« 2010年3月21日 - 2010年3月27日 | トップページ | 2010年4月4日 - 2010年4月10日 »

2010年3月28日 - 2010年4月3日の3件の記事

2010年4月 2日 (金)

スカイプと引きこもり

親和性は高いような気がするんですが、どうでしょうか?

ただスカイプはチャットにしろ電話に近いツールですから、見ず知らずの人にはいきなり話し掛けたりはしないんです。それはいたずらになります。

交友関係のない引きこもりの方々は、かける相手がいないから必要のないツールなんでしょう。

でも、彼らにとっては大事なコミュニケーション・ツールになると僕は思いますし、社会復帰した後も活かすことのできるICTスキルになると思います。

例えば、こんなのはどうでしょう。

アウトリーチにスカイプを導入するのです。

もちろんいきなりではありません。無言の信頼関係を築いたあと、ドアをそろそろノックしてもいいかなあ、というタイミングで、こちらのユーザーネームを本人に教えます。

「リビングで待っているから、出て来て話をしようよ」ではなく。

「リビングでスカイプにログインして待っているから、僕にアクセスしてみてよ」

いやあ、アクセスしてくるかなんてわからないですよ。ヘッドフォンでガンガン音楽聴いてるなんて人もいましたから。

アウトリーチの命題は、どう本人とコンタクトできる確率を上げ、いかに本人の主訴を聞き出し(感じ取りの方が当たってるかな)、できる限り本人に負担の少ない形で会えるかですから。

それを探るツールにスカイプはなると思うのです。

チャットしながら、「僕はこういうとこから来ました」なんて言って自団体のURLを貼付けたり、自己紹介書みたいなのを見せたり。

部屋に入ってこようと思えば入ってこれる距離から、というのがいいと思います。

とにかく怖いんだろうから、恐怖を緩和し、チャットしながら期待感を高めていく。きっとドアは開くんじゃないかな…。

例えばこんなのはどうだろう?

同じ悩みを抱えた引きこもりの方同士をウェブ上でマッチングして二人ぐらいで語り合ってもらう。

「趣味とか聞いてみたら?」なんてファシリテーターに大学生のボランティアを活用できるかもしれない。

2ちゃんみたいな誹謗中傷のない閉じた会話からまずは始めてみる。

彼らの中で、紹介のしあいが起こるだろう。

まあ、一般的な感覚としてはウザイんだろうし、同業者からも白眼視される話かもしれない。

でもまずは誰かと何らかの形で繋がることが大切だと思います。その何らかの形にもっともフィットするのがスカイプだと思うのです。

もう少し考えてみたいですこれ。何かアイデアやらリソースを知っていたらご連絡下さい。

Today's BGM is
UNICORN/シャンブル
Unicorn20a5b7a5e3a5f3a5d6a5eb_2現役時代のユニコーンはほぼ未聴です、なんでだろう?食指が動かなかった。奥田民生の「息子」でその存在をはっきり意識したという感じ。その後の民生っちはずっと追いかけてて、このアルバム。陽水とやった二枚目がまだ未聴です(ない?)。これはいい感じのオヤジ讃歌アルバムですw。僕は100%民生っち狙いで聴いています、というより抜いて民生ベストにぶち込んでます。15曲中8曲聴かせてくれてます。冷たい音楽ファンみたいでやだなあ、この書き振り。ユニコーンはいいと思います、フレンドリーで!音楽性じゃないところでw。

 

| | コメント (0)

2010年3月31日 (水)

「三年引きこもった人の履歴書の書き方」を考える

今日、いつもやってるアル活という、社会的なブランクを抱える若者にまずはアルバイトからはじめてみようぜ!というセミナーの短縮版を作成してました(よこはま若者サポートステーション毎月第一木曜日の13:00~15:00で講師を努めさせていただいております)。

