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2010年7月11日 - 2010年7月17日の4件の記事

2010年7月17日 (土)

プロジェクト・マネジメントについてお勉強してみた

456969941309_sx500_sclzzzzzzz_僕はプロジェクトを考えるのが好きだが、そんなプロジェクトは誰も望んでいないなんてことを何日も考えているが一番無駄であり、寂しいことである。

「お呼びでないプロジェクト」でも、やれと号令かける人間の立場によってはやらざるを得ないわけで。モチベーションが上がらないままプロジェクトは進行し、いつの間にか自然消滅し、検証もされぬまま、再び「お呼びでないプロジェクト第二弾」が、これでもかと鶴の一声で開始される…。

これをナイキ方式というらしい。「Just Do It !」(とにかくやれ!)。こんな会社にはいられない。

企画好きの経営者の僕もしちゃいけないと思う。ということで、ちょっと見落としていたジャンルが『プロジェクト・マネジメント』なんじゃないかと思い、読み始めた。本来はエンジニアリングや建設関係のツールであったのが、広く応用されて定着したのものだそうな。なるほどである。

以下に、重要ポイントをまとめ、現在検討しているプロジェクトをこの流れでトライしてみようと思う。

プロジェクトとは、「通常の業務に収まらないビジネスの目標を達成するために、期間を限定(テンポラリー)して行う一連の作業であり、「ビジネス・チャンス型」と「問題解決型」に分けられる。

プロジェクトは、①時間、②資源(ヒト・モノ・カネ)、③スコープ(規模・範囲など)・品質の三つの要素を管理し、バランスをとりながら行う。

プロジェクトの最終成果は、スコープと品質で表す。つまりプロジェクトの最終成果物に何を含み、何を含まないかをスコープで明確化し、最終成果物に要求される品質レベルをスペック(仕様)で示す。言い換えればスコープが量、スペックが質であり、品質レベルがプロジェクトの完了・成功の判断基準となる。

こんな理由でプロジェクトが上手く行かなくなる。

1.具体的に何をしたらいいかわからない
2.目標がはっきりしないまま開始する
3.プロジェクトの依頼者から横槍が入る
4.予算の見積もりが甘い
5.期限の見積もりが甘い
6.必要な人数の見積もりが甘い
7.プロジェクトの全体像と自分の役割との関連が分からない
8.予期しない出来事に影響を受ける
9.最後は人海戦術や徹夜で凌ごうとする

プロジェクト・マネジメントの5つのプロセス

1.立ち上げ/この段階で目標を決める(目標を塀の中に囲い込む)
●プロジェクトを定義する
●スコープを定義する
●プロジェクトの記述書を作る
●ビジネスプランを作る
●プロジェクト憲章を作る
2.計画/目標を達成するために具体的で詳細な計画を作る
●作業を分解し、ワークパッケージ(WBS)を洗い出す
●役割分担し、所要時間を見積もる
●ネットワーク図を作り、クリティカルパスを見つける
●スケジュールを作る
●負荷をならす
●予算を作る
●リスクに備える
3.実行/計画を実行に移す
4.監視コントロール/進捗をモニターしメンバーを支援し、プロジェクトを管理する
5.まとめ/最終成果物が出来上がる。振り返りを行ない、反省点や教訓を次に役立てる

これはまさにPDCAサイクルですね。プロジェクト・マネージャーは監視するだけではなく支援もするというのがキモです。ここ「やれやれ」というけど何のヒントもアイデアも技術的なサポートもしてくれないマネージャーは駄目ですね。クリティカルパス:critical path / 最長経路 / 臨界経路。ここはここで勉強したい感じです。

プロジェクとの目標を明確にする方法

1.真のニーズを把握する
2.最終成果物を決める
3.三つの要素の優先順位を決める
●最優先する要素(必達目標、変更できない)
●最適化する要素(努力目標)
●容認する要素(変更可能)
4.「プロジェクト目標」を文書にまとめる
5.変更管理の手順を決める
6.プロジェクトの基本ルールを決める
7.「プロジェクト・ファイル」

