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2011年6月26日 - 2011年7月2日の2件の記事

2011年7月 2日 (土)

バイターン Vol.6 〜なぜ有給にする必要があるのか?〜

どうも。バイターンが僕の戯言ではなくなってきていますYO!。先日はついにパワポでの資料作成も作り、高校内でプレゼンして参りました。ペラいちを目指したのですが、どうも収まらないので、自分の頭の中の整理のためにQ&A型式の資料を作りました。

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その中の一枚が、タイトルにもしている「なぜ有給にする必要があるのか?」という根本的な問い。今日は、このことについて説明していきたいと思います。

1.真面目くんタイプにに限らず、教育困難校の生徒は主体性が低く、参加促しが難しい。有給にすることで強い動機付けが可能になる。

ずばりインセンティブです。自己肯定感の低い若者は、同時に自身の行動に対して「結果期待の低い若者」です。「やってもどうせだめ」っていうあれ。この結果期待に「頑張ればお金がもらえる」という期待、つまり物理的成果というカードを促す側の先生が持てるわけです。

お金をもらうことで、認めてもらえた(承認)という満足度が高まり、経験を自信や知識に変える学習効果が高まる。※時給は最低賃金を下回りません。

職業体験という教育機会の意味、効果性をどのように高めるか?遊びじゃなく真剣勝負にすることだと思います。遊びで負けた記憶なんてどこかへ消えてしまいますが、真剣勝負に負けた記憶は、一生悔しさとして胸に残りますよね。では、真剣勝負に勝ったら? はい、そういうことを目指しています。そして、無給のお客さん扱いというのが何と言っても教育効果が低いわけです


教育困難校の生徒は、生活困窮世帯の生徒も多い。生活支援との一体化を計ることで、「無給なら参加しない」という理由がなくなる。※現在、生活保護世帯の“負の連鎖”が大きな課題になっていますが、連鎖を断ち切る施策は打ち出されていません。

僕が前職で責任者をしていたインターンシップ・プログラム「コミュニティ・アンクル・プロジェクト」では、お金がもらえることが逆にプレッシャーになるということが考えから、お金を支払ってインターンをさせてもらい、無給期間を経て戦力になったら有給になるという流れでプログラムを組んでいました。

最終的には、国がこの費用を負担をするということをミッションにしていましたが、現実的には費用は保護者負担で、財力のある方にしかお勧めできないという最大の弱点がありました。この点、特に教育困難校と言われるような学校では、生活保護世帯、或いは、凖要保護世帯のような生活困窮世帯が多く、バイト代を家に入れている生徒も多くいます。

「なかなかバイトに受からないなら、インターン(無給)をやって助走をつけようよ」というアプローチは「金が出ないならやっても意味ない」ということで提案を蹴られてしまいます。

また、現在コンビニ等で接客のアルバイトをしている生徒に対して、職業選択の幅を拡げるために、モノづくり系のインターンを促したとします。ここでもやはり、「金が出ないならやっても意味ない」ということで提案を蹴られてしまうでしょう。でも、お金が出るならやってみてもいいかな、となるわけです。

最後に企業側の心理を考えてみましょう。

やはり、お客さん扱いせず、いろいろな要求を出すことができる。その要求をクリア出来れば戦力になると考えれば、積極的に指導をするでしょう。そこに社会貢献性という「バイターン・シップ」(おっとまた新しい言葉が生まれてしまったw)が、企業側にはあるわけです。

ということで、薄々大学進学組のメリットを飛ばしたな、とバレてそうですが、この次は今日生まれた受けれ側の「バイターン・シップ」と、企業側の負担軽減と、受け入れメリットの最大化について書いてみたいと思います。

Today's BGM is
Jesse Davis/Jesse Davis
Jesse_ed_davisこれは大好きなアルバムなので以前にもきっと取り上げていると思いますが、また聴いています。ロックンロールサーカスでタージマハールのバックで演奏している姿を初めて観ちゃったんで。あれはかっこ良かった。サイケなペイントを施したテレキャスで。なんかもっと無骨ないかにも我流なギタースタイルなのかと思いきや。凄いしなやかなプレイで驚いた。ソロの時の「イキ顔」がやっぱりインディアンで、神と交信しているような神々しさを感じちゃった。

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2011年6月26日 (日)

神奈川大学法学部自治行政学科消費生活行政特論で授業してきました!