ちょっとネタ集め的な感じで、スタッフに「三年引きこもった人の履歴書の書き方で、なんかお勧めない?ハック的にズバッと解決しちゃうような」と聞いてみた。

結論からいえば、そんなもんあるわけないんだけど、現場経験のあるスタッフ引きこもり経験のあるスタッフ当事者世代のライター。ちょっと盛り上がりましたね。シェアコロのいいとこだと思います。

引きこもった経験のあるスタッフは履歴書に自立塾やサポステの利用経験を書くなんてありえないと言います。

あぁ、わかるなあ。でも僕はこれが1番無難で勧めますけどね。

採用する側として計りたいのは「過去との決別度」だと思うのです。

ましてやアルバイトなら、現在進行形じゃなきゃまあいいよ、と考えるだろうし。究極的には一丁一肌脱いでやるか、と思わせれたら勝ちなわけで。

こういうときに若者自立塾って、ホントに当事者からしたらネガティブな響きを内包した書きたくないだろうネーミングだと思います(キャリア・デベロップメント・スクールとかさ。横文字でよくわからなくした方がいいですよね)。

厚生労働省事業地域若者サポートステーションにて就職活動
主にキャリア・カウンセリングやセミナーの受講

なかなか仕事が見つからず…、ということでこのご時世一年は稼げる。

ジョブカードがどこまで実効性があるのかわからないけど、この期間を積極的に「過去との決別度」としてアピールするべきだと思う。

2ちゃんを見たらそういう「履歴書どうする?」スレッドが立ってて、北朝鮮に拉致されてたとか、病気治療のため自宅静養とか、ふざけつつも真剣さが垣間見られました。

これは何か決定打を提案してあげられないかと、さらに議論は熱を帯びます。

ちなみに解決しませんでしたよ。答えを求めている方はこの辺までにしてもいいかも(苦笑)。

結論としては三つしかパターンはないんです。

  1. 正直に書く(白)
  2. 嘘を書く(黒)
  3. 経験の水増しをする(グレー)

決して経歴詐称を勧めるものではありませんので悪しからず。

僕の経験上、当事者の方々は嘘を嫌います。なので苦渋の選択で1を選び、落ちて傷つきます。

支援者として、ここまで頑張ってきて、今、無駄に傷ついてほしくないときに、そういうことします。そういう人たちなんですよね。

ライターのフルチンが言いました。

「でも就活ってハッタリですよね」Image1022

これは真実だと思います。写真は昨日の車出社した際に見つけた紳士服屋さんのキャッチ。第一印象は6秒で決まる何ていう衝撃のデータも有名です。

自分をいかに商品価値の高い人材に見せるかというテクニックをいろんな場所で日夜やってるわけですよ。

就活メイク講座なんざあ、ハッタリの極意講座なんじゃないでしょうか!?

ハッタリには勇気がいるんです。ハッタリ切る根性がいるんです。メッキが剥がれちゃマズイんですが、こんなときこそ若者の特権を最大限行使し、最高の笑顔で「テヘッ」と笑うべきです。

僕が「テヘッ」としても馬鹿かと思われますがあなたなら大丈夫!

こういう「甘え力」が処世する術なんだと思います。

話を戻すと「就活ってハッタリ」といった場合、パターン的には3.経験の水増しをする(グレー)なんです。

言っときますがハッタリは嘘じゃないんです(きっぱり)。

ハッタリには、過去の大切な経験からどうしょうもない経験をざっくりと計算して言っているわけですからね。

ハッタリ:欺くつもりはない。できることならこっち的にもそうありたいほのかな向上心のあらわれ。または気持ち。とでもしときましょうか、便宜上。

「Born to be Gray」邦題:「グレーで行こう!」

ふざけてますが、最後はちゃんと締めますよ、大人として。

要するに。面接の際に、「過去はこんなんだったけど、こういう葛藤や支えを経て、こんな気持ちになったから今俺はここにいる」ということを言った時の眼差しや態度なんだと思います。

