「100人のニートを支援するよりも、一人の支援者をしっかり支援した方が社会的効果は高い」ということの意味。
『サポステは、委託費でスタッフを雇用するのではなく、ニート支援ならまずニートを雇用しなさい』
こんなようなツイートを発見し、ちょっと解せないなあと思うともに、シェアするココロのミッションを再確認しました。
これは大きな認識の誤りです。或いは支援施策と雇用施策の混同に他なりません。
ニートがニートを支援してフリーターにさせれるでしょうか?
或いは、ニートがフリーターを支援して正社員にさせれるでしょうか?
どちらもできないと思いますし、現場感覚でいえば、そんなことしたら、雇用されたニートの若者は、その精神的負担でひきこもりになるでしょう(苦笑)。
ニートを雇用してあげよう。気持ちはわかるので、その方を責めるつもりはありません。
でも、ニートを雇用しても雇用は×1なんですよ。5人分の人件費がでれば5人の雇用が生まれるだけなんですよね。
この5人が、支援経験、または人生経験豊富な5人だったら、1年間で何人を雇用に結び付けられるでしょう。雇用は5人×エックスになります。
まさに、私が信じて疑わない「100人のニートを支援するよりも、一人の支援者をしっかり支援した方が社会的効果は高い」というのは、このことに他なりません。
多くサポステは、5人が5人とも力量のあるスタッフであるとは限らないでしよう。しかし、経験の少ない支援者を育て、未来の社会起業家を育てるインキュベーションとしての役割を果たしています。
私が問題にすべきは、この5人の力量の測定であり、標準化の方だと思ってます。
スタッフの男女比率、世代のバランス、平均経験年数が3年を割ってはいけないなど。
こういうことが問われず、成果が上げられないのであれば、だったらニートを雇用しなさいよ、という意見が出て来るのも頷けますよね。
同業者の皆さま、共にがんばりましょう!
Today's BGM is
Rallypapa And Carnegiemama/Good Times Are Comin' Again!!
渋谷BYGの再結成ライブに行ってきました。小さな箱のめちゃくちゃいい場所で。ラリパパは顔と名前と役割分担とかビジュアルが頭になかったのでさっぱりわからなかったのですが、今回ばっちり把握しました(笑)。二人目のボーカルがギターのガンホ君かと思ってたらピアノのチョスリ君で、はじめて歌い出した瞬間はびっくり。しかもその歌声がめちゃくちゃいい!。家に帰りライナー見てびっくりしたのは、スチョリさんが歌う曲がスチョリさん作曲ではなく、全部ヒョンレ君だったこと。彼はロビー・ロバートソンなんですねえ。このアルバムは当日ゲットしたもの。この4曲は全部やりましたね。「ドラキュラ」が名曲ですねえ。ライブでもよかったなあ。ライブ終了後、ヒョンレさんが出口でお見送りしてくれてて、感謝の言葉を述べて握手をしてもらいました。いいバンドです。長く音楽を続けていってほしい。
これはスチョリ君のソロ・パフォーマンスですが、曲はラリパパの名曲「終わりの季節に」。本当にいい声している。是非、聴いて下さい。オリジナルの後半の盛り上がりとか凄いんですよ!
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