プロジェクト・マネジメントとは、どこまでイメージを具体化し、それを可視化し検証を繰り返すということ。そしていざ実行に移したらルールを守り、支援し合う。ガント・チャートや、クリティカルパスなどちょっと難しいことも多く書かれていたが、そういうことだな。やってみよ。

Today's BGM is
SHEENA & THE ROKKETS/The Very Best
Xat1245349991久しぶりにスネークマンショーを聴いちゃってw。レモンティーがやっぱカッコよくて、ギター弾いているうちに色々聴きたくなりこれ。時代的にYMOへの接近、ニューウェイブと思った以上に骨太じゃないところがいいような、よくないようなw。今思うとあの頃の鮎川さんはコステロを意識していたんですね。僕はシーナのガラガラ声が苦手で、やっぱこの頃がいいな。


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2010年7月14日 (水)

キャリア・ガイダンス受講者5000人突破!

去年の5月に誕生したシェアするココロ。僕は生活をつなぐために、就職を希望している高校生のためのキャリア・ガイダンスの仕事を、会社立ち上げ前にピンチヒッターとして引き受けた。

それまで定時制高校での中退やフリーター予防のワークショップは数回やってきたが、キャリア・ガイダンスは初めてだった。

しかし、キャリア・カウンセラーの二次試験にしっかり落ちてはいたが、伝えたいと思う理論はばっちり頭にあったし、自分なりに咀嚼した理論を基にしたワークショップをサポートステーションで試したりしていたので「キャリアもの」には手応えを感じていた。

何より進路選択を誤ってフリーター、ニートになった若者と大勢出会ってきて、高校生はに伝えたいことが山ほどあった。

もちろん、不安もあって、僕にいろいろ教えてくれたヒコママさん(ガイダンスの師匠)を、前の晩に居酒屋に呼び出しカリキュラムを見てもらったりした。あそこでいっぱい勇気をもらいました。ありがとうございます。

その仕事は、シェアするココロの「予防」とか「育み」というミッションを果たす、大切な事業となり、毎週カリキュラムを見直し、パワポの文字情報数やフォントサイズ、テキストに改良を加えながら、地道に取り組ませていただいてきた。

最近は、シェアコロのキャラクターを気に入っていただけたのか、就職希望者ではなく学年全体に対してのキャリア講演という仕事も増えてきている。

次年度、何か展開が出来ないか模索しているなかで、事業実績を洗い直そうと思い、やろうやろうといってずっと手付かずだった実績表を作成してみた。

スケジュール帳と社内共有のGoogleカレンダーを付き合わせ、メールのやり取りを紐解き参加人数を依頼状から抜き出し…。

まだ、20校ほど参加人数が把握できていないが、僕らシェアするココロのスタッフで作ったカリキュラムを実施した高校は72校。生徒数は5000を超えていた。

この中には高知県の室戸岬にある定時制高校も入っている。

学校って遠くて辺鄙なところにあるんですよ。シェアコロ・モービルはないしw、原則タクシーもダメな零細企業ですから、相当歩きました。

もっとこうしなきゃ、ああしなきゃはまだまだいっぱいある。でも今は一人でも多くの高校生たちに会い、伝えたい。

僕らは「これさえやってればもう安心」みたいな人生の必勝法なんて教えれない。

いろんなクエスチョンを与え解き方のコツを教えるみたいな。

僕らは答えじゃなくヒントだ。そんなやり方を模索している。

いきなりですが、サム・クックやレイ・チャールズらが活躍しだした交通網の発達していなかった当日、教会から教会、全米中のライブハウスを回るには限られた数本のルートしかなかった。

彼らはその道をゴスペル・ハイウェイと呼び、ドサ回りしながら、観客の心の掴み方、踊らせ方を身につけながらスターダムへとのし上がっていった。

唐突だけど、僕はこのキャリア・ガイダンスをシェアするココロにとってのゴスペル・ハイウェイだと考えている。

今週もあと二校。ゴスペルハイウェイをぶっ飛ばしてくるぜ!