Photo
以下、生徒の感想をまとめてみました。自分の伝えたいことがしっかり伝たわっていて嬉しかった反面、ここまで同世代の状況や就職の困難さについて実感を持っていないのかという驚きも感じます。

また、今回の感想から、自分の周りのニートやフリーターの友人に、サポステ等の存在を知らせてあげたいという感想が多くあり、発信力のある大学生のバイラル(クチコミ)による、知名度アップ作戦というのは、ソーシャル・メディアを介していけるのはないかという手応えを感じました。

この辺り、僕がゲストスピーカーを務める7月2日の「田無ソーシャル・メディア研究会」でもネタにしていければと思います。

また、以下のような気づきのある授業、講演のご依頼があれば日本全国出かけますのでご依頼いただき、就活前の「きっかけづくり」としてご活用いただければと思います。ご相談はこちらへ(info@sharecoro.com)

■ちゃんと就職していない若者が多くて驚きました。
■キャリア・チェンジの話を聞き、ひとつの職でキャリアを積み上げるのが仕事だと思っていましたが、キャリア・チェンジという転職の道もあると知りました。
■5つのサバイバルスキル(プランド・ハプスタンス・セオリー「好奇心」「積極性」「柔軟性」「楽観性」「継続力」)のどれひとつ備わっていなかった。
■あとはどういうふうに経験を積み、自信をつけ行動に移すかだろうと思う。
■自己効力感が弱く、諦観が強いという若者の特徴はまさに自分に当てはまりました。
■ニートやひきこもりの就職支援をしているところがあると初めて知りました。
■自分はニートやフリーターにすごい偏見を持っていたけど、今日の話を聞き見方が変わりました。
■自分も正義感のある仕事がしたいと思いました。
■リフレーミングというのはとても大事なこと。就活でも使えるので是非覚えたいと思った。
■自分も危機感が足りないと思う。だけど、危機感だけ煽っても動き出せないうのにすごき納得した。
■日本の今後が心配になった。
■自分のやりたいことに関して、具体的に何をすべきかを考えなければならないと思った。
■大学受験に失敗したことが自分の人生の結果ではなく、その経過を次の人生の土台にしたいと思った。
■大学に入ることは目的になってしまっていたと思います。なりたい自分が見つかりません。夢が見つからない。あきらめ気味な気がします。人生を無駄にしている気がする…。自分の転機がわからない。今を精一杯生きたいと思います。
■一年半後には就活が始まるので、今日の講義は危機感を持って聞けた。就活をやるにあたり大事なことが分かったような気がする。
■64万人もニートがいて、支援施設を利用しているのが3万人しかいないことに驚いた。私もサポートステーションを知らなかった。もっと政府は情報提供をするべきだと思った。
■高校生が抱えている不安感は、私たち大学生と変わらないと思う。
■一番印象に残ったことは、学習経験を作り、自己肯定感を上げること。私も頑張ります。
■自分も就活中でその厳しさを痛感し、大卒でこんなに苦しいのなら高卒で就職したほうが楽だったのではなかいかと感じたことがったが、高卒も大変なんだとわかった。
■手段が目的化することはよく自分にあることなのでハッとしました。自分は目的のために生きていきたいと思った。
■大学就職浪人が10万人いることには驚き、不安になった。樹報収集の大切さを知りました。
■実際に身の回りをよく見ると、友人やバイト仲間など学校を卒業してフリーターになっている人が打数いることに気づきました。そしてそのままフリーターをズルズル続けているように思います。今の社会ではフリーターやニートから正社員になるのは難しいことかもしれないけど、様々なサポートを知り、さらに利用し、ドンドン社会に出れる環境になればと思いました。自分の学んだことを友人知人に教えてあげたいと思いました。
■自分で悪徳商法をやっていたと胸を張っていう石井さんは、自分の人生や生き方にしっかりとした意思と誇りがあるんだと感じました。
■一番響いたのは大学に入ったことが目的になっていないかということ。大学に入るまで必死に勉強したのに、大学に入り満足してしまっていたので、上を目指して日々勉強していきたいと思った。
■就職できない人は学習経験がない人で、自分の物語を語れない人だと聞き、確かに面接で自分がやってきたことを言えないと就職するのは難しいと思いました。
■石井さんは、教育という段階に非常に危機感を持って何とかしなければと考えているを感じた。身の周りにはフリータやニートの友だちも多く、プロジェクターで観た若者の特徴が当てはまっていたし、自分ももちろんそうだった。危機感を持ち行動をしていかなければならないと思った。
■1写メに就職した会社を一年以内に辞めた人と、一年以上務めた人で再就職率がぜんぜん違うこと知った。私の兄は一年以内に辞めてしまいしばらくニートをやって今は派遣をしていますが、もっと早くこの話を聞きたかったと思いました。
■アルバイトはやはりこれから社会にでるにあたって、社会経験をすることは、自分的には学校の授業ぐらい大切な事だと思うのでアルバイトをしたくてもできない人はかわいそうだと思った。

Today's BGM is
Tedeschi Trucks Band/Revelator
Tedeschi_trucks_band_revelator_albやっと買いました。満足です。全曲しっかりとツボを押さえてくれている。スーザンの歌とデレクのギター、いいなあ。デラニー&ボニーみたいですね。人志松本じゃありませんが「すべらんな〜」です。思いっきりスライドバーは滑りまくりですがw。でもDTBも好きで、ボーカルの人とか、なんかコーラスに回ってるし。人間関係が気になってしまうのは職業柄ですかね?


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