これは姿勢がいいとか、流暢に喋るとかじゃないものだと思います。

是非、誰か、サポステなんかに行って相談して下さい。誰かと話すことでしか「決別度」は上がらないですから。

| | コメント (1)

2010年3月28日 (日)

「高校中退者等アウトリーチ事業」その前に。

来年度のサポートステーション事業は拡充され100団体にまで増えるという。増えることは利用のしやすさという点でいいことだと思う。

例えば一県にひとつしかサポステがない県の利用者は、サポステを利用するために恐らく最大で往復8000円近くの交通費を払い、若年無業者に「おいでよ!」と言ってるわけだから。これはアルバイトの一日の日当に相当する。コレが4000円に減るんだから!

100団体のリンクを見てもらうとフッ(笑)と黒柳徹子のように笑ってしまうのだが、100団体の後ろの「!!」コレ。どういう景気付けなんでしょうか!?。普通つけないでしょ。

で、今回の目玉なんだかなんなんだか知らないけど、「高校中退者等アウトリーチ事業」(50事業)。

いくらついてるのか調べようと思ったけど、ITリテラシーが低くてわかりませんでした。

アウトリーチってのは、早い話が家庭訪問です。広義には外側への情報提供なんかもアウトリーチと言ってます。都合よく、しっかりやてますよ!というアピールの際に最近使われることが多いような気がします。今回のもそのひとつのような気がしてなりません。

「待ってるだけの箱物」という批判をかわすことが一番の目的ではないかなあと僕は思ってます。

でも、これで事業化しちゃったわけだから、民主政権になって際立つ、一定程度の数的達成目標が設定されてるんだと思います。でも、50団体のうちでアウトリーチなんてハードコアな支援をしたことのある団体なんかないわけで、ほぼ「取れちゃったけどどうする!?」状態だと思います(間違いなくそうだと思うけど以下憶測で話し進めます。ほんとかなあと疑りながら読んでください)。

いいのかそれで!

行政の下請けゾンビ団体と呼ばれるのはそういうことだぞ。

委託事業をとることが目的になってるじゃないか!

自団体のミッションを達成させるための最大の効果を発揮させる「策=手段」として行政と連携するんじゃないのか?

取れちゃったところが慌ててアウトリーチ経験団体からレクチャーを受けてる(この流れも作戦ぽいが)。

そんなにわか仕込みの「いい人たち」(ここが一番危険だ!)が、ひきこもっている家にやってきて、「このままでいいのか?」とかき回して帰っていく。

定休日のある公務員みたいな働き方している連中が、365日の家庭の中に入り込む。訪問員の一言が引き金で定休日に暴れだしたらどこに電話し誰が対応してくれるのだろう。

何が起こるのか?

僕はこの仕事で一番大事なのはイマジネーションだと思ってます。想像力のないヤツはさっさとこの業界から出ていって欲しいぐらい。

あなた方が家に行く家庭。切羽詰った親が本人がアウトリーチを希望していると、承諾のハンコを親が勝手に押してしまう。自分の部屋=領域に入られる、みっともないこの状態を人に晒される。屈辱、侮辱、恥辱の嵐。もしもそれが本人にとって「死」よりも重ければどうなるのか?

誰が責任を追うのか?

僕はこの事業自体がイマジネーションの欠如から来ているとしか思えない。或いはこれで得する連中の発想で動いているとしか思えない。

それよりもですよ。

64万人いるニートの3万〜4万人しか施設を利用していない。だから残りの60万人にアウトリーチをかけようという発想の飛躍をするまえに、ちゃっんと彼らに情報を伝える情報支援を徹底してみましょうよ。

安室ちゃんがいいのか、AKB48がいいのかはわかりませんが、そういう彼らに直接語りかけられるタレントを起用して「ひとりで抱え込まないで」なんてキャンペーンでも打ちましょうよ。

