naturally』が出ることが多いが、こっちから入るべき!
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Bob Marley & The Wailers/Rastaman Vibration ボブのキャリア的には中期の作品で、アナログのモコモコした感じに、シャリッとしたビンテージ・シンセの音、コーラスがアイスリーになって、という時期のアルバム。本当に暑い時は後期の作品や、スカっぽい初期を聞き、雨の日など湿度が高いと中期を選んでいるような気がする。一曲目のようなメジャー(陽)とマイナー(陰)の入り混じる混沌とした感じが好きだ。
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Randy Newman/12 Songs 最近、『トイ・ストーリー3』人気と、我が家のウクレレで「サイモンスミスと熊」が流行中ということで目下気になるアーティストがこの人。しかし僕はCDは名盤「セイルアウェイ」しかなく、後は全部レコードなので、今回ランディのためにレコを聴きやすい環境にリセッティングしました。その中でも聴きたかったのはこれ。名手クラレンス・ホワイトとライ・クーダーがギター。ドラムがジーン・パーソンズなのでかなりバーズよりなロックな2nd。
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The City/Now That Everything's Been Said キャロル・キングがソロでSSWとして当たる前の1968年に、その後もずっと一緒にやり続けるダニー・クーチ、チャールズ・ラーキーとやってたユニット。『つづれおり』何かと比べると、よりキャロキンのルーツ的ティンパンアレー感が出てたり、バンドっぽい音作りがなされていますが、キャロキン・ファンをがっかりさせるものではないので、『つづれおり』しか知らないファンは、その後を追うよりもこっちに手を出すべきだと思う。
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有山じゅんじ/Thinkin' Of You 僕は上田正樹とかサウス・トゥ・サウスとか知らなくて、上田正樹は「悲しい色やね」ぐらいで。有山さんのことを最近まで色物っぽく見てしまっていました。でもギターの腕は確かだし、いったいどんな経歴の人なんだなろうと思いながら、なぜか寒くなるとこれを聴いてて。それが下のYoutubeで「オレの借金で全部でなんぼ」をたまたま見つけ、そこから芋づる式に好きになって。なんで憂歌団は届いていてこの人たちは届かなかったんだろ?今はすごい好き!