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2012年2月21日 (火)

「ピグマリオン効果」(ピグマシオン効果)

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『アメリカ・インディアンの教え』という本を読んでいて、大変興味深い、タイトルの「ピグマリオン効果」というものを知りました。

「ピグマリオン効果」とは、バーナード・ショーの戯曲『ピグマリオン』に由来する心理学の言葉で、簡単にいうと「人はそのように扱うとそのようになる」ということだそうです。ここで紹介されているマックギニスの『ベストを引き出す』という本に出ている実験というのが衝撃的でした。

この実験は、以下の仮説からはじまります。

「生徒の学業成績が悪いのは、教師がそのように予測することに影響さているのはないか?」

逆いいえば、「教師の期待や信頼が高まれば、それにつれて生徒の成績も上がるのではないか?」。これが「ピグマリオン効果」です。

実験の内容はこうです。

新しく担任になった教師たちに、各クラス5〜6人の生徒の名前を教え、「この子たちは目ざましく伸びる子どもたちですよ、テストで学習能力がずば抜けていることがわかったんです」と根拠のない嘘を伝え学年末テストでの変化を見る。

その結果、子どもたちの能力の差には明らかな違いがあったわけではないのに、学年末テストでこの5〜6人の成績が素晴らしく伸びた。ただひとつの違いは、名前を教えられた子どもたちへの教師たちの態度だけ。仮説が見事に証明されましたとさ、ということです。

「ピグマリオン効果」は、教師だけではなく、大人たちの態度がいかに子どもたちに影響を与えているかという証明ですね。

今、ウィキペディアを参照したら、この逆をゴーレム効果というそうです。

定時制高校などの教育底辺校にお邪魔すると「うちの生徒(家庭なら「うちの子」)は頭悪いんで、そんなワークショップにはついてこれない、もっと単純なものにして下さい」と、よく言われます。ほんとによく!

そうやって子どもたちの可能性の芽を教師や親が摘んでしまう。ちゃんと調べてませんが、これを「ゴーレム効果」というのではないでしょうか?


Today's BGM is
Deodato/Prelude
Deodatopreデオタードをご存知だろうか?b僕はクリード・テイラーのCTIレーベルにどっぷりハマっていた時期に出会いました。ボサノバとかブラジル音楽周辺で見かける人ですが、これがかっこいい!↓を是非お聴き下さい。アレンジャーでしょうかね。アレンジもさることながらこの演奏がファンキー。この曲以外も秀逸なファンキー・ナンバーが詰まってますので、未聴の方は是非!


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