Today's BGM is
Jeff Lynne/Armchair Theatre
Jeff_lynnearmchair_theatre_2 ついに買った!何年探したことか!!ちなみに廃盤。amazonでは新品が6414円ですよ!!僕は中古で2100円で買いましたが。ジェフにピンと来ない人、或いはこの後に出てくるELOにピンとこない人は、「電車男」のテーマソングの「Twilight」でピンとくるかもですね。先に断っておくと今回のは長いです。ここを飛ばしている読者が圧倒的だと思うと徒労感がすでに滲みますが、逆にこれだけ読んでるコアファンなファンもいるようなので(いねえよ!)、彼らの為に書きたいと思います(笑)ちなみにこれ、90年発売で、当時はまっちゃって、なぜかなくしたんです。CDを録ったテープをなくしたのかCDをなくしたのかも覚えてませんし、自分がジェフ・リンに出会った経緯すら思い出せません。とにかくこんな気持ちのいい音楽があったのかと、大音量でカーステで聴いていたような気がします。なにから話しましょうかね。

まず、なんで何年も探したのに見つからなかったのか?いろんな店に立ち寄ると僕は必ず「J」をチェックします。他にも探している「J」のアーティストがいるので。今回彼のCDは「E」にありました。ジェフはエレクトリック・ライト・オーケストラのリーダーなんです(そんなことも知らずになぜ僕はこのアルバムを愛聴していたのか!?)。で、今回発見できたのは、ちょっと待てよ、ポール・マッカートニーもジョン・レノンのも「P」でも「J」でもなく「B」にあるよな。てことは!と、なんで今まで気づかなかったんだということに気づきチェックしたら2枚もありました…。安い方をGET!アホでした。情けない。なんで気づかなかったんだオレ。

ジェフとの出会いをさかのぼってみたいんだけど。彼の大仕事として有名なのはビートルズのアンソロジーに収録されていた「リアル・ラブ」と「フリー・アズ・ア・バード」。これが95年だけど、僕はアウトテイクはビートルズじゃないって思ってたから買わなかった。これで知ったんじゃなくて、やっぱ発売当時に知ったんだ。で、ビートルズみたいな匂いはするなあとはすごく思ってて。ポール派だと決めつけてた。

恐らく、ジェフの音を最初に耳にしたのはELOではなくジョージ・ハリスンの「Got My Mind Set on You」。このとき何を思ったのかは定かではない。多分これよりも音的に意識したのはトム・ペティの「Free Fallin'」はこっちだと思う。

今思うと、ジェフの音はキレイに整理されているんです。バンドらしくないといえばない。恐らく僕が今日ここでYoutubeに『リンクをはるすべて同じバックバンドだと思われても仕方ないくらいジェフの音になっている。おそらくこれに飽きたトム・ペティが反動的に選んだプロデューサーがリック・ルービン、より生々しい94年の「Echo」を生み出す。これもいい!でも、「Echo」よりも、僕がチョイスする確率は間違いなく「Free Fallin'」なのだ。

でもって忘れてならないのがディラン、トム・ペティ、ロイ・オービソンジョージ・ハリスンとジェフ・リンによるバレバレ覆面バンド「Traveling Wilburys/Traveling Wilburys, Vol. 1」これが88年なんだけど、自分のなかでは時間軸がメチャクチャで、ジョージが死んた頃からウィルベリーズがブームになって…。

話を戻すと何でこのアルバムに夢中になったのかがさっぱりわからない。今も廃盤なぐらいですから当時も誰も聴いておらず一人ほくそ笑みながら聴いていたと思う。今夜は少しでも彼の音楽の素晴らしさを理解していただき、手に入りにくいこのアルバムが再発される運動のひとつとして、彼の聞ける限りの曲をここにリンクを貼りたいと思う。

Every Little Thing
Don't Say Goodbye
What Would It Take
Lift Me Up
September Song
Stormy Weather
Blown Away
Now You're Gone
Save Me Now

| | コメント (0)

« 2010年3月21日 - 2010年3月27日 | トップページ | 2010年4月4日 - 2010年4月10日 »