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2010年11月21日 - 2010年11月27日の1件の記事

2010年11月24日 (水)

大学生へのキャリア教育

昨日、日本NPOセンター主催の『市民セクター2010』に登壇させていただき、そのこともここに書きたいのですが、あまりに内容がラジカルなので、様々な誤解を生みそうということと、まとめる時間がないので、今日行ってきた、東洋大学白山キャンパスで、文化社会学を学ぶ学生300名ぐらいを対象にお話をさせてもらった内容について書きます。
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(小川さんすみませんでした。渡したカメラがマクロに設定してあったみたいでみんなこんな風ですw。僕が悪いんです!)

実は、去年に引き続いてのご依頼で、二度目の登壇です。起業してからつくづく思うことは、続いて依頼してもらえる有り難さ。これはよかったからまた頼んでくださるわけなので、一番の評価だと受け止めています。

さてさて、話した内容は、市民セクターで話した「NPO法人の委託事業によるメリット・デメリット」について。僕自身が、どうするべきかわかっていないことを、大学生にどう思う?とぶつけてみました。

限られた時間なので、サンデルさんみたいにはしませんでしたが、あちらを立てればこちらが立たずのジレンマを問い、自答していく過程を提供することこそがキャリア教育なのではないかと最近考えています。

「俺もどうしていいかわからないんだけど、君たちはどう思う?」

といった感じで、いくつか宿題を投げかけたつもりです。

僕は高校生に「17歳という年齢がどういう年齢か?」という話を毎回しています。答えは、はじめて友達や家族以外の問題が自分の問題になる年齢ということです。古舘伊知郎がテレビの中で「大変なことになりましたねえ」という社会の問題というやつが最終的に求人数となって自分たちの身に降りかかってくる年齢なんです。だからもっと社会の出来事に感心を持てと。

その時に、社会に対してどういう構えを持つか、という話をしているわけですが、今日、大学生に話してて、彼ら彼女らの顔を見ながら思ったことは、この人たちは今、社会の問題が自分の問題になったことを知ったのではないか、という思いです。

「あなたが無人島にたどり着いたら一番最初に何をする?」。サバイバルの第一条件は、自分の置かれている立場環境を把握することです。それをせずに就職戦線というサバイバルに挑んでいるんだろうなと思いました。

恐らく出てくる言葉は「ここまで厳しいとは思わなかった」でしょう。なんで誰も教えていないんだろう?なんで考えさせる時間が提供されていないんだろう?ちょっと立ち止まらせ、自分の「来し方」について考えさせないんだろう?

ご時勢柄、僕も「大学生の就職浪人10万人は何をするべきだったのか?」ということを話たりしたせいか、去年よりも学生たちのシリアス感がありました。終了後、集まってくれた生徒も去年よりも多く、その質問にも、就活の悩みが含まれていました。

終了後、タイプのまったく違う二人の大学生と食堂でお話をしました。僕は大学生に会うと、高校時代に自分のキャリアについての考え方を教わるような時間を学校から与えられたか?と質問するんですが、100%が「NO」。この二人も「NO」でした。受けたかったかと問うと100%「YES」。忘れてる可能性も大だけど、忘れるようなことしか高校が提供できてないとも言えますよね。

こんあ時代です。科目として『キャリア』が必要だと思う今日この頃です。

前回は余り思わなかったけど、今回は同じ内容の話をいろんな大学で話したいと思いました。ちょっと営業かけてみよう。大学関係者の皆さん、是非、弊社にご依頼ください!

Today's BGM is
Robert Plant & Alison Krauss/Raising Sand
Plantkraussraisingsand3アリソン・クラウスは、映画『オー・ブラザー』のサントラ以降、ずっと気になっていたんですが、手が出ないまま来てて。でもってこれ。念のため書くとレッドツェッペリンのロバート・プラントのデュエットアルバムでしかもグラミー受賞作。いやあ、ずっと聴きたかった!やっと買ったよ(遅!)。噂に違わぬ良盤ですねえ。T-ボーン・バーネットもいい仕事したし、バックの強者たちが最低限のことしかしないというシンプル・イズ・ベストを狙ったストイックな演奏が最高。そして歌ね。ハニードリッパーズの「See Of Love」でグッと来たあの感じと同じ良さがある。これこれ↓

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