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2012年2月12日 - 2012年2月18日の2件の記事

2012年2月13日 (月)

「ゼロリスク社会の落とし穴」No pain, no gain

今朝、こんなニュースを読んだ。

【ビジネスの裏側】日本の家電各社が「ルンバ」を作れない理由 国内製造業の弱点はそこだ!!

「技術はある」。パナソニックの担当者はこう強い口調で話しながらも、商品化しない理由について「100%の安全性を確保できない」と説明する。
 例えば、掃除ロボットが仏壇にぶつかり、ろうそくが倒れ、火事になる▽階段から落下し、下にいる人にあたる▽よちよち歩きの赤ちゃんの歩行を邪魔し転倒させる-などだという。

このような、起きるか起こらないかわからない理由で、日本企業はビジネスチャンスを逃している。もっとアグレッシブになるべきではないか。その足を引っ張っているのが「ゼロリスク問題」である。というのがこの記事の要約になるだろう。

100%の安全が約束されなければ動くことができない。言い方を変えれば、1%の失敗のために、99%の成功を放棄するということだ。このことをゼロリスク問題という。

日本は硬直化したゼロリスク社会になっているのではないか?

大阪の橋本市長への批判への声の根底も、このゼロリスク問題があると僕は思う。

このまえ書いた、「先付けの人、後付けの人」という、自己効力感の問題に勝手にダブらせてる。日本は完全に「先付けの人」状態だ。

「先付けの人」は、多くの選択肢を吟味することに明け暮れてはいるものの、自己効力感が低く、ポジティブな結果期待をイメージできないために、最終決定から行動に移すことができないため、決定事項の明確化からやり直す。

政権を交代し、総理大臣がコロコロと変わる我が国のようではないか。

海外のベンチャー企業がアグレッシブなイノベーションで市場を席巻していく。ちなみに「ルンバ」もアメリカのアイロボットという会社の商品だ。僕はてっきり日本製かと思っていたので、ちょっとがっかりした。

しかし、アメリカのような控訴社会で、このようなアグレッシブな商品が現れ、日本のような控訴社会ではない国が、自分で自分の首を絞めるようなゼロリスク問題を前に地団駄を踏んでいる。どういうことなんだろう?

日本は、外的な批判を強く意識する「恥の文化」だと言われているように、よくも悪くも日本は村社会なんだと思う。村社会は失敗に対して寛容ではなく排除的だ。

〜ふわっとここから話が浮く気がするかも〜

小学校では、うんちがしたくなって授業中にトイレに行っただけで失敗になる。学校とはみんなが同じであることを強要され、みんなと違うことが否定される場所だ。一番失敗が許されない場所、それが学校だと思う。この感覚が僕らの足を一生引っ張り続ける。僕が数年前にウンコができる学校作り推進委員会なるものを提唱していたのはこういう理由だ。

日本で起業家が少ないのは、失敗に対する社会の寛容さがないからだし、ひきこもりも70万人もいるのも同じ理由だと僕は思う。失敗したもの、乗り遅れた者をこの国の国民は許さない。だから、日本から「ルンバ」は生まれない。赤ちゃんが躓くかもしれないから。

リスクや失敗に対してもっと僕らは寛容になるべきだ。そしてチャレンジャーに優しい国にならなければならない。No pain, no gain

Today's BGM is
Carla Bruni/No Promises
61lgemhpotl僕の今の恋人はカーラだ。いや、サルコジの奥さんだから愛人になるのか?スーパーモデルから歌手へ転身、これはその二枚目。一枚目はフランス語で、そっち系だった。これは英語でジャック・ジョンソンのようなサーフ系あり、ブルースありのアメリカのマーケットを意識した作り。それがいい!フランス語が聴きたいファンも多いようだが、この人が喋れば何語だって全部息の抜けたフランス語に聴こえるんだから。

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「QOUL|大学生の生活満足度調査」進捗報告とシンポジウム開催のお知らせ

以下は、本日発行のシェアコロ・メルマガからの転載になります。メルマガ購読ご希望の方はinfo@sharecoro.comへ「メルマガ購読希望」というメールを下さい。

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シェアするココロがミッションのひとつとしている、
「若者が当たり前に自己実現を果たし、自立していける社会創り」
その達成のためには、若者が社会とのはじめての接点となる、
高校・大学在学中に、社会に対する“構え”をどのように育み、
今抱えている課題を、在学中に克服・改善し、
必要に応じ、専門的なサポートをどのように受けていくのかが、
とても重要な取り組みとなります。

シェアするココロでは、高校生の就職希望者を支援する
「有給職業体験プログラム・バイターン」及び、
大学生の抱えている課題の把握と学生支援の在り方を提案する
「QOUL|大学生の生活満足度調査(クォール)」に、
多くの方々の協力を得て取り組んでいます。

本日は、アンケート回収が大詰めになっている、
「QOUL|大学生の生活満足度調査(クォール)」の進捗報告と、
ご協力いただいた多くの大学関係者の方々へ
社員を代表致しまして、お礼をさせていただきたいと思います。

紙媒体アンケート回収数:1,758人
ウェブサイト・アンケート回収数:380人
合計:2,138人(2月13日現在)

年末年始の慌ただしい中、突然のご依頼にも関わらず、
本事業の趣旨に共感していただき、
アンケート実施を快くお引受け下さり、誠にありがとうございました。
お陰さまで、目標の2,000人を上回る回答を得ることができました。

また、1月12日オープ致しましたウェブ・サイトも、
Twitterからの拡散が奏効し、380人の解答が寄せられています。
こちらは、まだまだアンケートを回収し続けています。
大学生や大学関係者と関わりの深い方がいらっしゃれば、
是非、大学生への参加促しにご協力いただければ幸いです。
回答者から抽選で5名の方にiPad2をプレゼント致します。
https://qoul.net

尚、本事業の今後の予定ですが、3月いっぱいデータ解析及び、
報告書の作成を行い、全国の大学に発送し、
4月21日(土)は神奈川大学内でシンポジウムを開催します。
結果のご報告及び、支援策についての議論や、
有識者らの講演を予定しておりますので、
皆さま、是非、足をお運び下さい。
詳細が決まり次第、またご連絡させていただきます。

株式会社シェアするココロ
代表取締役 石井正宏

港北経済新聞にQOULが掲載されました。
http://kohoku.keizai.biz/headline/494/

「有給職業体験プログラム・バイターン」Facebookファンページ
http://www.facebook.com/byturn.project

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