Today's BGM is
Sam Cooke/Live At The Harlem Square Club, 1963
Live_at_harlem_squareお恥ずかしのですが、サム・クックはこれしか持ってない。この時期のアーティスト、乱暴に言えばビートルズ以前はアルバムというパッケージが粗雑なので、どうしてもアルバム聴きに向かない。どうしてもいいベスト盤が欲しくなる。サム・クックにはそれがないような気がしている(ちゃんと探してませんが…)。さてこれはキングピンズをバックに好き放題なサム・クック。まさにゴスペル・ハイウェイ仕込みのパフォーマンスである。

このイントロの引っ張りでオーディエンスを釘付けにすることで、この曲のドラマティック性が極限まで高まるのだ!まさにゴスペル・ハイウェイ仕込み。キングピンズとの息の合い方もドサ回りで身に付いたものだろう。凄い。


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2010年7月11日 (日)

これから選挙に行くのだが、なんとも難しい選択になっているので、気になる消費税と雇用の問題にスポットを当てマニュフェストを並べてみた。

民主党(消費税を含む税制抜本改革の協議を超党派で開始。)

2011年度中に「求職者支援制度」を法制化、失業で住居を失った人への支援も強化。非正規労働者や長期失業者へのマンツーマンの就職支援体制を整備。新卒者の就職支援の専門相談員を配置するとともに採用企業への奨励金支給を強化。同一職場、同一業務の労働者の待遇を均等化。

自民党(消費税は年金、医療、介護の社会保障給付と少子化対策の経費を明確にした上で、当面10%に引き上げる。)

職能別検定制度とジョブカードの活用で就業につながるマッチングシステムを確立。解雇規制の緩和などにより、企業の持続を雇用の安定につなげる。新卒者をトライアル雇用する企業へ3年間補助金を支給する制度を創設。今後10年間で雇用者所得の5割増を実現。

公明党(社会保障や子育て支援対策の安定的な財源確保のため、消費税を含む税制の抜本改革を行う。)

日雇い派遣労働を原則禁止。非正規雇用者を正規雇用した企業への奨励金を拡充。全国平均1000円を目指し最低賃金を引き上げ。新卒者への就活手当を創設するとともに若年無業者への支援給付金を検討。高齢者を雇用する事業所への税制優遇を検討。職業訓練と生活保障をセットにした訓練・生活支援給付金制度を恒久化。

共産党(消費税の増税は許さない。)

期限のある雇用は合理的理由がある場合に限定。当面時給1000円を目指し最低賃金を引き上げ。サービス残業の根絶。面接解禁日の設定などで学業と就職活動の両立を可能にする。失業保険の給付期間を90-330日から180-540日程度に延長、離職理由による給付の差別をなくす。失業給付が切れても就職できない場合の生活扶助制度を創設。

国民新党(消費税反対)

若者就職基金を創設、職業訓練の充実と正規雇用転換奨励金の大幅拡充。日本郵政グループに所属する非正規社員のうち6万5000人を正規社員に転換し、雇用制度改革のモデル事業とする。

新党改革(行政のムダを排除しても2020年ごろには消費税率を10%以上にする必要がある)
企業による雇用から社会による雇用へ仕組みを変え、失業した場合は他業種に移るのに必要な技術、職能を国の責任で再教育する積極労働政策。働く意志のあるすべての人が多様な働き方を選択できる社会の構築。

たちあがれ日本(消費税を社会保障目的税化し、経済回復まで実質的な負担増にはしない形)

失業リスクのない公務員の人件費を流用して雇用能力開発予算を拡大。10兆円規模の雇用移動円滑化基金を創設し、職種転換や地方への転職、非正規から正規雇用へのステップアップに助成。新卒と既卒の区分をなくした採用慣行の普及。高齢者就業率の10%引き上げを目指す。

