教職員向けキャリア教育をやっています!
6月23日(木)に、横浜市立戸塚高校定時制の教職員向けスキルアップ研修の講師を務めて参りました。戸塚定時には、前年度、パソナ様と合同でインターンシップのお手伝いをさせていただいていたり、弊社が運営しています「ハマトリアム・カフェ」で、ちょこちょこ取材にお邪魔させていただいています。
内容は二つのワークショップ(以下に出てくる「心のワークショップ」と「リフレーミングによる短所を長所に変える魔法のワークショップ」)を体験してもらいつつ、キャリア教育の組み立て方と、その際にシェアコロが注意している点をご説明しつつ、外部リソースとの連携の重要性とそのポイントについて、二時間に渡りお話させていただきました。
以下、いただいたアンケートを掲載させていただきます。また、僕への質問のコーナーがあるので、この場でお答えしてみたいと思います。
当日の内容について、特に印象に残った点はどのあたりでしょうか?
・「心」のつく漢字ワークショップ。
・心づくしのワークショップは生徒にすぐに行えそうなのでありがたいです。
・ワークショップを行うことで興味関心をもって取り組むことができた。
・いくつかのスタイルが提示された時、思わずいろんな生徒の顔が浮かんだ。
・マイナス志向でコンプレックスをもった生徒が多いので自信を持たせたり励ますために話術を駆使して対応しなければと改めて感じた。
・生徒が積極的に就職に目を向けられるよう効力感をどのようにしてもたせるか。
・リセットさせない日々の声かけが大事。
・リフレーミングのワークショップ(短所を長所に変える魔法のワークショップ)。
・企業が望む人事をいかにして生徒に考えさせるか。
・ネットユーザーはネットユーザーの言葉を信じ、決してメーカーの言葉は信じない。教員として考えさせられました。
・サバイバルを例に上げたところ。
・リフレーミングの手法は色々な場面で有効だと思う。
・リフレーミングのワークショップをから本人が実践に生かせるスキル(文章作成など)に気付き導いていけるという点
・心づくしとリフレーミングのワークショップ。
実施方法、時期、時間などについて、改善点があればご指摘ください。
・良い。
・時間があっという間に過ぎてしまいました 石井さんの説明が良かったと思います。
・少し時間が長い。
・職員の意識づけのため、3ヶ月後か6ヶ月後にもあるといいですね。
全体を通した感想や石井さんへの質問など、お書きください。
Q:なぜこの仕事に(石井は)向いているのか?
A:なぜでしょうか?(笑)僕が聞きたいです。是非、コメント下さい!
Q:生徒の就活へのモチベーションをいかに上げるか非常に参考になりました。また、ハマトリアムカフェを通じて本校の様子をHPに流してもらいよき宣伝にもなっています。今後とも連携をよろしくお願いします。
A:僕たち外部は、危機感と納得感を与えることはできても、自己効力感を醸成することはできませんので、先生方の日々の声掛け、その際のリフレーミング、とても大事なことだと思います。今後ともよろしくお願い致します。こちらこそ大変勉強になっています。
Q:できれば更に生徒に直接使えそうな内容を次にお願いしたいです。
A:そうですね。特に定時制の生徒たちの昼間のアルバイトに繋がる「アル活(アルバイト探し活動)」という、シェアコロの鉄板セミナーがありますので、実施方法をレクチャーし、先生方が実践できるようになると実践的で良いかと思います。是非、また呼んで下さい。
Q:非日常できっかけを作り日常に続けてゆく→リセットさせない日々の声かけが必要なのはわかりますが、次の非日常までに徐々にリセットしてしまうのですが?
A:今回のアンケートでも、「職員の意識づけのため、3ヶ月後か6ヶ月後にもあるといいですね」とありましたが、生徒にも同じことがいえるのではないでしょうか。年間スケジュールに一定間隔で“非日常”組み込んでもらい、カリキュラムの学校行事とリンクした形で企画したものを行えれば、その徐々にが、よりスローになり、結果として持ち上がるのではないでしょうか。これは仮説で、実績があるわけではありません。是非、実績いっしょに作っていっていただけるとありがたいです。
Q:極端に外部の人間を嫌う学校(教員)に対してどのように入りこむのですか?
A:そうなんでしょうね(苦笑)。行政の方々やすでに関係をお持ちの方々につないでいただいたり(戸定はこれ)、同じく、いろいろな学校の教員が集まるセミナーで講師を務めさせていただき、関係を構築しています。教員のやり方を否定するのではなく、役割や専門性の違いを明確にすることが大事だと考えています。
Q:非常にフレキシブルな感性をお持ちの方だと思う。生徒を理論にあてはめる愚行をせず今後の発展を楽しみにしております。
A:ありがとうございます、すごく嬉しいです。「アウトプットを明確に持たせつつ、多様性を確保しながら、ある程度はめていく。社会に出て一人で生きられるようになった時に、この型から抜けていく」ということが大事なのではないかと感じています。
Q:講義とワークショップであっという間の2時間でした。ありがとうございました。
A:僕も楽しかったです。また、お会いできる日を楽しみにしています!
Q:(生徒が)一人で考えることも大事で、それを土台にしていろいろ人から助言などをいただいていくことも大事なのではないでしょうか。
A:おっしゃる通りだと思います。自分にしっかり向き合い、自分の答えを導けるようになってもらいたいですよね。相談を受けると、いきなり「どうしたらいいですか?」から始まることが多いのですが、「自分はAにするべきだと思うのですが、どう思いますか?」と聞いて来てほしいです。このAを導くスキルと、これをコミュニケーションの中で吟味する力を育てたいですよね。そのために、ワークショップという体験型の学びのスタイルには可能性があると感じています。
皆さん、ご感想ありがとうございました!
Today's BGM is
Buddy Holly & The Crickets/From The Original Master Tapes
正直に言うとバディ・ホリーにあまり思い入れはない。いや、嫌いじゃないしむしろ好きですよ。でも、思い入れがないw。これはけっこう僕のなかでは思い切った告白だ。なんとも神聖な、イノセントな存在として僕の中に君臨している。22歳で飛行機事故で亡くなり、ジョンのヒーローということ。そしてあの黒ぶちメガネの真面目な感じが茶化せない存在なのだ。「ペギー・スー」の疾走感はロックンロールの発明のひとつだと思う。その発明はこんな感じで受け継がれていってる。