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2011年2月13日 - 2011年2月19日の2件の記事

2011年2月19日 (土)

定時制高校のジャイアンとスネ夫を救え!

定時制高校には、通常の進路指導でなんとかなるしずかちゃんタイプ(全体の30%くらい)と、

かなり手をかけても、在学中に一般就労が出来るレベルに指導するのが厳しいのび太くんタイプ(全体の30%くらい)と、

両者の間にいて、手厚い支援を行えばしずかちゃんタイプになれるが、ほっとけばのび太くんタイプになってしまう、ジャイアンとスネ夫タイプ(合わせて40%くらい)がいる。

現状の学校の人員配置だと、しずかちゃんタイプを確実に就職させることだけで先生は手一杯だという。

時間軸で考えると、7月に学校に求人が届き、先生自身も企業開拓を行い、内定者が出る9月から11月くらいまでが、多分しずかちゃん対応に追われる時期になるんだと思う。

重要な問題は、この間にジャイアン、スネ夫タイプがのび太化し、結果、就職活動をしないまま、進路未決定で卒業していく生徒が圧倒的多数になってしまうという事実。

なんで就活しなかったかのかと問うと、「先生が何も言わなかったから」という生徒が少なからずいるという。

ヒューマンスキルの高いジャイアンタイプは、それでも人生をサバイブしていくかもしれない。でもそれも、あの頃の日本ならね、という話しなんじゃないかというのが、僕の実感だ。

ヒューマンスキルの低いスネ夫にいたっては、どうなってしまうのか。

ここに保護者の経済状況、さらには生活保護世帯の子どもたち、すなわち貧困の連鎖という課題も。これは、就労という課題に対して強烈なリアリティを放ちはじめるから大変なのだ。

地域協力者がNPO、市民レベルから企業レベルまで、包括的に必要だ。

その際、誰かがオールマイティという全能感を持たないこと。

全能感がネットワークを分断し、セーフティーネットに穴を開けてしまう。この全能感ほど愚かなものはない。これは僕がこの10年、若年者就労支援業界を見て来た結論かもしれない。

話しを戻そう。

ジャイアンとスネ夫を救え!のび太もね。文部科学省や教員委員会が変わるのを待つのではなく、ソーシャル・パワーで彼らにやり方を見せてしまおう。

そんなことを考えてるなう。

Today's BGM is
Van Morrison/Moondance
Imgresこのアルバムにたどり着いたのは、ジェシエドのクレイジーラブの原曲が聴きたくてだったか?魂が乗り移った声にやられる。そして、なんだろ?このちょっと不思議な世界観。アメリカでもイギリスでもなく。ヴァンの故郷アイルランドでもなく。ホーンのアレンジが意外と独特なせいかな。アコギもいいなあ。ラストワルツではじめて動くヴァンを観たときはちょっとショックだったな(笑)。


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2011年2月17日 (木)

右肩上がりという初期設定から、日本は一度逸脱しないと、希望の光を見ることはできない

時代が動いてるのが、実感される今日この頃、皆さんは、どう生きていらっしゃいますか?

変な挨拶してすみません。でも、世の中そんな感じじゃないでしょうか。

リーマンショック以降の不況下だけど、なんとなく、これまでの体制を惰性的に続けてき。だけど、いい加減ごまかしが効かなくなってきている。

そんな組織が目立ってきている。僕らシェアコロはリーマンショック以降にできた会社なんで、初期設定段階で右肩上がりにしてないから、慎ましくやってますw。

話を聞いていると、「変えたい」という変革者たちと、「このまま嵐が過ぎ去るのを待ちたい」という保守派たちが、落ちてくるボールをどちらが拾うのかお見合いしている。

その間を、根性で超えようとしている武闘派?が掻き乱してるような図式が見えてきます。

何となく政治の世界もそんな感じがしますね。

僕は「変えたい」人たちの相談をよく受けるんだけど、変えることよりも、順応することで人生の大半を過ごしてきた人だから、変え方がわからない。

話しを聞き、質問をしながら、ボトルネックが見えてくる。ここを改善する手が打てれば、なんとかなりそうだというイメージを具体化していくと、さらに大きな課題が見えてくる…。

じゃあ出来ることからこつこつと、というレベルのことは、こういう人たちはもうたいがいやってて…。

こうやって中間管理職がバーンアウトしていくのかなあ、なんて思うと、せつない。

希望。この間、玄田有史先生がご自身のブログ『玄田ラヂオ』でこんなことを書いていた。

希望とはデフォルト(選択前の初期設定)状態からの逸脱である。

右肩上がりという初期設定から、日本は一度逸脱しないと、希望の光を見ることはできないのではないかと、僕は思う。

Today's BGM is
Latin Playboys/Latin Playboys
093624554325320最近、マイミクの影響でロス・ロボスづいてて。これは大雑把に言うと彼らの別名プロジェクト。バンド名から明るく脳天気なラ・バンバのりのアルバムをイメージするが、非常にアバンギャルドであり、沈鬱なアルバムであり、いい意味で期待を裏切られる。この間、真夜中の16号をこれを聴いてドライブしてた。ロードムービーの主人公になった気分で、タバコが無性に吸いたくなった。


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