社民党(消費税率は引き上げず、飲食料品分は実質非課税とする。)

登録型派遣と製造業派遣を原則禁止する労働者派遣法改正案の早期成立を図る。労働契約法を改正し、有期契約労働に歯止めを掛ける。解雇制限ルールの徹底。同一価値労働=同一賃金原則の確立。職業訓練と生活支援費を支給する求職者支援制度を法制化。

みんなの党(今後3年間は集中改革期間とし、増税はしない。)

非正規を含むすべての労働者に雇用保険を適用。同一労働同一待遇を確保。雇用保険が切れた長期失業者や非正規労働者などに職業訓練をしながら生活支援手当の支給、医療保険の負担軽減、住宅確保支援を実施。民主党の派遣禁止法案には反対。ハローワークを原則民間開放。

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組織内のカサンドラを大切にせよ

二年目の生みの苦しさのなか、『Web時代をゆく』(梅田望夫)の中で紹介されていたことを思い出した。インテルの創業者でるアンディ・グローブが著書のなかで「組織内のカサンドラを大切にせよ」と説いている。以下のその部分を引用させてもらう。

カサンドラとは、ギリシャ神話でトロイ陥落を予言した女司祭で、凶事の予言者の意味だ。迫り来る変化に誰よりも早く気づき早い段階で声を大にして警告を発するカサンドラ。そんな人物を組織内に持つことの重要性を、彼は口を酸っぱくして説くのだ。大小を問わず組織に勤めるすべての人たちに、危機を認識する最大の助けとなるカサンドラを自らの内部に持つべきだ、そう私は提言したい。

僕は前職でカサンドラだったような気がしている。いろいろな警鐘を鳴らし続けたが無視され続けたことを未だに疑問に思いつつ、反面教師としている。だが、自分が優秀なカサンドラだったのかと今振り返ると、相当未熟なカサンドラだったんだろうと思わざる得ない。

ケツの青いガキが吠えていたんだろうな。そう思われていたんだろうし、残念ながらそれが事実だろう。今も日々経営の勉強中なわけなんだから。

シェアするココロにはカサンドラがいっぱいいる(笑)。僕がしたいことを容易に「YES」とは言わない(苦笑)。でも、彼らを納得、安心させれるプランになっていないことを僕はいつも反省する。この辺のゴリ押し感とか、一大決心的なものも大事だと思う。

僕も前職で、「なんでこんなことを?」と重い腰が上がらないプロジェクトの大成功を何度も見てきている。案の定なこともそれはある。昨日のパーティーでは、リーダーシップということも非常に考えさせられた。

カサンドラの声に耳を傾けよう。そして自らの中のカサンドラの感覚をみんなで研ぎ澄ませていこう。うまく言えないけど「ケツの青い大人」というイメージ。

Today's BGM is
Aretha Franklin/Rare & Unreleased Recordings From The Golden Reign Of The Queen Of Soul
A687ce480eb8ee57fea0ac413c924335アレサのアウトテイク集。初期のスタジオでのやり取りが伺われる。JウェクスラーとAマーディン、そしてTダウド、映画『Ray』に出てきたアトランティックのスタジオが浮かんで来ますね。僕の中でもアレサはQueen Of Soulに間違いない。ずば抜けている。こういうことを書くとここだけを読んでるフリークにバカにされるかもだがwアレサのように、あるいはもっと上手く歌える歌手はいるんだけど、アレサみたいに完璧にパッケージされたレコードはない。というのが僕の考えで、賞賛されるべきミュージシャンやスタッフたちがいるんだと。それを引っ括めてアレサはQueen Of Soul!

言わずと知れたキャロル・キングの名曲カヴァー。アレサはこういうの上手いなあ。ぽっこりお腹がキュートww

こっちがオリジナルです。アレサがオリジナルを超えていると思ってたけど、これ観たらキャロキンも凄いですね。後半のフェイクの黒さ、この辺からアレサやダニーに繋がっていくんですよね。


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